僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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【なろうの闇】戯れ言――『ありふれた職業で世界最強』アニメ版の評価について【2期決定】

【なろうの闇】戯れ言――『ありふれた職業で世界最強』アニメ版の評価について【2期決定】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

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引用元――ありふれた職業で世界最強(原作:白米良/たかやKi、ありふれた製作委員会 )より抜粋】 

なろうの闇を煮詰めた作品

アンチどころか一部のファンからさえも、そう形容されている。

だが、その強烈な個性ゆえの人気ともいえ、同作者における『小説家になろう』掲載作(完結済み)――『荒廃世界のワンダーワーカー』は人気が出なかった。別にこの現象は、この作者のみではないのだが。

逆にいえば、この『ありふれ』はそれだけ作品自体が受けたという証左でもある。

で、『ありふれ』も複数存在している『なろうの最終兵器』の1つだったりする。

総合の累計ランキングは3位だ。

 

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ちなみに僕は、なろう(WEB)版およびオーバーラップ(原作)版、コミカライズ版も未読である事を、ここに断っておこう。

 

要は、アニメ版のみを視聴した上で、バイアス無しでの所感だ。

 

だから「原作版と比べて~」という視点は持ち合わせていない。

小説や漫画がTVアニメ化されると(極一部の超有名作を除き)注目度と露出度が段違いに上がる。数々のレビューや感想に目を通しても「原作から逸脱した魔改造」という評判は皆無だったので、純粋にアニメ作品として考察してみたいと思う。

アニメ版ありふれの印象

主人公のハジメちゃん

ハジメちゃん、と呼ばれているのは某金田一孫の影響だろう。今や37歳になってしまい、少年ではなくなっている上に、美雪は独身のままという。しかも新ヒロインは会社の後輩である23歳だったりと。『ありふれ』よりも闇が深そうだ。

話題が逸れた。こっちのハジメちゃんに戻す。

正義感は大してないが、それでも倫理観や分別は付いている模様だ。

境遇が境遇なだけに「建前や綺麗事」を嫌悪しており、身内(と認めた者)を例外として「利己>>>>>>利他」という言動が清々しい。

原作の心理描写を知らないので、アニメで表現されているハジメちゃんへの印象だ。

お兄様は原作版、コミック版、アニメ版で描かれ方が大きく異なっている。

◆合わせて読みたい◆

 

原作版のお兄様(の内心)が、嫌味ありでねちっこいのは有名だ。

コミック版ではそのねちっこさを巧く除去して、周囲のリアクションを大げさにする事により、新しいタイプのギャグとしてリビルドした。アニメ版は更にスタッフが調理を工夫して、シリアスにしなければいけない部分のみをシリアスに、他はシリアスさに対し視聴者にツッコミを入れさせるシュールギャグとした。系列校のみの参加なのに「全国大会」と銘打たれた運動会でのBGMがその代表例だ。シュールギャグ路線に手応えを感じた公式スタッフ(とスポンサー達)は、その後のコラボ企画や劇場版にて、お兄様のシュールギャグ化を促進し、結果、近年まれに見る愛されキャラとなる。

 

——と、またしても話が逸れた。

危ない危ない。

アニメ版を観た限りであるが、どうにもハジメちゃんはボッチ系だったのか、強大な力を得て帰還を果たすも「クラスのヒーローになる」みたいな願望は無かった。

ハジメちゃんに対する嫌悪感は薄い。

しかし、だ。

そりゃあ、こんな性格というか性根をしていれば、チカラがない状態だと陰キャでボッチなのも当然だろう——という感想も同時に思い浮かんでしまう。

ありふれた職業とは

ハジメちゃんの天職:錬成師を指す。

リアル世界どころか、作中の現実世界においても存在していないので、現実(地球)基準であると「ありふれている」どころか存在すらしていない。現実世界で錬成師になれれば、富と名声を手中にできる筈だ。

この錬成師、その名の通りに戦闘系の職業(クラス)ではない。

戦闘に参加してもバックアップに専念するべきだ。その能力からして、ファンタジー世界においては、インフラ等を支える造形・建造(職人)職に近いと推察される。物を造り出すのみならず、土木関係では重宝されるスキルだ。

 

