僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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 — 最 新 記 事 —

【日本赤十字が勝利】戯れ言――宇崎ちゃん献血ポスターは成功、期間が過ぎれば普通に撤去について【似非フェミは敗北】

【日本赤十字が勝利】戯れ言――宇崎ちゃん献血ポスターは成功、期間が過ぎれば普通に撤去について【似非フェミは敗北】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

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引用元――宇崎ちゃんは遊びたい!(漫画:丈、KADOKAWA/富士見書房)より抜粋】

 

本当はとっくに決着がついている話題だ。

経緯については以下の記事を参照に。

◆合わせて読みたい◆


それでも色々な意見が未だに飛び交っている。そんな状況にあって、はてなブログのトップにこんな記事が挙がっていたから、ちょっと突っ込みを入れてみようと思う。

tikani-nemuru-m.hatenablog.com

 

バッサリと斬ってしまえば、かなり稚拙な内容であり、理論的にどうこう以前に「結論ありき」で書かれているので、これではバカしか騙せないなというレベルだ。無駄に長いし。良い文章とは短く簡潔に、だ。この記事は内容的に半分以下に削れる筈。

はてブのコメント欄でも、容赦なくボコボコにされている。

 

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以前、はてなブログの相互問題(やって何が悪いと開き直った内容)について書かれた記事のリンクを貼って、言い方は悪いが完膚無きまでに(屁理屈こねても相互はあかん!と)論破したら、(コメント欄で白旗を揚げられて)該当記事を消されてしまった事がある――ので、今回もリンク先が「No File」になる可能性を考慮して、できるだけ引用していきたい。

リンク先の参照なしで読める様にする。

件の記事に対するツッコミ

まずは冒頭

 それによって「宇崎ちゃんは遊びたい」献血ポスターの失敗を明らかにする。

 

作品タイトルは「宇崎ちゃんは遊びたい!」である。

それから作者は丈先生でKADOKAWA(富士見書房)の出版物である事を明記しよう。タイトルの「!」を入れ忘れている時点で、最低限の知識さえないのが丸分かりだ。

チャプター1

 血液の供給を増やしたければどんなキャンペーンより確実な方法がある。それは血液の売買を認めることである。

 

うん。そんな事は分かっているし、多くの皆が知っている。

売買を認めて問題だらけだったから、日本では禁止された訳で。

チャプター2

 売血がダメとされている理由はこの、血液には質が大切だという点にある。

 

 血液事業においては、血液の「量」だけでなく、「質」の確保も患者の生命と健康を守るためには必須だということとなる。量と質の両者を同時に満足させることは困難である。困難ではあるが、それが赤十字のミッションといえる。

 

「量」を重視するなら売血、「質」を確保するなら献血がよい方法だ。

 

このチャプターについては特に問題はない。

献血について知りたい人は読んでおこう。

チャプター3

 血液の供給を考えれば、グッズ頼みの献血コラボキャンペーンを一切やめろというつもりはないし、コラボされる作品によっては啓蒙教育活動にもつながる。もちろん献血者ひとりひとりに対しては感謝なのであるが、こうしたキャンペーンを手放しで賞賛もできないのである。献血者が増えれば成功、という単純な話ではない。

 

この辺りから論調が怪しくなる。というか詭弁になっていく。

●献血者が増えれば成功、という単純な話ではない。

いやいや、至極単純に献血者が増えれば成功、だよ。少なくとも日本赤十字的には。優先度の話だ。その他の問題は充分な献血者数を確保した上で対処可能だから。これってシフト制の人手不足の現場でも同じ事がいえるのだが、仕事の内容よりも「まずはシフトを埋めよう」となる。それが最優先事項だ。

チャプター4

・なんの見返りも求めない利他的行動によって得られる心理的満足感

なんとこれなんですよ!
苦しんでいる他者を助けることで満足したいというのが動機なのだから、問診で嘘ついて血液の質を下げることにメリットがないわけ。

 

●なんの見返りも求めない利他的行動

これで「献血者が集まらないから」、日本赤十字はあの手この手で宣伝(キャンペーン、コラボ企画)をうって、長年苦心しながら献血者を募っているのだが。

それに、もう何年も日赤は様々な宣伝&企画に対して「どの程度の効果があるか」というビッグデータを蓄積している。「宇崎ちゃんポスター」等のコラボ企画がマイナス効果だと判明していたら、とっくに廃止になっている。トータルで+というデータが出ているから、今まで継続されているわけで。

