僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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【モンスター】戯れ言――井上尚弥がバトラーを11回TKO、日本史上初の世界4団体統一王座【バンタム級】

【モンスター】井上尚弥がバトラーを11回TKO、日本史上初の世界4団体統一王座【バンタム級】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

悲願の4団体統一を達成

“モンスター”井上尚弥のキャリア(世界的な評価)にとって、最高潮(クライマックス)となる1日だったのかもしれない。次戦から「未知の領域」となるSバンタム級への挑戦。この階級でも4団体統一を果たせられれば、この日を超える感動となるだろうが、それはまだ夢想に留めておく段階だ。今はただ、アジアで初の4団体統一という夢の成就を、本人および関係者そしてファンは噛み締める時間だと思う。

 

12月13日

会場:有明アリーナ

4団体統一世界バンタム級タイトルマッチ

TKO11回1分09秒

 勝利 3団体統一王者

    井上尚弥(29=大橋)

    戦績:24勝(21KO)無敗

      VS

 敗北 WBO王者

    ポール・バトラー(34=英)

    戦績:34勝(15KO)3敗

 ※)井上はWBAはV8、IBFはV6、WBCはV1

 

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勝負論はなかった

◆合わせて読みたい◆

 

減量は失敗したっぽかった。

dTVがシステムトラブルの関係で、アプリをインストールするだけでトップページから誰でも無料で視聴可能状態になり、僕も慌ててインストールした。

体重が戻っていないなぁ、という印象。

水抜きをやらないと、どうしても体重を減らす過程で筋肉が分解されてしまう。体重超過のリスクが低い範囲で水抜きを取り入れるべきだと思う。

 

コンディション不良とはいえ、井上とバトラーの実力差は明白というか、ミスマッチレベルであり過ぎた。それは1ラウンドからだった。バトラーはガードを固めて堅実に戦ったが、手数を出せずに人間サンドバック状態。

メリハリに欠けたワンサイドゲームが淡々と10回まで進んでいく。

守勢の印象が強いバトラーに対し「金返せ」というヤジも目立つ。

で、11回にギアを上げた井上が、バトラーのガードを破壊して強引にねじ伏せてフィニッシュという幕切れだった。

WBO王座を持っているから仕方なくやった――に過ぎず、勝負論のない試合であった。この亀ガードの相手をKOは驚きだが、逆に言えば亀ガードするしかない相手と試合せざるを得ないという事なのだから。

バンタム級最後の相手がカシメロだったら、比較にならないくらい盛り上がったんだろうなぁ、と残念に思えてならない。

Sバンタム級に進出するわけだが

減量苦からは解放される。

間違いなくパワーは上昇する。

懸念はフレーム差と射程距離の違いだ。

それからバンタム級とは違い、この階級は実力者・役者が揃っている。ぶっちゃけ、今のドネアよりはSバンタムの亀田和毅の方が強いし。WBC・WBO統一王者のフルトンは減量苦からフェザーに上げる可能性が高い(というか次戦がWBC暫定戦)。そういえばナバレッテはSフェザーまでいってしまった。WBA・IBF統一王者のアフダマリエフは拳の怪我で試合できない&指名試合が渋滞している。この両者とは対戦は先になるのでは?

 

よって流れを予想すると――

WBOから決定戦のオーダー:相手はおそらくカシメロ

WBCは不透明(フルトン次第)あるいはネリと決定戦?

WBAからは暫定王座戦のオーダー:相手はおそらく亀田和毅

IBFはエリミネーターのオーダー:相手はわからない

 

OかAを選ぶ道筋か。

MJはIBFかWBAのどちらかを返上もしくは剥奪の流れになっている。指名試合の融通を利かせてくれないIBFは、井上としても可能な限り後回しにしたいだろう。

フルトンが返上するであろうWBO王座の決定戦を、1位の井上、(その時には)2位のカシメロでやる可能が最も高いと見た。

Sバンタムは勝負論のある強い相手ばかりだから、これからのモンスターが楽しみだ。

 

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