【ブログ運営】インデックス(検索エンジン)について【独自ドメイン】
さあ、今日も戯れ言《
ブログ運営とインデックス
今回はブログの運営状況について述べたいと思う。
ちなみに、公開は30日だが執筆は前日の29日に行われており、データは全て29日時点のものである。
開設日の比較
まずはブログの開設日の比較。
メインブログ『アニメを斬る!』――5月7日。
当ブログ『僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】』――6月20日。
サブである当ブログを立ち上げた経緯は以下。
◆合わせて読みたい◆
このサブブログにおける一番の目的であったGoogleアドセンスの認証(ライセンス)は、めでたく8月15日に取得できた。
記事数の比較
メインブログ――31記事。
当サブブログ――39記事。
この記事は40記事目。
メインブログの方が更新ペースが遅いのは、単純に執筆に時間が掛かる為だ。
読み比べれば瞭然だが、メインブログの記事は半日から丸一日は要してしまう。
独自ドメインでの運用
両ブログ共に、独自ドメインでのスタートとなっている。
※)ドメインとはサイトのURLの最初の部分。
独自ドメインとは、自分でお金を払って取得した自分だけの専用ドメインを指し、無料ブログサービスを利用した際に取得できるサブドメインとは違う代物だ。
サブドメインとは、例えばこの『はてなブログ』であると、自分で設定したアドレスの後ろに、もれなく『hatenablog』というアドレスがくっついてくる。
つまり『はてなブログ』内に割り振られた、借り物のアドレスという意味だ。
このサブドメインからスタートし、頃合いを見計らって独自ドメインに切り替える、というブロガーも多い。切り替えが少々面倒+切り替え直後からPVが激減するというデメリットもある。ほとんどは約2週間でPVは回復するが、まれに回復しないケースもあるので、ドメイン切り替えには、ある程度のリスクは負わなければならない。
だが、長期的にみると最初から独自ドメインの方が、最終的にPVは伸びる。
その辺については、[ ドメインパワー ][ ドメインエイジ ][ 新規ドメイン ][ エイジングフィルター ][ サイトマップ ][ インデックス ]等の単語でググってみれば、簡単に知る事ができる筈だ。
長期的、最終的には独自ドメインスタートが最も恩恵を得られる。
その反面、スタートダッシュでの痛烈なデメリットも背負うのだ。
僕の場合、この『はてなブログ』で始めたけれど、独自ドメインなので『はてなブログ』本体のドメインパワーの恩恵には与れない。
つまり、『hatenablog』と付くアドレスならば、同じ記事でもアクセス数が段違いで変わってくる。加えて、『はてなブログ』ページでの新着記事コーナーが無くなったので、ワードプレスでのスタートとPV自体はもはや大差ない状況だろう。それでも『はてなブログ』内での被リンクを得やすいというメリットはまだまだ健在であるが。
僕は数年後に、ワードプレスへの引っ越しを計画している。やはり全てを自分で管理したいという気持ちがあるからだ。その際は、プロに移行作業を依頼するつもりである。SEO等、素人には引き継ぎ作業は荷が重いので。
これは巷に溢れている一般論に過ぎないが――
ブログ運営は3ヶ月毎日更新で100記事からが本当のスタート。
ゴミ記事は逆効果で、質の高い記事が必要(コンテンツ・ファースト)。
検索エンジンにインデックスされるまで、最低で3ヶ月~半年。
※)現在ではもっと長くなり、8ヶ月~1年とも推察されている。
ちょっと検索するだけでも、この様に書かれている記事(ブログ)が多い。
Googleの検索エンジンは、ポッと出(新規ドメイン)で実績(記事数と運営期間)のないブログは評価(信用)してくれない。それは当然だろう。だからこそ『hatenablog』と付くアドレスは、はてなブログの信頼を背にPVを得られる。
つまるところ、独自ドメインだと半年~8ヶ月はGoogleからの審査期間だと割り切って、アクセスが来ないのを耐えるしかないのだ。
ここで誤解せずに注意して欲しいのが、昔にあった『ドメイン寝かせ』というテクニックは、ほぼ使えないという事だ。何もせず(更新やメンテナンスなし)に、半年~8ヶ月を待っても、Googleの検索エンジンは評価してくれない。あくまで運用期間=ドメインエイジという事を留意するべきだ。
また、偶発的にバズったとしても、それがGoogleにマイナス評価される危険性すらある。
200記事、300記事スパンでブログを育成するのならば、近道は厳禁だ。
SEOとブラックハット
個人的な考えとしては、検索エンジンのAIはどんどん進化していくので、いわゆる「ブラック・ハット」と称される検索エンジン対策(SEO)は、通用しなくなるだろう。
前途した8ヶ月というGoogleの審査期間を嫌い、サテライト・サイトによる被ブックマークや、検索ワードの選定を駆使して、比較的短期間で独自ドメインでもインデックス化させる手法も複数のノウハウ系ブログで公開されている。けれども長期的にみるならば、やはり良質なコンテンツの蓄積で勝負(=ホワイト・ハットでいく)した方が良いと考えている。
真っ当に運営した結果として多数の被リンクを獲得、と、多数の被リンクを獲得する為のブラック・ハットの差異は、いずれGoogleのAIに見抜かれる日が来ると予想する。
繰り返すが、Googleの検索エンジンは進化を続けているのだから。
コンテンツ・キングな時代へ
Googleの検索エンジンは定期的にアップデートされている。
特に定期的に行われるコア・アップデート(検索エンジンアルゴリズムの変更と更新)は検索順位に大きな変動を及ぼす。
