僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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【女神のカフェテラス】戯れ言――隼の結婚相手について考察してみる【桜花/秋水/流星/白菊/紅葉】

【女神のカフェテラス】隼の結婚相手について考察してみる【桜花/秋水/流星/白菊/紅葉】

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さあ、今日も戯れ言 記事 ゴト を始めますからね

 

この記事は2025年3月15日が初アップだ

引用元――女神のカフェテラス(作者:瀬尾公治)より抜粋】

原作203話の情報で考察

白菊がクズ過ぎる。まあ、汚れ役を買ったギャグだけど。

隼が白菊に対して「思い出の1発」に了承しかけるのだが、逆に言ってしまえば「同情で抱く」って事は「改めて好きな女は白菊ではない」という証左でもある。あと、やっぱり風呂場突入の現場には、意図して秋水を外していた。

理由は簡単。

隼視点で考えれば分かるが、あの場面に秋水がいてしまうと「秋水に言い訳する」という言動が隼のマストになってしまうから。結婚式での約束もそうだが、とにかく重要な場面では秋水の隔離を徹底している。

しかし、まあ、今は親の意向に逆らっている白菊であるが、最終的には海外へ料理修行という路線になると思う。ってか、現時点だと普通に親不孝者だよなぁ。

原作202話の情報で考察

謎は解けた。195話の。

空手着の秋水を目にして「あれ? この人って(お母さんじゃん)」という、未来の娘のリアクション。未来の秋水は「なにをしているんだ?」と疑問に思っていたけれど、正義の味方ゴッコは卒業して(してないかもしれないが)、幼稚園で小さい子供たちの面倒を見ているのね。競技空手で企業プロになってオリンピック路線とかはないと思っていたし。

 

母親が「女優だったり」「喫茶店で料理を作っていたり」「デザイナーだったり」「バンドマンだったり」、なんなら「昔は競技空手の有名選手だった」でも、未来の娘が母親の若き日と現在に対して見せた反応としては、あまりに不自然だった。

未来では、秋水は喫茶店の手伝いはしているかもしれないが、幼稚園で働いているというわけだ。それなら娘の言動は辻褄が合う。

 

隼はおそらくあの時点では「子供たちの対応をするヒロイン達に、未来の母親姿」なんて見ていなかっただろうし、子供を欲しがっている恵里に話を合わせただけと思われるが、秋水回で「新しい家族」という話をもってくるのは、かなりストレートだ。なにしろ隼も、恵里と同じく近親者での血縁はゼロだから。そして秋水も遠からず唯一の肉親である祖母を寿命で失うだろうし、ギャグ回なのに、しっかりと将来を入れてきた。

 

明白な夢がある他の4人とは違い、休みの日は幼稚園で子供の相手をしている秋水は、確かに祖母と同じような道を歩むのだろうな、と納得の話だ。真面目な話にすると「重過ぎる」ので、とことんギャグに振り切った塩梅も良かった。

原作201話の情報で考察

おいおいって感じの秋水のやらかし。

轢き逃げはあかんよ、桜花が相手とはいえ。

で、桜花に説教される秋水を見て、「いつかこれも思い出になる」という所感を抱く隼。まあ、隼の中では「秋水以外の4人は店を巣立たせる(逆に秋水は手放さない)」って、既に心の中で決めていると思われる。

原作195話の情報で考察

この描写で秋水でなければビックリだ。

「始まりの物語」的な過去パートに、生霊と思われる「未来の娘」が登場。

隼と父と呼び、隼の祖母を「ひいばあちゃん」と呼んでいたので間違いない。で、おばあちゃん(婆ちゃんとのダブルミーニングと思われる)と呼び直しているから、未来世界では母方の祖母は亡くなっているのだろう。そりゃ母親は秋水だし。秋水の両親は鬼籍である。ついでに言えば、母方の曾祖母も存命している可能性は低い。

 

長髪の白菊が登場⇒お母さんだ、というリアクションなし

黒髪の紅葉が登場⇒お母さんだ、というリアクションなし

 

この2名は完全に脱落。流石に確定だろう。

 

カラフルな髪でヘンテコなサングラスの桜花と空手着の秋水が登場、というか不毛に言い合っていた⇒あれ? この人って(若い頃のお母さんじゃ)というリアクション

 

