僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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フリーレンってなろう系作品なのか? 最近なろう認定の範囲が拡大しすぎてよくわからん

フリーレンってなろう系作品なのか? 最近なろう認定の範囲が拡大しすぎてよくわからん

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この記事は2026年02月22日が初アップです

引用元――葬送のフリーレン(原作:山田鐘人/アベツカサ)より抜粋】

主にネットで「フリーレンもなろう系」認定説が飛び交う中、実際のところは?

2026年現在、『葬送のフリーレン』が「なろう系」と呼ばれるケースが散見されるが、原作は週刊少年サンデー連載の正統派少年漫画である。
主人公最強・世界観省略・感情移入の早さ――等、一部要素が「なろう文法」に似ているため誤認されやすいものの、ベースのフォーマットは長寿種であるエルフと人間の時間軸の差をテーマに置いた、正統派の西洋ハイファンタジーと定義できるであろう。まあ、途中から魔族との戦いとか週刊連載らしくバトル路線の追加もされているが。
まとめサイトやSNSのコメントは「もう何でもなろう扱いwww」「フリーレンまでなろうとか定義崩壊」状態だが、当記事において明確に区別して整理してみようと思う。

「なろう系」の定義がどんどん曖昧に

なろう認定の基準がガバガバすぎる

元来の意味(定義)としては「小説家になろう」発の異世界転生・俺TUEEE・ハーレムものが「なろう系」の原型だったはずが、最近は――


・主人公が無双する
・世界観の説明が薄め
・異世界転移や転生する
・ゲーム世界っぽい
・ヒロインが複数いる
・ご都合展開
・主人公が称賛される


といった要素だけで「なろうっぽい」と認定される風潮が加速している。
しかも「嫌いな作品」や「質が残念な作品」まで主観にて「なろう系」と揶揄、レッテル貼りされる始末だ。これは「なろうアンチ」が騒いでいるケースがほとんどだが。
どうして、この様な流れになってしまったのか――は割と説明は簡単だったりする。
アンチが「なろうはつまらない」「なろうは作品レベルが低い」「どうしてアニメ化されるのか理解できない」と主張しているが、単純に「なろう系」が人気だからコミカライズされたりアニメ化されたりしているのだ。それ以外にない。で、人気があるのでなろう系コミカライズ以外にも、少年誌や青年誌で「オリジナルの」なろう系を連載しようとなるのは当然の帰結だろう。
それから本家なろうが女性ユーザーに乗っ取られてしまい、元のなろう作家がカクヨムとアルファポリスに移住しているのもある。今さらカクヨム系とは呼べない。渓流として元祖でもないし。つまるところ――


・なろうテンプレに即した作品
・WEBサイト発の西洋系異世界作品


大雑把にカテゴリすると、悪役令嬢も含めて、この2つが本来の意味での「なろう系」だと思う。あとステータスオープン系も間違いなくなろう系でよい。

なろうテンプレ要素を(特徴づけとして意図的に)外していても、異世界要素やゲーム要素がそれとなく「なろう系」な匂いを放っていれば「なろう系」認定でも良いだろう。今でいう悪役令嬢系や勘違い系という「なろう内での細部ジャンル」に進化する同ジャンル作品群も出てくるし。
なお、この話題を取り扱ったまとめサイトのコメント欄では「それならドラクエもなろうじゃん」「ワンピースも転生もの認定しろ」「フリーレンなろう説マジで草」などの自虐・混乱ツッコミが飛び交っている。

フリーレンが「なろう系」と言われる理由

ネット民がフリーレンを「なろう系」と呼ぶ主な根拠は以下の通り。

なお、AI(Grok)のサーチ結果なので悪しからず。


・主人公(フリーレン)が魔王を倒した最強エルフで最初からチート級
・仲間集めや旅の過程が淡々と進む(なろうのテンプレ旅感)
・伏線回収や感動シーンが「なろうっぽく」効率的に配置されているように見える
・「ヒンメルならこうする」という規範が、なろう主人公の「俺ならこうする」的な自己投影に似ている


普通にこじつけからくるイチャモンだと思う。これらは少年漫画の王道ファンタジー(特にドラクエ・FF系)の影響が強く、なろう特有の「転生・チートスキル・ハーレム・無双」がほぼない。食事としてハンバーグやねぎまが登場する西洋ファンタジーとしての緩さが、なろう系だと揶揄される一因でもあるが。

最強主人公なエルフ(ハイエルフ)で「なろう系」だと、『リアデイルの大地にて』のケーナが真っ先に浮かぶが、こちらはコテコテのなろう系である。

実際のところ、フリーレンは少年漫画の西洋風ファンタジー

アニメ2期が放映中だが、原作は山田鐘人・アベツカサによる週刊少年サンデー連載作品で、ジャンルは正統派ファンタジー漫画。
魔王討伐後の「その後」を描くという発想は斬新だが、構造的には――


・長寿種族の孤独と喪失
・旅を通じての人間理解
・師弟関係や仲間との絆


といったテーマが中心で、なろう系の「俺TUEEE快楽」や「後宮ハーレム」要素は皆無だ。むしろ、ヒンメルへの想いが軸になる「喪失と再生」の物語であり、少年漫画らしい王道の感動路線を踏襲している。
まとめサイトの過剰認定は「最近の基準が緩すぎる」証拠に過ぎない。

なろうとカクヨム、アルファポリス出身ではない「なろう系」

「なろう系」と呼ばれながらも、小説家になろう・カクヨム・アルファポリスなどのWeb小説プラットフォーム出身ではない作品が、最近(ここ数年)増えている。その理由は上述した通りである。以下に代表的な作品を記載。


・『俺だけレベルアップな件』:韓国ウェブトゥーン発
・『29歳独身中堅冒険者の日常』:少年漫画
・『最強の王様、二度目の人生は何をする?』:韓国ウェブトゥーン発
・『魔王の娘は優しすぎる!!』:青年漫画
・『悪役令嬢転生おじさん』:青年漫画
・『戦隊レッド 異世界で冒険者になる』:少年漫画
・『魔王2099』:ライトノベル新人賞出身

なろう出身だが、なろう系ではない作品

逆に、小説家になろう出身なのに「なろう系」から外される作品も存在する。


・『君の膵臓をたべたい』:なろう発の青春小説で、異世界要素ゼロ。感動系として別ジャンル。現在は削除済み
・『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』:なろう発だが、典型的なラブコメ・日常系で「なろう系じゃない」扱い。

・『勇者のクズ』:カクヨム発だが、現代ファンタジー作品。

 

最後に記事をまとめますと――

フリーレンは少年漫画の正統派ファンタジー

まとめると、ネットの「なろう認定」範囲が拡大しすぎて『葬送のフリーレン』まで巻き込まれているが、これは明らかな誤認だ。
最強主人公や淡々とした展開は確かに似ている部分があるものの、転生・チート・ステータス・ハーレムといったなろうコア要素がなく、テーマも「記憶と別れの旅」である。フリーレンはあくまで少年サンデーらしい西洋風ファンタジーの傑作であり、なろう系とは別カテゴリと言えよう。
けれども、フリーレンアンチ兼なろうアンチにとっては、自分が気に入らない=なろう系、なので何を言っても無駄なんだろうなぁ。

 

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