【三者三葉】まんがタイムきらら 15周年について【けいおん!Shuffle】
さあ、今日も戯れ言《
この記事は2018年11月18日が初アップだ
きらら独立創刊15周年記念号
今月号の『まんがタイムきらら』は独立創刊15周年記念号だ。
記念すべき、その表紙をご覧あれ。
表紙を飾るキャラは6名である。
左上から右へ『うらら迷路帖』『けいおん!Shuffle』『ゆゆ式』。
左下から右へ『三者三葉』『スロウスタート』『あっちこっち』。
付属の1つ、クリアしおりもこの面子。
特別小冊子には、懐かしの連載陣がしばしの復活を。
今とは明らかに路線が異なっている。
萌え4コマ――なるジャンルを開拓し、確立させるまでの試行錯誤の歴史だ。
そんな中、来月号でついに『三者三葉』が完結する。
『三者三葉』完結
この扱いだから、打ち切りではないだろう。
中央は葉子様になっているね。
このロングラン作品が幕を閉じる。当然ながら部数減少は必至だ。
『けいおん!』を復活させたのは『三者三葉』の完結もあったのだろう。
◆合わせて読みたい◆
これからの「きらら」について
今のきらら本誌だが、月刊誌なのにゲストが多すぎだ。
3巻を超えて生き残った『こはる日和。』が毎月連載に復帰したが、『にーにといっしょ!』は何時になったら復帰するのか不明である。
今のきらら本誌は、とにかく層が薄い。
新顔の中で人気だった『にーにといっしょ!』は下手をすると、このままフェードアウト(編集とのトラブルらしい)だし、その他で掲載順から察するに、人気があるのが『佐藤さんはPJK』と『奥様は新妻ちゃん』である。
両者ともに画力は高い。
画力はね。
4コマ漫画として読み比べると、『けいおん!Shuffle』がちゃんとレベルが高いのが分かってしまう、そんな出来だ。
それでも、まだ読める方で、だから読んではいる。
『けいおん!Shuffle』は別格として、PJKと新妻ちゃんが人気上位って――
色々とヤバいでしょ、今のきらら本誌。
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つい色々と心配してしまう
理想は、新世代の戦力が次々と台頭して、『三者三葉』はもうお役御免でお疲れ様でした――の筈だ。それがこのザマである。敗者には厳しいきらら界にあって、最終回に表紙&巻頭カラーで最後の一稼ぎだ。台所事情が苦しすぎ。
湖西晶の新連載もダメっぽい。今一だ。
この人、メッセージ性とかストーリー的な方面は無理だよ。描きたいのはソッチ方面なのは分かるが、明らかに向いていないと思う。
今のところ長期の中堅以上を期待できるのが『がんくつ荘~』くらいか。
こうして記事にしているからには、 『三者三葉』が終わっても一応は買い続ける。
単行本は完結14巻から逆に1巻に向けて買い直そう。
ぶっちゃけ『けいおん!Shuffle』がコケたら、もう買わなくなると思うので、そうなりそうならば、 『三者三葉』の続編でも連載してくれれば。
基本、シェアワールド的なチェリー作品群にあって、ベースは『三者三葉』だし。
マンネリで描くのが辛くなったのならば、娘世代にシフトすればよろしい。
葉子様と山路の娘、双葉と一芽の娘、光の娘(照は独身だろう)で、新しい三人娘で問題ないと思う。
とにかく、アホみたいなゲスト数をなんとかしよう、編集部。
今月も6だ。連載内定しているのなら、最初から連載にしてくれ。
極一部の主力長期連載&短期打ち切り作品の二極化と、中堅層が貧弱過ぎる。
このまま凋落していくのをみるのは購読者として忍びない。
20周年まで頑張っておくれ、まんがタイムきらら。