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【覇権アニメ】戯れ言――戦姫絶唱シンフォギアについて【名曲揃い】

【覇権アニメ】戯れ言――戦姫絶唱シンフォギアについて【名曲揃い】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

 

今回の話題は『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズについて語りたいと思う。

 

このシンフォギア、アニメファンならば誰もが知っている程の成功(ヒット)作であり、シリーズの売り上げが第1期から第4期へと、右肩上がりに伸びているのだ。基本、シリーズ物は第1期を頂点として右肩下がりになるから、脅威的な現象である。

メインブログ『アニメを斬る!』でも扱っているので、まだコンテンツの詳細を知らないというアニメファンは、是非とも触れて欲しい。

 

 

www.animewokill.com

 

 

また、この作品のヒットはアニメ本編単体のみならず、主題歌、ED歌、劇中挿入歌、キャラソン等、CDやグッズ関連の売り上げも目を見張る結果を出している。

まあ、企画的に「CDを売るため」ともいえるアニメでもあった。

面子が凄い。水樹奈々を筆頭に、高垣彩陽、(1期のみだが)高山みなみ、日笠陽子、悠木碧(主演なのにこの位置で失礼!)、ナンジョルノこと南條愛乃、茅野愛衣、井口裕香、他にも一流どころが多数……

 

なにしろ原作が音楽プロデューサーの上松範康氏であり、氏が金子彰史氏にアニメ原作(脚本およびシリーズ構成)を発注しているのだ。故のW原作となる。

 

そして、音楽(歌)ありきのこの企画――出演声優による『シンフォギアライブ』が開かれており、これがまた大成功を収めている。そのプラチナチケットを入手する為に、適合者と称されるコアなファンが円盤を複数買いする行為には、是非があるのだが。

シンフォギアに限らず、こういった『イベチケ商法』とそれに従う『複数買い』に関して賛否がでるのは仕方が無いが、今日日、映像だけでは円盤は売れないので、版元としても必死に販売努力(付加価値およびコレクターズアイテム化)をしているのだ。金を落とさない部外者の批判は最低であろう。

 

利用者として配信サービスの更なる発展を願い、宣伝もしておこう。

『dアニメストア』にて、シンフォギアは網羅されているので、未加入の方、どうかヨロシク。加入者が増えれば増える程、予算が上がりコンテンツが充実しますので。

 

 

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ドコモ以外も登録可能!【dアニメストア】

 

 

と、商売(セールス)的な前置きはここまでにして。

 

内容はまさに『唱う聖闘士(セイント)星矢』といったところか。

神話をモチーフにしている点も共通しているだろう。ちなみに星矢という名前、後に『射手座(サジタリアス)』の黄金聖闘士(ゴールドセイント)となる星矢に対し、実に運命的なネーミングだと感服する。

 

表向きのストーリーとしては、《聖遺物》の欠片のエネルギーに、歌を基にしたフォニックゲインというパワーソースを掛け合わせる事で変化・顕現する、鎧型武装(シンフォギア)を纏う少女達が、シンフォギア装者でなければ対抗できない『ノイズという人類の脅威』と戦っている――ということろがスタート地点となる。

 

主人公、立花響は【私立リディアン音楽院】に通学する普通の女子高生(生まれながらの原罪を背負っていない特別な存在(人)だと後に判明)で、コンサート中のノイズ襲撃事件に巻き込まれ、命を落としそうになる。その寸前、第3号シンフォギア《ガングニール》(正確にはその欠片)と融合し、一命を取り留めるのだ。

 

響に《ガングニール》を託し、絶唱という最終手段により消滅してしまった奏(完全な適合者ではなく《リンカー》を要する)の遺志を継ぎ、ノイズと戦う事を決意し、戦場に立つ響であったが、奏のパートナーであった翼(第1号シンフォギア《天羽々斬》の装者)と衝突してしまう。

 