最後に黒髪の流星が登場⇒既に「お母さんだ」リアクションは終わっている

 

まあ、95%の確率で秋水だろう

そもそも特徴的な格好で現れた桜花が母親だったのならば、もっと早くに未来の娘は気が付かなければおかしい。ってか、桜花と秋水のやり取りで目立っていたのは桜花の方で、後から未来の娘が「あれっ?」ってなるのは、印象が薄い方に対してが自然だ。

一応、桜花の可能性も5%ほど残されているが、ほぼほぼ秋水で確定と断言する。

 

原作188話時点での情報で考察

第1の脱落者は――桜花

未来パートで「中学生の娘」を登場させてしまった。

で、その娘は隼の祖母に外見は似ている。そして、学力(頭脳)は残念なことに父親からの遺伝ではなく、母親からの遺伝が強いと思われる。公立中学の定期試験ですら隼が家庭教師をしなければ赤点という「おバカさん」だ。

 

桜花の家系は東大家系。

 

東大頭脳の父親(隼)と東大家系の母親(桜花)から、アホの子が生まれる可能性は極めて低い。というか、この時点で桜花が勝ちヒロイン候補として残っているのならば、わざわざ「娘はアホの子」という描写は入れないだろう。

娘がアホの子と明示された時点で、桜花は脱落である。

第2の脱落者は――紅葉

恵里姉の結婚式の後にて、紅葉は桜花・流星・白菊に「もしも隼に選ばれなくても、家族として選ばれた人を祝おう」と約束を持ち掛けた。

その約束に対して、桜花と流星は同意し、白菊がギャグ的なオチを付けてその回は終わるのだが、この約束をして「当の紅葉が隼に選ばれて、他の3人から祝福されたら欠片も笑えないオチ」になってしまう

仮に紅葉が勝ちヒロインならば、この約束は(すでに脱落が確定の)桜花にでも持ち掛けさせる。わざわざ紅葉に約束を持ち掛けさせた時点で、紅葉は脱落である。

 

残る3人の内、誰が結婚相手か

結論から述べると「秋水の可能性が極めて高い」となる。

まあ、娘の頭脳がポンコツな時点で、ね。流星と白菊の両名も「地頭が凄く残念」な可能性も残っているがFラン大学生よりはマシっぽい。秋水の頭脳(学力)は真っ当に大学受験をした場合、Fランしか合格できないレベルと推察もなにも、中学レベルの漢字すら怪しげ。

 

秋水の特徴としては――

・アホの子(学力も低いと手紙の漢字で明示)

・ギャグキャラ

・唯一、隼よりも年下のヒロイン(零は除く)

・美人かつスタイル抜群=ルックス最強

・しゃべると色々と台無し

・スーパーサイヤ人(世界最強)が夢

 

身長167センチ(隼は178センチ)で、B88/W59/H92

ぶっちゃけ、ルックス(見た目)で選ぶのならば、秋水だろう。

 

――という、隼の名誉を傷つける記述はさて置き。

 

秋水を除く4人は隼に告白済みで、秋水以外を選んだ場合「隼の方から告白」というイベントが発生し得ない状況だ。

隼は相手の気持ちを受け入れて、選ぶ――になってしまう。

そもそも「秋水から告白されていない」ので、隼は秋水を振り様がない。じゃあ、秋水以外を選んだ場合、秋水の扱いはどうするんだよ? となる。現在進行形の旅行にて、家族としてずっと一緒にいるつもりと、秋水に宣言させてしまっているし。

他の4人とは違い、秋水は隼と同じく「両親を事故で亡くして」おり最後の身内が祖母のみである。その祖母は今は施設に入っており、未来パートでは亡くなっているだろう。恵里姉とか、祖母繋がりの身内的な人達はいるが。

 

隼から選ばれなかったヒロインは、自身の夢に向かってファミリアを巣立っている――と、未来パートで明示されてしまっているのだ。

 

