【キングジム】お勧め商品レビュー――ポメラ(pomera)について【デジタルメモ】
デジタルメモ、pomera
今回は知る人ぞ知るポメラ(pomera)について語りたいと思う。
長年愛用――という程ではないのだが、実に使い勝手の良いツールで、費用対効果を考えれば十全に活用していない現状であっても、最新機種が欲しくなる、そんなデジタルメモだ。
DM5を購入
最初に買ったのは、錬磨版のDM5だった。
当時の本家本元ポメラはDM10だ。
まるで玩具の様な小ささである。
手の平サイズといって差し障りない。
重さも男性ならば、軽いと感じる者が大半であろう。乾電池込みでも500グラム以下だからね。定価は19,800円となっているけど、僕は17,000円くらいで購入したと記憶している。中古じゃなくて大手電化製品点で。
ズボンのポケットに入れて持ち運びは、ちょっと無理があるか。
でも、本当に気軽に持ち運べるサイズと質量である。実に画期的な製品だった。
しかし、こうして振り返るとデザイン面がね。
オープンすると、こうなる。
話題になったキーボード展開のギミックは、この錬磨版にはない。
その反面、剛性は向上しているだろう。
ディスプレイの位置が偏ってしまっているが。
それから画面が小さく(4インチSTNモノクロLCD、QVGA(320×240ドット))、解像度も不十分だった。縦書きにも対応していない。
小説の下書き用に、なんて思い衝動買いしたのだが、ファミレスにこれを持っていって使用したのは、ほんの一時で終わってしまう。
現在では生産終了している製品なので、記念にとって置いている。
MD5はお蔵入りにした僕ではあったが、ポメラという製品には無限の可能性を感じていた。それは今でも続いている。
DM100を入手して移行
次に購入したのはDM100だ。
こいつも生産終了しているので稀少といえば稀少である。
そして今でも現役だ。
約W263×D118.5×H24.6mm(突起部含まず)、約399g(電池含まず)のコンパクトサイズで、鞄などへ入れての持ち運びが非常に楽だ。
5.7インチ、バックライト付きTFTモノクロLCD採用で、高解像度SVGA(800×600ドット)を実現しており、不満があったDM5の時とは違い、ディスプレイは実用に耐えられるレベルになっている。
記憶が正しければ定価36,000円を32,000円くらいで購入した。
もちろん新品で、大手電化製品点にてだ。
不満といえば、ATOKが賢くない。
単語を登録するのが、やや面倒だ。
小説の下書き用なのだが、使っていてストレスを感じる時も。
DM200に進化
最新機種であるDM200(ATOKも進化している)をこのDM100と比べると、特徴は大きくなったディスプレイ(7インチワイドTFT液晶)と無駄が削ぎ落とされたデザインだ。ただし、DM200は乾電池駆動ではなく、専用バッテリーが採用されている。
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ポメラといえば、やはり乾電池駆動が魅力的だ。
よって、まだまだDM100を使い倒したい。
性能的には小型ノートPCの方がメインブログの作業(画像を扱う)には優れているが、職務情報の関係で堂々と個人のPCは持ち込みにくいのだ。
新しい職場では、隙間時間に割と快適な内職(ブログや小説の下書き)が可能そうなので、今回の転職に際して僕はコレ(↓)を購入した。
エネループである。
長期的にはこちらの方が経済的だと思ったのだ。
生産終了しているのでDM100が故障したら、機種の買い換えを迫られるワケだが、DM200あるいはその後継機種であろうDM300にするべきか。ネックはバッテリー駆動。でもDM200から性能的に、もう乾電池では無理になっているのだ。
それとも、折り畳み式である最新のDM30にするべきか。
折り畳み式DM30
画面は6.0インチ(122.4×90.6mm)電子ペーパーディスプレイ、SVGA(800×600ドット)と、機体サイズからすると充分だし、持ち運び用のキーボード折り畳みギミックおよび乾電池駆動は魅力的だ。
DM5やDM10とは違い、折り畳んだサイズがほぼディスプレイに対して限界にまで縮小されている。本当にコンパクトだ。
定価で4,3000円か――
次に買うのならば、こちらになるだろう。
参考までに、キングジムのHPから紹介画像を出典しておく。あくまで引用の範囲内だし、2機種も新品で買ったユーザーに対してキングジムもクレームはしない筈。
う~~ん、欲しいなぁDM30。
昔と比べても、デザインが秀逸である。無駄なスペースが全くない。
この機能美、痺れてしまう。
DM100が壊れてしまえば、すぐにでも買いたいくらいだ。