こんな感じで、冒頭は視聴者に大雑把な世界観と設定を説明していく。

 

ただし、このシンフォギアという作品、アニメ本編を視聴しただけでは念密に練られた設定の三分の一も理解できない仕様になっている。

とにかくスピード感重視なのだ。

ウィキペディアのまとめや公式HPを見てみれば、それは瞭然だ。アニメとして視聴に不必要な部分は、潔くバッサリとカットされている。

 

小説ではないので、この設定を視聴者に十全に伝えようとすると、どうしても、いわゆる『設定厨な』冗長アニメになってしまい、物語の勢いが削がれてしまう。

だから本編を視聴⇒設定を確認⇒本編を復習、というスタイルが、コアなファン向けの前提になっていると思われる。

逆にいえば、設定やシリーズの流れを学習してから再視聴すると、細かく張り巡らされている伏線に感心してしまう。

 

そして、何より凄いのが、おそらく意図的にツッコミどころを配置して、物語に独特なノリと勢いを演出している点だ。

『これがシンフォギアだ』というフレーズがあるが、ハチャメチャなノリやツッコミどころを無くしてしまえば、必要以上に隙がなくなってしまい、こういったコアのファンの支持は得られなかったであろう。パロディネタやツッコミどころを指摘するのも、制作者側が計算した楽しみ方なのだ(きっと、たぶん)。

 

第5期であるXV(エクシヴ)を控え、第4期までの流れはこうだ。

 

第1期(無印)

超先史文明期の巫女・フィーネ(憑依体)がラスボス。

子孫であり魂を宿す櫻井了子(【シンフォギア・システム】の開発者)を器として顕現し、三種の《完全聖遺物》および雪音クリスを利用して、月の破壊を目的とした。

ノイズは《完全聖遺物》の1つ――《ソロモンの杖》により《バビロニアの宝物庫》から召喚されていたという真実が判明。

フィーネは世界の創造主《カストディアン(=アヌンナキ)》に愛を伝えたかったのだが、その為に《カストディアン》が統一言語を人類から剥奪した呪い――《バラルの呪詛》を排除したかった。統一言語の復活なしでは、想いを伝える方法が無かったのだ。そして呪詛の源を月と結論付け――極秘建造していた《カ・ディンギル(荷電粒子砲)》によって、月を破壊しようと企む。

決め手は初めて発動した限定解除――《エクスドライブ・モード》。この無印で、《ソロモンの杖》以外の他2つ《ネフシュタンの鎧》と《デュランダル》は対消滅してしまう。

第2号《イチイバル》の装者・クリスが仲間に加わり、最後は響、翼、クリスの絶唱でフィーネの《ルナアタック(月の欠片の隕石落下)》から地球を守った。

 

第2期(G)

ラスボスは《完全聖遺物》ネフィリムが暴走したネフィリム・ノヴァ。

このネフィリムを復活させよう(【フロンティア計画】の一部)と、黒幕的存在だったウェル博士が暗躍する。そしてマリア、調、切歌という3名の適合者(要《リンカー》)を従えるナスターシャ(マム)と中心とした武装組織【フィーネ】が、強奪した《ソロモンの杖》よりノイズを使役する場面から新章は幕開ける。

最初はマリアが『自分は新たなるフィーネだ』と世間に対して偽るが、後にフィーネの魂を宿していたのは調と判明する。フィーネは顕現(リンカネーション)する事なく、調の魂を救う代償として静かに消え去った。

この第2期は古代遺跡【フロンティア】と《ルナアタック》の影響が残る月の軌道を巡る戦い(争い)でもあり、後に【フロンティア事変】と呼ばれる事となる。ネフィリム・ノヴァを倒す際、《ソロモンの杖》は失われた(つまりノイズはもう出現しない)。

見所はシンフォギア対シンフォギア。

最後はマリア達3名が仲間に加わり、主人公勢は6人体制となった。6人での新たな絶唱により《エクスドライブ》を発動。全人類のフォニックゲインを纏めての奇蹟だった。

また、融合者として蝕まれていた響が、適合者へと変わった。

 