そして、その検索エンジンのアップデートに左右されるという事は、極論すれば純粋にコンテンツで勝負していないという事に他ならない。記事そのものが強く、記事数があり、サイトそのものが優良ならば、アップデート毎に検索結果が上昇するのが道理だからだ。
むろん、アップデートによって、より優良なサイトに負けるのは仕方がないだろう。販売系のアフィリエイトサイトが、他のサイトや公式サイトに検索順位で抜かされるという事は、Googleのアップデート(アルゴリズム)が悪いのではなく、より『あるべき検索順位』に近づいただけなのだ。
そういう側面から考えると、低PVで高収益の物販サイトはリスキーだと分かる。
Google検索エンジンのAIが進化すればする程、個人ブログの販売サイトの大半は、公式サイトや企業サイトに抜かされる運命だからだ。低質や悪質なサイトは飛ばされる結果さえあるだろう。
販売系において、個人のアフィリエイト用サイトが企業の公式サイトを出し抜ける時代は、Googleの進化に伴い、究極的には終焉を迎えると思う(だからといって、全てのアフィブログの売り上げがゼロにはならないが)。
長期的に安定した収益を確保するのならば、オリジナルコンテンツ(まとめ系やキュレーション系でもいい)で勝負できるパワーサイト系の方が優れていると、個人的に結論する。軌道に乗るまでのコストパフォーマンス(と効率)は最悪に近いが、それ故に、企業よりも個人の方がパワーサイトを作り易くもある。
現在のブログ運営状況
以上を踏まえて、現在のブログ運営状況に話を戻すと。
メインブログ――3ヶ月と22日(31記事)。
※)固定ページでのラノベが57ページ。
当サブブログ――2ヶ月と09日(39記事)。
100記事どころか半分の50記事にも満たないので、PVを気にする段階ではない。
コンテンツ・ボリューム(記事数)が圧倒的に不足しているからだ。固定ページが記事にカウントされているかどうかは、不明である。
何よりも開設初期の更新頻度が悪いので、メインブログに関してはGoogleから評価されるまで、通常よりも長い時間を要すると推察するしかない。
記事数の少ない初期からPVを稼ごうと思ったら、どうしてもサブドメインでのスタートか、トレンド系になってしまう。
それと意外と盲点なのが、『はてなブログ』で人気、『ブログ村ランキング』で人気=Google検索から流入してくる読者に人気、ではない点か。
実際、『はてなブログ』『ブログ村』に特化してしまい、結果として伸び悩んでしまうブロガーさんもいたりするのだ。
よって、永続的なブログの成長を考えるのならば、検索により流入してきた読者をリピーターにする記事を念頭に置かねばならないだろう。
オーガニックサーチの重要性
PVが安定化するのには、検索エンジンのインデックス化が不可欠である。
その上において、検索エンジン(Google)からの流入が80パーセント~90パーセントにまで上昇しなければならない。
こうなれば、ブログのPVは安定していく。
逆にいえば、検索エンジンからの流入が80パーセントを超えた時、そのブログの安定PV――上限値が判明してしまう。むろん更新を継続(サイトの規模が上がる)し、それに従ってドメインパワーが付いてくると、PVも相応に底上げされていく筈だ。
という事で、現時点での検索エンジン(主にGoogle)からの流入割合をみる。
Googleアナリティクスではなく、雑破に『はてなブログ』のアクセス解析からだ。
現時点で詳細に分析する意味はほぼ皆無である。
メインブログ――53パーセント。
当サブブログ――31パーセント。
うん、80パーセントは遠い。
運営期間が3ヶ月以上+ビッグワードでの記事が多い、故か、メインブログで50パーセントを超えている。当ブログはやっと30パーセントといったところだ。
このブログに至っては、Googleから認知されるまで結構な期間を要したと記憶している。最初、流入はほぼ全てがツイッターからであった。その頃から思えば、随分と増えてきてはいるのだ。
現時点だと、最新記事でもGoogleに認識されて検索上位に引っかかる様になるまで、それなりのタイムラグが発生していると思われる。
メインブログで検索されている記事は、ブログ開始初期のものに集中しているからだ。例外の記事はやはり超ビッグワードで形成されている。初期状態でも検索から到達して貰える程度のクォリティーは、どうやらある模様だ。オリジナルティだけは抜群な内容なので、そこが奏功しているのかもしれない。
当ブログだと、やはりビッグワード系が強い(ほぼ漫画だが)し、現在は乗っ取りにあっている為、アカウントロックしたままにしてあるツイッター経由も多かった。
ただし、クロールの周期(3ヶ月)を経過していない前段階的な状態なので、当ブログに関しては、本当に参考以下のデータでしかない。
苦戦は当分の間、続くだろう。
記事の質を考えると、毎日更新はとても無理であるし。
このペースだと半年後どころか一年後すら。
オマケ
余談だが、『はてなブログ』のアクセス解析は、ユニークユーザー(アクセス端末)数をカウントしていると推察できる。理由は、アクセス解析の数値がアルファポリスの日間ポイントとほぼ同じで、かつ、外部登録しているアルファポリスのコンテンツは、ポイント=ユニークユーザーに近似していると思われるからだ。
ただ、そんなに精度が良くない解析との事なので、ユーザーによっては数値や結果が異なるかもしれない。あくまで僕の所感という事で。
以上、『はてなブログ』で独自ドメインスタートの人にとって、少しでも参考になれば。
――それでは。
◆同年12月の段階では、以下です。