 

 見返りのない献血という行為で、現実に血液事業が運営されているのだ。

 

運営しているが、献血量が足りていない。そして献血は多すぎて悪いという事は一切ない。長期保存がきかないからだ。よってリピーターも重要になる。

だからコラボ企画グッズで釣っている。

この辺りから、読んでいて苦笑が洩れる論調になっていく。

チャプター5

 この極めて特殊で公共的な財を独占的に取り扱うことを国家によって認められているのが日本赤十字だ。日赤の広告が気に食わないからといって、献血者は他の献血先をもつことができない。ほかの選択肢がないのだ。

 

そりゃ、営利団体(企業)じゃないからね。

他の献血先ができたら、悪い意味で競争原理が働き、公共性が欠落する。

●献血者は他の献血先をもつことができない。ほかの選択肢がないのだ。

献血するのに複数の献血先なんて要らない。

●日赤の広告が気に食わないから

こんな理由で献血に来ないという層は、端っから日本赤十字は相手にしていないと思う。つーか、チャプター4で「見返りのない献血という行為」とか高尚な事を述べていた筈なのに、一転して「広告が気に食わないから」とか、なんか自分勝手な事を言い始めたぞ?

 

 以下に、血液事業において求められる広告のあり方と、やってはいけないことを考えていこう。

 

●血液事業において求められる広告のあり方

そういうのは日本赤十字に就職して(その部門の担当者になって)から考えて欲しい。

ぶっちゃけ、プロである日赤の職員を侮辱しているし、失礼。

●やってはいけないこと

上と同じツッコミ。

チャプター6

 まず、日赤は血液事業を独占しているということがなにより重要だ。
献血者にとって他の選択肢がない以上、献血の意思と能力のある人すべてを公平に取り扱わなくてはならない。「私たちもがんばって広告を作ってるんです。気に食わないなら来なくていいですよ」ということは許されない。

 

●「私たちもがんばって広告を作ってるんです。気に食わないなら来なくていいですよ」

全く以てその通りだ。

今回のクレームに対しても、日本赤十字は毅然と上の意訳で対応した。

(広告が)気に食わないから来ない層<広告に釣られて献血する層

これが成り立てば、広告戦略としては成功である。

●献血の意思と能力のある人すべてを公平に取り扱わなくてはならない。

いや、献血の意思がある人の大半は「コラボ企画が気に食わないから、他の献血先を提供しろ」とか云わないから。現実問題として、すべての人を公平に取り扱いとか不可能だし。グッズに釣られて献血してくれる層を大事に、優遇するで問題ないと思う。

●許されない。

日本赤十字に対して「許す、許さない」と断定できる立場がどこにあるのかはともかく、(僕は)許されない(と思う)と正確に表記するべき。ちなみに「僕は許されると思う」と書いておく。とりあえず統計も取らずに、さも全体の意見であるかのように断定(印象操作)するのには、あまりに論拠が弱いかな。

まあ、仮に外野が許さないと喚いたところで、日本赤十字は相手にしないし、相手にする必要もないのだが。意見は聞くと思うが、聞くだけでスルー(無視)だろう。

チャプター7

 そもそも国籍や所属を問わずに戦場での負傷者の手当てを行う赤十字のミッションを遂行するためには、中立で公平であることが絶対的に求められる。例えば、目の前に苦しんでいる負傷者が多数いて、一方の側の軍が医療資源の提供の見返りに軍事行動への協力を要請したとしよう。ここで浅はかなリアリズムをきどって片方の軍に肩入れなどを行ったら、以降は医療と人道を隠蓑にした軍事行動をあらゆる軍から疑われ、攻撃の対象にすらなりえる。目の前の負傷者を助ける代償が、赤十字の機能崩壊であり、将来的に助けた数の何千何万倍以上の者が苦しんで死ぬことになろう。
中立・公平の原則を道徳的なタテマエと軽視しリアリストを気取る者こそが、どうしようもない近視眼的なお花畑であり、ぶっちゃけ人殺しなのだ。赤十字は公平で中立であることしか許されていない。一切の党派性をもちこむことは許されない。それこそがリアリズムなのだ。