しかし(異世界から召喚された)勇者の仲間として、パーティーに参加したハジメちゃんに求められるのは、あくまで戦闘能力である。

ハジメちゃんは社会のインフラに貢献ではなく、モンスター相手に錬成を使う羽目に。

 

仲間の1名からの裏切りにより、大迷宮の奈落へと堕とされたハジメちゃんであるが、そこで錬成を応用した罠を発明——その罠でモンスターを斃し、(飢えを満たし生存する為に)喰らう。血肉へ糧とするのだ。

ありふれていない神水が偶然にも近くにあった為、ハジメちゃんはモンスターを食っても死なずに強化され、その能力すら吸収してしまうのであった。

そして、その能力を活かし錬成(と武器)の使用法を広げていく。

具体的には多種多様なアイテムの開発だ。めっちゃ精巧な工業製品を錬成で造り上げていくが、これはハジメちゃんだからこそ可能であり、他の錬成師には不可能だ——と思う。あくまでアニメを観た限りの解釈で。

 

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引用元――ありふれた職業で世界最強(原作:白米良/たかやKi、ありふれた製作委員会 )より抜粋】 

 

別に武器に頼らなくても充分に強い気もするが、生身の強さを過信せずに武器・兵器の特性を生かして戦うハジメちゃんは、俺tueeeeeeee!系の主人公にあっても、なかなかスタイリッシュに戦う部類だろう。お兄様の場合、二丁拳銃とライフルだけだったが、ハジメちゃんは巨大シールドやパイルバンカーとかも扱う。

お兄様の理屈っぽい最強設定には難解というかツッコミを入れたくなるが、ハジメちゃんの最強設定には、素直に中二心をくすぐられるストレートな恰好よさがある。

ダイジェストなのかテンポアップなのか

原作ファンの中には「序盤から端折り過ぎが露骨」と不満を明らかにする者もいた。

反論する。僕はそうは感じなかった。

この作品は「クラスごと異世界召喚」にカテゴリされるが、元世界での日常から召喚、そこから異世界で戦うまで、を馬鹿正直に描いていたら尺がいくらあっても足りないのは明白だ。異世界で戦うのを決意するまでが物語のゴールならばいいが、『ありふれ』はそうではない。ハジメちゃんが強くなってからが真のスタートである。

だからOPにおいて異世界召喚を説明したのは英断であり、秀逸だと僕は評価した。

 

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引用元――ありふれた職業で世界最強(原作:白米良/たかやKi、ありふれた製作委員会 )より抜粋】 

 

まあ、毎回毎回OPでこの召喚シーンが繰り返されるのであるが(苦笑

総集編を除くと全12話となる。

その限られた尺の中で、これだけの行程を経る必要があった。

  1. ハジメちゃん、奈落の底へ
  2. 奈落の底で生存し、強くなる
  3. ユエと出逢う
  4. 合間にクラスメート達の現状
  5. 大迷宮その1を攻略
  6. 地上に出て、シアを仲間に
  7. 大迷宮その2を攻略
  8. 愛子ちゃん先生グループと再会
  9. ティオを仲間にするイベント
  10. 愛子ちゃん先生と別れる
  11. ミュウを義娘に
  12. クラスメートを助ける(再会)
  13. 香織を仲間に加えて旅立ち

スーパー大雑把だが、こんな感じ。

そりゃ、余計な部分は極力カットする必要が満載だ。カットしなければ、原作未読者は早々に見切りを付けるだろう。

 

物語の骨子は、ここまで視聴する限りにおいては割とシンプルだ。

後付け説明のオンパレードでも、この程度は簡単に理解できる。

  • 勇者としてクラスごと召喚される
  • 世界の敵――「神」を倒すのが勇者
  • 召喚した王国は魔人族の打倒が願い
  • 人類と敵対しているのが魔人族
  • 天職:勇者の光輝はミスリード
  • 錬成師のハジメちゃんが召喚された勇者
  • 大迷宮の主「反逆者」は「解放者」達
  • 解放者は神の敵で人類の味方だった
  • 雌伏する為に解放者達は大迷宮を造った
  • 7つの大迷宮の攻略者は巨大な力を得る
  • ハジメちゃんは大迷宮を攻略していく
  • 元の世界に還るのがハジメちゃんの目的
  • その為の魔法を求めての迷宮攻略
  • 解放者はハジメちゃんが勇者と確信

