【年会費4900円(税込)】Amazonを利用するならばPrime(プライム)会員登録がお得【特典が盛り沢山】
プライム会員とは?
ネット通販における世界最大手――ご存じAmazonであるが、その会員登録(アカウントID)には、2種類が存在している。
無料で登録可能な一般会員と、会費(月額か年額)を支払ってのプライム会員だ。
当然ながら、有料な分だけプライム会員の方が手厚いサービスが受けられる。プライム会員による会費(固定費)がAmazonの経営の一部を支えているのだから道理だ。
会費は2種類(特典は同じ)
月額ならば500円
年額では4,900円
いずれも税込み価格である。端数がないので分かり易い。
これを高いと感じるのならば、Amazonをあまり利用しない人だと思う。年額払いならば月額払いよりも一月当たり約90円割安になる。90円の差額よりも毎月入金するのが面倒だから年額払いにするべきだろう。仮に自動で引き落としにしてもだ。
ちなみに30日間の無料体験ができる。
なお「学校の学籍番号」「学生用メールアドレス」「学生証の写し」のいずれかが必要になるが、学生プラン(Prime Stundet)であると、お安い学生割引価格にてプライム特典をゲットできる。通常より安いからといって、くれぐれも身分詐称して不正利用しない様に。
月額で250円
年額2,450円
共に税込みである。このプランだと月額と年額の差額は約50円だ。
一般会員におけるデメリット
ズバリ、送料だ。
上のマークが付いている商品は「Amazonが配送している」のならば、プライム会員だと送料無料。しかし無料の一般会員だと、以下の表通りに送料がかかる。
金額は全て税込価格
一般(無料)会員 | プライム会員 | |
通 常 配 送 | 400円(注1 | 無料 |
お 急 ぎ 便 | 500円 | 無料 |
当日お急ぎ便 | 600円 | 無料 |
お届け日時指定便 | 500円 | 無料 |
特別取扱商品 | +取扱手数料 |
基本無料 |
注1)購入金額2000円(税込)未満の場合
注2)配送オプションやサービスが通常の商品と異なる場合は、Amazonプライム会員であっても手数料が発生
配送料やお急ぎ便、日時指定便が無料になるのは「Amazonから配送される商品のみ」です。「Amazon以外から配送の商品」はプライム会員でも送料がかかります。
上の表でも分かる通り、お急ぎ便だったり日時指定すると、その度に「送料がかかってしまう」のだ。お急ぎ便だと送料500円――プライム会員の月額と同じである。
逆に言ってしまうと、送料に関してはプライム会員が得というよりも、Amazonを日時指定で利用するのならば、無料会員だと損をするというわけだ。
日時指定や当日配達なしで、常に2000円以上の買い物をする、という方ならば無料会員でも損はしないが、おそらくそんな奇特な人はかなり少ないだろう。
また「特別取扱商品」とは配送時に特別な取り扱いを要する商品(サイズの大きな商品や重量の重い商品など)を指し、日常品では箱詰めのペットボトル飲料などが挙げられる。
有料会員ならではの特典
送料関係のみが特典ではない。
最初にメインとなる3大特典を――
PRIME・VIDEO
Amazonプライムで最も有名なサービスがこれだ。
映画やドラマ、アニメを追加料金なしで対象作が見放題になる。通常の動画配信サービスの定額と考えても月500円(税込)は最安値の部類だ。日常的に利用するのならば、送料無料とか関係なしにこれだけで元が取れる。
現在のラインナップはこんな画面にて確認できる。
新作映画(特に邦画)とか深夜アニメの本数を考えると、純粋な動画配信サービスには劣るものの、特典サービスの一環と考えると驚異的なコストパフォーマンスだ。
ちなみにアニメ特化ブログを運営している筆者は『Amazonプライムビデオ+dアニメストア』という組み合わせでアニメを視聴している。2サービスでも月額合計900円程度で、1000円以下だ。これで「Netflix独占配信やガンダム系」以外のアニメはほぼ全てが網羅できる。深夜アニメ好きは以下の記事を参照、必読だ。
また、プライム・ビデオでしか視聴できないプライムオリジナル作品も。
有名なのが『仮面ライダーアマゾンズ』だ。
これらAmazonプライムの作品を無料会員が視聴する際は、視聴期限つきで1作品数百円の料金が発生してしまう。視聴期限が無限ならば「必要な作品だけ」数百円で買い取るのもありだと思うが、月額500円のみで無期限視聴の方が「お得」なのは言うまでもない。
👇プライム・ビデオの申し込みはこちら
PRIME・MUSIC
200万曲を超える音楽――洋楽、邦楽、ポップ、ロック、ジャズ、クラシック等が追加料金なしで、いつでも聴き放題に。ジャンル問わない多数の曲がプライム会員を待っている。
しかも4500万曲以上が聴き放題のサービス『Music Unlimited』に、月額780円でバージョンアップできる。無料会員だと980円なので200円も割安に。
そして『PRIME・RADIO』も利用可能に。
この機能はAmazonが提供するラジオ番組ではなく、『プライムミュージック』に登録されている200万以上の楽曲の中から、24時間無制限で好きなジャンルの曲を聴き続けることができる音楽配信サービスである。作業中やリラックス時のBGMにピッタリだ。
PRIME・READING
このサービスに登録されている電子書籍が、いつでも好きなだけ読み放題に。
ジャンルは小説からマンガ、雑誌、ビジネス書と多岐に渡る。ただしAmazonで有名な『Kindle Unlimited』ほど蔵書は充実していない。それは『Kindle Unlimited(月額980円)』の存在を考えれば当然といえる。
で、プライム会員ならば――
- 各種『Kindle』が4000円引き
- 『Fireタブレット』でも同様の値引き
- Kindle本が毎月1冊、無料で読める
※)『Kindleオーナーライブラリー』から
裏技的な方法であるが、Kindleを4000円引きで購入する為にAmazonプライムの無料体験に申し込む(購入後に解約)というのも可能だ。
その他(anothers)
他にも様々な特典が!