 

●戦場での負傷者の手当て

これについての中立性と公平性が、どうして献血事業における中立性と公平性と「イコール(=)」になるのだ。

トリックである。この論旨のすり替えに気が付けるか否か、がこの記事を書いたブロガーが読者を煙に巻いて騙せるかどうかの分水嶺だと思う。

この部分で「ん? おかしくね?」と違和感を覚えられなければ、詐欺の餌食になる危険性があるので、今後は用心しよう。

ぶっちゃけ人殺しなのだ。

今回の騒ぎで最も批難された点だろう。「宇崎ちゃんコラボ企画」によって得られる血液を放棄しろ=間接的な殺人に等しいと。中には献血をボイコットしようと、赤十字の活動を妨害する煽動まである始末。ご本人が行かないのは個人の勝手であるが。

医療関係者はいかに輸血用の血液が足りていないかを知っている。それなのに、こんな騒ぎを起こした連中に、心底から立腹していると聞く。個人の不快感云々よりも、とにかく「血液を集めて人命を救いたい」という日赤と医療現場の気持ちをないがしろにしているんだよ、今回、騒ぎ立てた人達は。だから世間の反感を買った。 

 

 血液事業においても、中立と公平が重要である。けっしてやってはならないことは、献血という行為に分断と争いを持ち込むことだ。分断と争いが持ち込まれたところで、人が利他的であることは難しい。

すべての人のためになり、利他心に頼らざるを得ない献血という行為に分断と争いを持ち込んだのが宇崎ちゃんポスターであることに反論できる者はいないだろう。この問題を論じたあらゆる記事につけられたコメント欄で、対立と分断の大火災だ。

 

けっしてやってはならないことは、献血という行為に分断と争いを持ち込むことだ。

献血という行為における分断と争いって何なんだよ?

行く人は行く。行かない人は行かない。日本赤十字は行かない人に振り向いて貰う為に宣伝を頑張る。献血してくれと呼び掛ける。それだけだ。

争いを持ち込む

似非フェミとオタク層が言い争っているだけで、別に献血の現場では争いなど起きていないのだが。宇崎ちゃんポスターに限らず、コラボ企画が原因で献血現場が荒れたなんてニュースは全く聞かない。皆、普通に献血しているし、他の献血者にそこまでの関心など払わないよ、オタクに限らず一般人は。

分断と争いを持ち込んだのが宇崎ちゃんポスターであることに反論できる者はいないだろう。

いやいやいやいや(苦笑。反論されまくっているだろ、世間から。

そもそも例の外国人がツイートして、件の弁護士が便乗して問題提起するまで、誰も問題視していなかったのだ。本当に宇崎ちゃんポスターが社会的、セクハラ的に問題ならば、コラボ企画開始初日から問題にならなければ理屈が合わない。

たぶんIQや客観性が足りていないので、今回の件が「宇崎ちゃんポスターであること」と主張する方々に述べておこう。

じゃあ、ゆのっち、どうぞ!

 

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【 注)『ひだまりスケッチ(原作:蒼樹うめ)』の超有名なゆのっちコラです】

 

分断と争いを持ち込んだの誰なのか、それが誰なのか分かっているからこそ、「宇崎ちゃんコラボ」は中止にならず、第2弾も予定されている。

でも、きっと「分断と争いを持ち込んだのが宇崎ちゃんポスターであること」なのだろう、そう思うのならば、その人の中では。それは「その人の中ではとても大事な感情」だ。ただし、世間とか社会には受け入れられず、その人とお仲間の輪に限定だが。

コメントありがとうな、ゆのっち。

この問題を論じたあらゆる記事につけられたコメント欄で、対立と分断の大火災だ。

日本赤十字にとっては、まさに無関係な対岸の火事だろう。

その大火災とやらは、肝心の献血現場には着火していないから。

 

 あのポスターが掲示されている限り、あれに不快感を感じる人は、献血という利他的行動に不快感をともなうか、利他的行動そのものをあきらめるかである。利他心を尊重しなければならない赤十字が、利他行動に不快感を与えたり、利他行動をあきらめさせるようなことをしてよいのだろうか?