全部の大迷宮を攻略(その間にもイベントを挟む)した後、最終的にはハジメちゃんは神を倒して、元の世界に戻る模様。後日談のストーリーが存在しているので、ヒロイン達を連れて元の世界に帰還するんだろうなぁ、ハジメちゃん。ご家族や親類縁者は、変貌したハジメちゃんを目にし、ブッたまげるに違いない。

勇者の光輝にも救いを感じた

この『ありふれ』が『なろうの闇を煮詰めている』と形容されている所以は、偏(ひとえ)に光輝の扱いが不憫すぎる、という点が大きい。少なくとも、僕はそう聞き及んでいる。

確かに、この光輝は自尊心が悪い意味で高く、弱者側にとって気持ちの良いキャラ造形はしていないだろう。だが、決して悪人ではないのだ。勇者として率先して仲間をリードして、見知らぬ世界と人々の為に戦っているし。

ハジメちゃんの噛ませ犬としても、それなりに救いや見返りはあるに決まっている。

決まっているさ、だって彼はダメな部分はあっても悪ではない筈だから。

 

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引用元――ありふれた職業で世界最強(原作:白米良/たかやKi、ありふれた製作委員会 )より抜粋】 

 

光輝には幼馴染みの美少女が2人いる。

ずっとハジメちゃん一筋に想いを寄せている香織(彼も独占欲を抱いている)と、香織のハジメちゃんへの想いを応援している雫だ。

香織はハジメちゃんといる事を選び、光輝のもとを去った。これに対しては、なんら視聴者として思う処などない。香織は光輝の恋人ではなく、香織の気持ちは香織本人のものだからだ。異世界召喚される前に告白できていれば、と思うが作劇上の都合だ。

2人いる幼馴染みの片方は去り、もう片方――雫は残った。

それだけでいいじゃないか、と僕は思う。

ベタな展開で結果だが、光輝は雫を今以上に大切にすれば良い。

雫はきっと、光輝の傍に居続けてくれるさ。

僕はこの『ありふれ』に『なろうの闇を凝縮した』ほどの酷さは感じなかった。

確かに、ハジメちゃんは色々とアレだけど。

なろう版ありふれを確認してみた

まずは、やはり気になったアニメ版のED(雫と光輝)に当たる部分を。

読んでみてソッコーで魂が震える。

 

ひっでえな、コレ(滝汗

 

光輝、ボロクソじゃないか。救いがない。

噛ませ犬を超えてサンドバッグみたいな、あまりに酷い言われ様だ。

それでも、まあ、未来の嫁サンからだと思えば。

ウィキペディア(Wikipedia)で雫と光輝を確認だ。

 

あまりの酷さに絶句した。

 

光輝の扱いもそうだが、雫である。

 氷雪洞窟では、自分の虚像と戦うが自身の内面と向き合うことが出来ず、ハジメへの好意を突き付けられて窮地に陥るが、間一髪のところでハジメに助けられ、彼から発破を掛けられたことで立ち直り、再び対峙して勝利する。そして、自分を守ってくれる存在のハジメが好きであることを認めて受け入れる。

引用元:ウィキペディア(Wikipedia)

いや、雫くらいは手元に残しておいてやろうよ?

この原作者は光輝のモデルになった人物に親でも殺されたのだろうか(汗

しかもハジメちゃんのオタク設定もキッツイ!

その、総じて、なんだ。

 

や、闇が深すぎる。

 

まさに『なろうの闇』が煮詰まっていた。

とはいえアニメ2期もハジメちゃんを観るけど。

 

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引用元――ありふれた職業で世界最強(原作:白米良/たかやKi、ありふれた製作委員会 )より抜粋】

 

これはウィキペディア(Wikipedia)を読んだ感想としては、雫もハジメちゃんの仲間になるのかな? アニメ2期を視聴し終えたら、コミック版を一気読みする予定。

 

 

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さあ、アニメ2期も(色々な意味で)期待しているぜ、ハジメちゃん。

僕のハートを痺れさせてくれよ。GO、GO!

 

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