主なサービスを挙げていく。
プライム会員限定品・セール
有名なプライム・デー(プライム会員限定セール)の事である。年に1回7月開催のお祭り騒ぎ的な、超お買い得品が目白押し。
プライム会員先行タイムセール
Amazonでは数時間限定(最大で8時間)で、毎日タイムセールが行われているが、プライム会員はこれに時間的なイニシアチブ(30分早い参加権)がある。
商品が最短2時間で届くプライムナウ
対象地域は限られているが、対象内ならば最短2時間で注文した商品が届けられる。「すぐ必要なのに近くに売ってない!」という万が一の事態には有効かも。
最大5GのAmazon Drive
ファイルをバックアップする為のクラウドストレージが、最大で5Gまで使用可能に。
プライム会員向けフォトストレージ
スマートフォンやPC、タブレットなどのデバイスから全ての写真とビデオを保存可能なストレージサービス。
Twitch Primeとの無料連携
上記の『Twitch』とは、ビデオゲームのライブストリーミングを中心とした、ライブソーシャルビデオプラットフォーム・サービスの名称。プライム会員はこれと連携し、毎月の無料ゲーム、Twitch Channelの購読が可能に。
Amazonファミリー特典
小さい子供がいる会員向けのサービスで、オムツ・お尻拭きが15%オフになったり、amazonファミリー限定でベビー用品のセールも15%オフに。また、新規に登録するとベビー用品に使えるクーポン3000円分がもらえる。
プライム・ワードローブで試着可能
服やシューズ、バッグ、腕時計などを3〜8点まとめて取りよせて、実物を試着できるサービス。送料はもちろん返送料もゼロ。これにより通販の弱点をカバーできる。
生鮮食品がAmazonフレッシュで買える
野菜や食料品、日用品(キッチン用品、文房具、オムツ)などを届けてくれるプライム会員限定のサービス。温度管理も厳重に行われている。
ポイントが貯まるAmazonチャージ
ギフト券の残高に現金チャージする度に、最大で2.5ポイントが貯まる。
プライム会員になるべき?
送料だけ考えても月1以上の頻度でAmazonを利用して通販する人ならば、コストパフォーマンス的に損はあり得ないレベルのサービスだと、自信をもって断言できる。
思い付くデメリットはサービスが充実し過ぎていて、普通の人だと時間的に全ての特典を追いきれない点くらいか。
※)上は筆者の『Amazonプライム』ホーム画面
まずは30日間、無料体験を
百聞は一見にしかず、ここまで読んだ方は実際にテストして良し悪しを判断すべき。もしも合わなければ解約すれば良いだけの話だ。面倒はなにもない。
解約はわかりやすくカンタン
無料体験期間が終わると、自動で有料プランに移行される。有料プランを利用するつもりがなければ、以下の手順で解約手続きを。
- 会員情報ページの[アカウントサービス]をクリック
- [Amazonプライム会員登録をキャンセル]をクリック
- [Amazonプライム会員情報を変更する]をクリック
- [会員資格を終了する]をクリック
- [20xx/xx/xxに終了する]をクリック
ちなみにプライム会員に移行後でも「会員特典を1度も利用していなかった場合」は、返金が可能となる。確かに契約しても会員特典を1度も利用していないのならば、有料のプライム会員である必要性はないだろう。