第3期(GX)

ラスボスは錬金術師・キャロル。

このキャロルは悠久を生きるホムンクルス(身体を乗り換え、記憶を継いでいく)であり、自身のスペアであったエルフナインとの比較(対比)で、物語は進んでいく。

キャロルは処刑された父、イザークの気持ち(=世界を識る)を、人々への憎しみから曲解し、世界を分解・解析して万象黙示録を完成させようとするのだった。

この第3期は適合者となった響の家庭問題(ルーツ)にもスポットが当てられる。

そしてノイズがGで退場したので、新たにアルカ・ノイズが出現する事に。

シンフォギアとは異なる鎧型武装《ファウストローブ》や自動人形《オートスコアラー》等が新たに登場する期でもあった。また、《バラルの呪詛》により阻害された統一言語の影響で、錬金術も能力の発現に歌を介す事が明示された。

キャロルがエルフナインに響達の決戦ブースター《イグナイトモジュール》を開発させる様に仕向けたのは、彼女たち装者の「呪われた旋律」を利用し、「世界を破壊する歌」を作成する為であった。ラストバトルはまさに歌VS歌となる。

見所はシンフォギア対《オートスコアラー》。

全人類分を超えるフォニックゲインを誇るキャロルの歌に圧倒される6人であったが、そのフォニックゲインを6人の絶唱によりコンバートして《エクスドライブ》を発動させてみせた。とどめは皆の力(ギアと想い)を束ねた響の拳一撃。

この一連の事件は後に【魔法少女事変(アルケミックカルト)】と呼ばれる。

 

第4期(AXZ)

ラスボスは【パヴァリア光明結社】局長・アダム。

錬金術師でもある彼の正体は《オートスコアラー》であった。アダムはもうじき光臨するであろう《カストディアン》に対抗する為に『神の力』を求めていた事が、クライマックスのラストバトルで彼の口によって語られる。

シンフォギア対サンジェルマン達3人の錬金術師がストーリーの主軸となる。

この期に登場する《ファウストローブ》は、キャロルが纏った聖遺物《ダウルダブラ》由来の物とは異なり、『賢者の石』《ラピス・フィロソフィカス》を基(パワーソース)としており、《イグナイトモジュール》すら破壊してしまう。

また、クリスの過去にも焦点が当てられた期でもあった。

『神の力』を取り込んだアダムとの最終決戦では、《イグナイトモジュール》が失われる代償として《リビルド》が新たに発現。1期から3期とは異なり《エクスドライブ》発動が決め手にはならず、最後は同志として散ったサンジェルマン達の意志をも受けた為に発動した『真・黄金錬成』によって強化された響の拳で、アダムは倒された。

ちなみに響個人のカットイン技は、このフィニッシュが初であった。

最後に、生まれながらにして原罪を背負っている人類は『神の力』を宿せない筈なのに、『神の力』を宿した響に対しての問いかけで、第5期へと続く――

 

こうして大筋を振り返ってみるだけでも、第1期から第5期まで念密・緻密に計算された上で構成されているのが分かる。

 

勢いだけ、と時に誤解されがちな当シリーズであるが、これから新規で視聴してみたいという方は、ストーリーラインと設定を学習してから観てみるといいだろう。

ネタバレで魅力が削がれる作品ではない。

というか、意表を突いた展開とかドンデン返しは皆無である。身も蓋もない話、ラスボスと展開および最後のオチは、誰でも序盤から容易に想像できてしまう。

 

そして最終章かもしれない第5期――XVを心待ちにしている適合者の方々は、XVが始まる前に、無印~AXZを復習してみては如何だろうか? 

 

平成史上で、最強のTVアニメ覇権シリーズにまで成長した、このシンフォギアという作品の魅力を再発見できるだろう。

 

 

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