【カツゲン】本州(内地)人がイメージする北海道への偏見について【やきそば弁当】
さあ、今日も戯れ言《
この記事は2019年3月28日が初アップだ
ノースバーバリアン(北海道民)というパワーワード
先日、はてなブログにて、こんなオモシロ記事を発見した。
愉快な記事なので、是非とも読んでみて欲しい。実にいい味を出している。
思わず僕は何度も読み返した。
そんでもって、触発されたので、この記事を書いてみようと思ったのだ。
ちなみに僕は道産子――北海道生まれである。
まあ、もう長らく実家(北海道)には帰っていないのだが。
メンタルは関東人のそれに染まっているだろう。
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で、件の記事にいこうか。
のっけから『カツゲン』について述べている。
カツゲンを知っているか?
カツゲンとはその名のとおり「勝つ源」。われわれ北の古の民(ノースバーバリアン)は戦の前には必ずカツゲンを飲み力を吸収することでそのすべての戦いに「勝って」北。
懐かしいな『カツゲン』。
この記事を読んで思い出した。そんな飲み物もあったなぁ、と。
そして現役バリバリの様で嬉しく思う。
一見「ヤクルトのパチモン」にしか見えないが、その中身はまったくもって別物。ヤクルトが老若男女誰にでも飲みやすい「優しさ」を追求した乳酸菌飲料ならば、カツゲンは「強さ」を追求した「エナジデッド・バクテリア・ドリンク」。
ヤクルトっていうか、この系統(紙パック入り)の乳酸菌飲料の王者は『ピルクル』であろう。
次いで『森永マミー』だ。 ぶっちゃけ『マミー』は甘過ぎるので、僕はあまり好きではない。しかし、どのスーパーでもよく安売りしているので、同僚には『マミー』派が多いのは事実として受け止めている。ちなみに僕は『ピルクル』派だ。
一方、『カルピス』や『ヨーグルト』系統は、ちょっと別路線だと思う。乳酸菌というと、こっちを想起する人の方が多そうだが。
豆知識であるが『ヨーグルッペ』は北海道産だが、九州でメジャーな飲み物である。それから『カルピス 北海道』はギフト用の高級品だ。
北海道にいた頃、僕は『カツゲン』を飲んでいた。
前途した『ピルクル』と『マミー』が見つからなかった場合に。
ローカル限定品なのだが、哀しいくらいに全国メジャー品のパチモン味がする。
それを誇らしく思う程に僕の魂(メンタル)は道産子ではなかったのだろう。不味いどころか、美味いといえば美味いのだが、別に進んで『カツゲン』を飲みたいと思った事は、ただの1度だってなかったなぁ。
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ローカル限定品なのに全国的メジャーといえば、例のアレだ。
そう、『白い恋人』である。
白い恋人
あの『鳩サブレ』と比肩する程に土産物としての地位を確立している。
北海道からのお土産といえば、コレが定番だ。ハワイやグァムからのお土産が、チョコレート(ナッツ入り)の詰め合わせであるのと同じで。沖縄からのお土産がサーターアンダギーなのと同じで。
サーターアンダギーは好きであるが、グァムやハワイの土産チョコは勘弁して欲しい。
北海道民のソウルフード
僕は北海道土産=『白い恋人』や『ジンギスカン』という図式には、ちょいとばかり違和感を覚えている。異議を唱えたい。
北海道が北海道である故のソウルフードは別にあるからだ。
僕が大学を卒業して内地(本州)に行って、愕然とした出来事がある。
その衝撃は今でも忘れられない。
何だ!? 『ペヤング』って?
※)たぶん今では全国販売している。
お、お、おお、おい。
なぜ『やきそば弁当』がスーパーやコンビニにないのだ?
◆合わせて読みたい◆
待て待て、そういえば大学で内地(本州)から来た連中が「なんだよ『やきそば弁当』って(笑」とか、入学当初いっていた様な――
これが文化、土壌の違いか。
生まれて初めてGを見た時よりもショックだった。
パチモンというよりも一卵性双生児みたいな、この2製品。
実は製造元が違う。『ペヤング』はまるか食品であり、『やきそば弁当』は『ラ王』や『マルちゃん』でお馴染みの東洋水産だ。意外でしょう?
