僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

ヘッダーPC画像 ヘッダーSP画像
 — 最 新 記 事 —

【Q&A方式】戯れ言――熱中症の予防知識について【随時更新】

【Q&A方式】熱中症の予防知識について【随時更新】

区切り線

 

さあ、今日も戯れ言 記事 ゴト を始めますからね

 

この記事は2018年8月12日が初アップだ

水分補給する女性

猛暑には熱中症を注意

今年は異常気象と定義された程の猛暑である。

 

コミケなども例年以上に熱中症で倒れる人が続出している模様だ。コミケ等には僕も興味はあるのだが、恐ろしくて二の足を踏んだままである。近年に限っては、社会的な人手不足が原因で思う様な休日が取得できない、という事情もあったのだが。

 

スポンサーリンク

 

 

来年、それ以降の年も猛暑になるだろう。

きっと更に暑くなる。

 

毎年毎年、マスコミによって熱中症のニュースが報道されている。

そこで、このブログにおいても、当記事内で『熱中症の予防知識』をまとめておこうかと思った次第だ。タイトルにある通り、随時更新して何年でも使える様にしたい。

 

では始めようか

熱中症についてのQ&A

Q1(質問その1)

小まめな水分補給ってどうして必要なの?

 

A1(回答その1)

人間の身体は、外気が暑いと体温を下げる為に発汗します。気化熱によって外皮から身体を冷やすのです。体温を1度下げるのに、平均で500ミリリットルの発汗が必要です。よって、発汗により失った分を水分補給しなければ脱水症状を起こしてしまいます。

喉の渇きを覚えた時点で、すでに脱水気味なのです。

 

Q2(質問その2)

水分補給は小まめでなければいけないのですか?

 

A2(回答その2)

基本的に人間の胃腸は1度に100ミリリットルしか吸収できません。栄養ドリンクが100ミリリットルの小瓶なのは、そういった理由があります。従って仮に500ミリリットルを一気に摂取しても、残りの400ミリリットルは発汗および尿へと直行です。100ミリリットルずつ、インターバルを置いて飲むのが望ましいですね。

 

Q3(質問その3)

スポーツドリンクが推奨されているけれど、飲むのは水(ミネラルウォーター)やお茶ではダメなの?

 

A3(回答その3)

浸透圧の関係で、適度に糖分と塩分を含んでいない液体だと、吸収率が良くありません。また発汗で塩分が失われている状態です。スポーツドリンクはそういった事も計算されて各メーカーが開発している代物です。

スポーツドリンクを飲みましょう。

またコーヒーやお茶には利尿作用があるのでNGです。お酒も同様にNG。利尿作用だけではなく、体内でアルコールを分解するのに水を使ってしまう(余計に発汗してしまう)からです。

飲用蒸留水も体調によっては逆に作用してしまうので、必ず糖分と塩分を適度に含んだ液体を摂取して下さい。

 

 

Q4(質問その4)

経口補水液の方が水分補給に適しているという話を聞くけど?

 

A4(回答その4)

大塚製薬のOS1シリーズが有名ですね。経口補水液は『飲む点滴』ともいわれ、要するに脱水症状に陥ってしまってから飲む代物です。各家庭で常備しておけば良いでしょう。けれど、熱中症の予防にはスポーツドリンクの方が適しています。

 

 

Q5(質問その5)

スポーツドリンクだけで塩分補充は足りますか?

 

A5(回答その5)

個人差がある発汗能力や食事習慣にもよりますが、塩飴や素昆布など補給用塩分は携帯しておくべきです。平気なのに余計な塩分を摂取する必要はありませんが、熱中症の自覚症状を感じた時は、迷わず塩分を口にしましょう。

 

 

Q6(質問その6)

濡れタオルを首に巻くと効果的と聞きましたが?

 

A6(回答その6)

非常に効果的です。首をはじめとして太い動脈が通っている箇所を冷やすのは、暑さ対策のセオリーといえます。それだけで内部から体温が下がります。タオルの場合、水によって直に冷やすのではなく、気化熱を利用して冷やすのです。冷却ジェル等でも同様の効果が得られます。

便利な冷却グッズが数多く売られているので、調べてみて下さい。

また、直射日光(紫外線)から肌を守る意味でも、帽子と長袖は必須ですね。

 

Q7(質問その7)

電気代がもったいないし、エアコンの冷気は身体に悪いと聞くので、できれば寝る時には空調を使いたくないのですが。

 

A7(回答その7)

使って下さい。夜間も切ってはいけません。昔とは違い起動しっ放しにしても、大して電気代はかかりません。むしろ連続運転でない方が起電時に余計な料金が掛かり、エアコンの寿命が縮みます。冷気(風)についても、直に身体に当てなければ問題ありません。

エアコンを使わずに外気が体温以上になってしまうと、いくら汗をかいても体温調整には限界があります。そして就寝時には適温でも1.5リットルは発汗します。35℃もある室内で、エアコンを使わずに寝るなど無謀だと心得て下さい。

熱中症になったら、とにかく冷やす、涼しい場所で休ませる――が鉄則ですよ。

 

Q8(質問その8)

扇風機ではダメですか?

 

A8(回答その8)

補助としては効果的ですが、ダイレクトに身体に風を当て続けるので、メインはエアコンの方が望ましいでしょう。

 

Q9(質問その9)

スポーツドリンクを保冷用魔法瓶に入れると、ポットの金属が溶けて金属中毒になるというニュースを聞くのだけど?

 

A9(回答その9)

デマです。内面はフッ素コーティングされているので、使用後に洗浄すれば問題ありません。ただし銅製の物は使わない方がいいでしょう。また、内側に傷が付いている物も同様ですね。

魔法瓶開発メーカーがその程度に気が付かない筈がないでしょうに。

 

Q10(質問その10)

夏場は屋外での運動は止めた方が賢明ですよね?

 

A10(回答その10)

真昼の炎天下のもと激しい運動というのがナンセンスなだけで、直射日光の少ない時間帯ならば、自分の体調と相談しながら適度な運動(ジョギング等)はするべきかと。そうする事により夏場に強い身体を造れます。

冷房の効いた室内で運動不足――これで健康を維持できる筈がありません。

 

Q11(質問その11)

お年寄りの方は「自分は喉など乾かない。平気だ」「今の人達は暑さに対して軟弱だ」と言う事もあるが?

 

A11(回答その11)

人間、年を取ると老化現象の一つとして、自身に対する感覚が鈍くなります。乾きに無自覚な年配者ほど水分補給が重要でしょう。エアコンを使わずに就寝してしまい、寝たまま熱中症で亡くなるのは、年配者が多いのはこの為です。

それから昔の夏と、現代の夏を比べる事はナンセンスです。昭和の頃は35℃で大騒ぎでしたが、今は40℃を超えます。昔よりも確実に暑いです。

 

 

参考にして欲しい

熱中症は自衛が大切ですよ

 

現状はこんなところだろうか。

新しい情報が入ったら、適宜、Q&Aを追加しておこうと思う。

 

管理人による電子書籍はコチラ。

◆配信電子ストア◆