しかし秋水の夢は「スーパーサイヤ人」「世界最強になって街の平和を守る」とか、そんなノリである。競技空手も「スポーツ推薦で大学に通う手段」に近い。インターハイ決勝で波動拳ポーズをとって負ける女だ。そして負けた事ではなく波動拳が出なかった事について悩む女だ。高校卒業後、10年もフリーターを続けた恵里の妹分だけはある。大学卒業後も競技空手を続けるとは考えにくく、恵里と同じくフリーター一直線であろう。企業所属プロとして空手でオリンピック目指すとか、個人スポンサーを集めて競技空手を続けるとか、プロ格闘家としてMMAに参戦とか、そういった可能性は欠片も描写されていない。

 

未来パートにて巣立った4人はファミリアに頻繁に顔を出している様子はなく、秋水が選ばれなかったとしても性格的に疎遠にはならない筈。その観点からすると、オーナーシェフをやっているであろう白菊も疎遠になるのかな、とも思うが。

そもそも最新188話にて、誰が隼に選ばれても「夢を諦めて隼のワガママ(ファミリア)に付き合う」ではなく、夢とファミリアを両立させる筈だ、と零に言わせている。つまり、デザイナーの桜花・女優の流星・アーティストの紅葉が母親だった場合、未来パートでの会話は不自然になってしまう。売れないデザイナー、売れない女優、売れないバンドマンというオチも考えにくいので、隼の娘にとっては自慢の母親の筈だ。

だから秋水以外の大穴ならば白菊かな。

 

それから最後の旅行でのゲーム。

「好きな人は?」のカードを引いてしまった隼は、慌てて誤魔化す。「秋水、お茶を入れてくれ」と。そんでもって行きの電車の中で、秋水以外の4人に「今のファミリアと今の自分があるのは」それぞれ4人が力になってくれたから、と心の中で感謝した。

秋水だってファミリアの為に(ふざけ倒しているが)頑張っている。しかし秋水に対してだけ「こいつは、いっか」的にスルーだ。要は「お別れする気」がないって事だ。

 

隼への夜這いとか、真面目なアタックとか、そういった方面の描写は5人の中で秋水だけは徹底して避けられている。「とりあえず、おっぱい揉んどく?」は傑作であったが。

未来の娘が「いつから母の事を好きになったのか」と隼に訊いていたが、さて、どの時点で隼は「勝ちヒロイン」を好きになっているのだろう。

現時点では、もう秋水に惚れている感じだ。他の4人からの気持ち(告白)との天秤がなければ、秋水からの好意が家族愛だと思っている、というフィルターで「答えを出す」のを引き延ばしている。隼視点だと、他の4人を振って、かつ自分が秋水に振られたら気まずいにも程があるし、その最悪のルートを辿るくらいならば「4人の中から誰か1人を選ぶ」方がベターな未来でもある。

 

零と2人だけの混浴で「自分のワガママよりも、それぞれの夢を大切にして欲しい」という耳障りの良い「美談的な」逃げ道を、隼は塞がれた。

 

隼の視点に立って考えよう。

すでに秋水に惚れてしまっているが、他の4人とは違い「両想い」の確証はない。したがって「勇気をもって秋水に告白しなければならない」のだ。で、その前にやらなければならない事がある。秋水に振られたら4人の中から改めて選ぶ、ではなく「お前達より秋水が好きだ」とケジメをつけなければならないのだ。「夢を選んで欲しい」という逃げ道は零によって否定されているのだから。

 

だから想定される流れとしては――

①4人に対してケジメをつける

②秋水に告白する

③隼と秋水の結婚式にて、

  4人が家族として祝う

 

シンプルに、これだけだと予想する。

 

引用元――女神のカフェテラス(作者:瀬尾公治)より抜粋】

 

ってか、秋水がマケインだったら、他の4人と同じく「とっくに隼に告白させている」だろう。選ばれなくても家族として祝う、という約束の輪にも入れている(意図的に秋水だけ外している)。その約束をしていないのに、約束した3人と一緒に秋水が家族として隼と結婚相手を祝うという構図は、マヌケにも程があるし。

 

恵里姉の結婚式に秋水以外の4人が参列した時点で、後日談の有無はともかく、エンディングは隼と秋水の結婚式にて家族の皆が祝福――一択だと思う。

いや、整合性を無視した大どんでん返しがあるかもしれないけどね

 

 

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