メーカーや味の違いよりも、『ペヤング』と『やきそば弁当』を隔ててる壁は、『やきそば弁当』のみに付いている中華スープ(の元)だと思う。あくまで個人的に。棄て湯で溶かすのだが、どう考えても健康に悪そうだ。もっとも健康を考えたら、即席油揚げ麺そのものがアウトであるが。
名古屋名物、きしめんが割と全国のスーパーで手に入る(うどんより割高が多い)が、真の北海道名物『やきそば弁当』は、内地(本州)のスーパーでは売っていない。
前途の通り、『ペヤング』+即席中華スープで完璧に代替できるが。
そんな僕も今ではすっかり『ペヤング』に馴染んでしまっている。割と『日清焼そばU.F.O.』も食べているけれど。
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そして『サッポロクラシック』についても書かれていた。
引用しよう。
サッポロクラシック
北の古の民(ノースバーバリアン)が戦に勝利したあと宴で必ず飲んでいたのがこのサッポロクラシックだと言われている。肉・魚・野菜…北の大地が生み出したそのすべての食材に合うように緻密に計算し製造されたまさに「はじまりのビール(ビギニング・ビール)」。クリーミーなコクと切り裂くようなキレを両立させビール独特の苦味や雑味を極限まで抑えた冗談でもなんでもなく「水のみたいに飲める」凶水。
そういえば、そんなビールもあったなぁ、と懐かしむ。
僕はビールソムリエではない。
なんかの記事で読んだ記憶があるのだが、よほどの味利きでない限り、各メーカーおよび各ブランドのビールの味の違いを認識するのは、割と難しいとの事。特にアルコールが回ってしまっている味覚では。大半の者にとって、ビールの味の違い=缶や瓶のラベルの違いに近いという。随分と身も蓋もない話である。
僕がビールを選ぶ基準は、今では「糖質ゼロ、プリン体ゼロ」だけど。
ほら、やっぱり糖尿病と通風は怖いから。
件の記事の最後に、北海道への偏見について書かれていた。
おもしろおかしく書かれていたので、僕が真面目に翻訳しよう。
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偏見:北海道人全員がウインタースポーツできる
北海道の人間全員がウインタースポーツできるわけじゃねぇんだと。スケートできる奴とスキーできる奴で分かれるんだと。
これについては半分正解で半分間違いだ。
北海道の学校だとウィンタースポーツの授業は確かに存在する。だいたいスキーだろう。スピードスケートは少数派か選択制だ。それからジャンプはやらない。積雪地域である南北海道を基準にしている。札幌があるのは南北海道だ。豪雪地帯ではない(その代わり、南北海道より寒い)北北海道はスケートの割合が増えるかも。
だから北海道人でも大半はスケートはできないし、ジャンプもできない。
スキーの腕前については――
内地の人:ウェーデルンできる⇒超上手い。
北海道民:ウェーデルンできる⇒できて普通で、どのレベルか。
内地の人:パラレルターンできる⇒上手い。
北海道民:パラレルターンしかできない⇒下手くそ。
割とマジで、こんな認識である。
そりゃ、小さい頃から授業でやっているんだから当然といえば当然だ。
偏見:北海道人は寒さに強い
北海道の人間は別に寒さに強いわけじゃなくて建物があったかいだけなんだと。
これは本当にその通り。
寒さに強いどころか、内地の人より寒さには弱い人が大半だ。
建物の防寒もそうだが、冬は防寒着でガッチリとガードするので。
偏見:北海道は居住費が安い
家賃とか土地代安いとか思われがちだけど暖房費灯油代が狂ってるから実質トントンなんだと。
エアコンの暖房でどうにかなる寒さじゃないからね。
冬になると一軒家だと200リットルのタンク満タンに買い込む必要がある。
それから庭の冬囲いも大変だ。春のアイスバーン割りも。
実家で飼っていたプードルとチワワも、冬場のトイレ(基本的に外)は、速攻で玄関にとんぼ返りしてきた。冬の寒さを経験した北海道の室内犬は、外(屋外)で生きていけないのを知っているから、飼い主から脱走とか微塵も考えない。庭の犬小屋で飼われている大型犬は冬の寒さにも耐えるけれど。
偏見:札幌ドームは日ハム頼り
ライブで札幌ドーム埋めるってめちゃくちゃムズいんだと。
そうらしい。
だから日ハムに逃げられた札幌ドームはヤバいとの事。
偏見:北海道人は米にバター醤油をかける
米にバターと醤油かけて食わねぇと。それやってんの一部の狂人だけだと。
僕も実際には見た記憶がない。
バター醤油味はポテトチップスのみであろう。
ふかしたジャガイモにバター醤油はありだと思うが、僕は1個で飽きる。
偏見:北海道人は「そだねー」という
「そだねー」とか別に使わねぇんだと。むしろ他県よりはっきり「そうだね」って言うぞと。
果たして北海道弁なるものは存在しているのだろうか?
イントネーションは完全に標準語そのものだ。地方独特の言葉となると、内地(本州)と「しばれる=寒い」しか思い付かない。なんとたったの2つである。
偏見:北海道の時給について
最低時給835円なんだと。ちょっと前まで810円だったんだと。それなのに街で若い奴が1500円に上げろとかデモやってんだと。さすがにいきなり1.8倍上げろっていうのは無謀だろと。最初にムチャクチャな要求することで簡単な要求を通りやすくする心理術「ドア・イン・ザ・フェイス」やってんじゃねぇと。
まあ、仕事が潤沢にあって賃金水準が高ければ、僕だって大学卒業しても札幌に就職していたし。だけど本当に安いなぁ(苦笑
偏見:田中義剛の魂は北海道人
田中義剛は北海道の人間じゃねぇんだと。田中義剛は北海道の人間じゃねぇんだと。田中義剛は北海道の人間じゃねぇんだと。
これにはワロタwwwwww
彼は北海道で酪農やっているイメージ強いが、青森人である。
やっぱり現役の道産子は、彼が嫌いなのだと改めて思った。