 

あのポスターが掲示されている限り

期間限定のコラボ企画だから、キャンペーン期間が過ぎれば撤去されるのだが。

利他的行動そのものをあきらめるかである。

実際に献血に行っている人達にとっては、数ある期間限定キャンペーンの1つに過ぎず、見慣れた光景の一部だ。献血を諦めた、なんて人は聞いたことがない。

 

 しかも赤十字は献血事業を独占している。赤十字が嫌だからといって他の組織を選ぶことはできない。政治的に対立が明らかな地雷が持ち込まれて、「我慢しろ」と利他行動と不快感をパックにされたり、「嫌ならくるな」と利他行動をあきらめることの二択が強いられる。なんでこんな目に合わなければならない?

 

「我慢しろ」と利他行動と不快感をパックにされたり、「嫌ならくるな」と利他行動をあきらめることの二択が強いられる。なんでこんな目に合わなければならない?

日本赤十字からすれば「嫌なら来るな」だよ。

それから「我慢しろ」と強要もしていない。行かなければ良い、これだけ。

繰り返すが、来てくれる人を大事にするのがスタンスだ。

チャプター8

 仮に宇崎ちゃんポスターが撤去されたとしよう。
今度はあのポスターを擁護していた側が収まりがつかないだろう。一度与えられ、そして奪われるのは激しい怒りを呼ぶ、人を本当に傷つける。「献血からオタクが排除されている」と感じても仕方がない。献血などにもう協力するものか、と思って当然だ。
だから僕はあのポスターを撤去することやキャンペーンの中止には反対する。

 

仮に宇崎ちゃんポスターが撤去されたとしよう。

いや、だから期間限定のキャンペーンだからさ。

期間終了(掲示10月22日、〆は末日)で次の企画と入れ替えだよ。

「献血からオタクが排除されている」と感じても仕方がない。献血などにもう協力するものか、と思って当然だ。

そんなイカレた思考は、オタクであっても極少数だと思われる。他作品の目当てのグッズがプレゼントされれば、再び献血に赴くだろう。つーか排除って何だよ、その発想。ぶっちゃけ、キモイな。

 

 献血に敵味方はない。オタクもとても大事だ。オタクも気分よく献血できるべきだ。

 

敵味方という区分をする時点でアレである。キモイよ。日本赤十字にとっては、献血者と非献血者の区分しかないだろう。もちろん宣伝はターゲットを絞っているが。それはマーケティングの基本である。

 

 だから、意見の相違があり、悪口をいいあったとしても、「彼らも私たちも献血をした。彼らと私たちは確かに対立しているが、彼らも私たちと同じように、見も知らぬ他人のために自分の血を提供できる、他人のために血を流すことのできる人たちなのだ」と思えれば、分断も対立も乗り越えられる可能性がある。対立する双方に利他心があることが可視化される献血は、社会の統合にも役に立つかもしれない。
そのような広告を心から望んでいる。

 

そのような広告を心から望んでいる。

マーケティング以前の話で、広告業界の人が聞いたら腹を抱えて笑うだろう。

そもそも、献血におけるコラボ企画って広告料をコラボ先が負担するという善意で成り立っている。日赤側には「受ける」「受けない」の選択肢しかない筈だ。

仮に、今回の「宇崎ちゃんポスター」を期間内に中断する様な真似をすれば、提供先であるKADOKAWAの面子に泥を塗る事になる。その結果として、今後は一切、KADOKAWAからの協力を得られなくなるかもしれない。そうなればKADOKAWA関連作品でのコラボ企画で得られる献血がパーになる。そんなリスクを日赤が取るとは思えない。

そして、その為に失われる命に対しての責任は?

日赤じゃないぜ。責任能力の有無を別にして、原因は「宇崎ちゃんポスター」で騒いだ連中にある。輸血が足りなくて亡くなった方のご家族や友人に対して、どんな釈明ができるというのか。セクハラ云々よりも、そういった配慮(想像力)に欠けていたから、ここまで炎上した。

 

 宇崎ちゃんポスターを掲示し続けても、撤去しても、どちらでも献血が特定の誰かのものになってしまう。この犯罪的に愚かなコラボで持ち込まれた分断と対立の傷は癒されない。詰んでいるのだ。献血はすべての人のために、すべての健康な人が贈る贈り物、という利他的な理念が深く傷つけられてしまった。献血の啓蒙活動において絶対になされてはいけないことが起きてしまったのである。

 

献血が特定の誰かのものになってしまう。

ならねえよ(笑

利他的な理念が深く傷つけられてしまった。

そんな理念よりも、献血量を増やす努力と広報が先だと思う。

 

 以上が、「宇崎ちゃんは遊びたい」ポスターが失敗であると考える理由の最大のものである。

 

いや、日本赤十字としては成功だよ。

グッズは全て捌けたらしいし。

来年2月は「宇崎ちゃんコラボ」第2弾だ。

おそらくアニメ化もするだろう。

チャプター9

 でもさー、そこに若いお母さんから「子供には見せられない」と評されるポスターって貼っちゃってええの? 子供に影響力あるのはお母さんだよ。いあ、お父さんにしてもだ、自分は楽しんでいても子供には見せたくないコンテンツっていくらでもあるわけです。自分で楽しんでいるエロ漫画も、ちっちゃい子供には見せられないよな。

 

自分で楽しんでいるエロ漫画

『宇崎ちゃんは遊びたい!』は全年齢対象のラブコメである。大学生の先輩後輩カップルを描いた作品だ。女性読者も多い。

秋葉原以外でも駅で宣伝されていた。

 

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チャプター10

 グッズというインセンティブ頼みのキャンペーンに僕は批判的だけれども、漫画やアニメとのコラボそのものは条件次第でとても有益だと考えている。ここ最近は献血キャンペーンにアニメや漫画がコラボされていることが多いわけだが、コラボされた作品そのものが献血事業と関係があるものであれば、その作品を通じて献血への理解も深まるだろう。
体の仕組みとか血液の価値とか、そういうものを表現している作品、医療系の作品や、吸血鬼がでてくる作品なんかはコラボの効果が高いと思う。先程述べた子供への献血教育という意味でも望ましいくらいで、こういう場合はグッズを分けてもいいのではないか?

だけど「宇崎ちゃん〜」ってなんの関係もないでしょ? 関連がないから教育効果もなく、ただグッズを分けるだけのキャンペーン、つまり一時的に供給量は増やすかもしれないけれど、血液の質を下げる方向性のキャンペーン、ようするにマイルドな売血ですね。これ、胸を張って成功といえるようなものですか?

 

コラボされた作品そのものが献血事業と関係があるものであれば、その作品を通じて献血への理解も深まるだろう。

コラボ先の善意で成り立っている宣伝だ。

むろんKADOKAWAだって純粋に無償というわけではなく、累計50万部を突破している「宇崎ちゃん」の更なる宣伝効果を狙っての提供である。

関連がないから教育効果もなく、ただグッズを分けるだけのキャンペーン

コラボ企画に教育効果など期待されていない。期待されているのは宣伝効果だ。ただグッズを配布して献血者を増やす、それ以上でもそれ以下でもない。

チャプター11

 「センパイ!まだ献血未経験なんスか?ひょっとして……注射が怖いんスか?」
宇崎ちゃんポスターのセリフがこれである。これもいろいろひどい。
注射はセックスの比喩としてエロ小説やシモネタでよく使われることはみなさまご存知であろう。つまりこのセリフは性交未経験であることへのからかいであり、童貞いじりである。赤十字が献血促進キャンペーンで童貞いじりしていいんかよ、ということや、このセリフを見て「子供には見せられない」という若い親の判断が確固としたものになるとか、そのあたりももちろんある。

つまりこのセリフは性交未経験であることへのからかいであり、童貞いじりである。

作品を読んでいないのが丸分かりだ。

しかも「ファン向け」って日赤は云っているだろうに。

 

 当時「注射怖いんか?」とかいうポスターが掲示されていたら、「なんで善意で血を提供にきて、検査のすえに断られてこんなこと言われにゃならんのだ!」ブチ切れたかもしれないし、いま献血しているかどうかわからぬ。

 

いいんじゃね?

この人みたいな面倒な献血者1名が去ったところで、宇崎ちゃんポスター目当てで100人献血者が増えれば、日赤的にはトータル+99人でオーケーだ。差別するなと喚く「区別されて然るべきクレーマー」は相手にしないに限る。

チャプター12

 というわけで
政治的分断を絶対に持ち込んではならない献血に分断と対立を持ち込み、赤十字に必要不可欠な中立と公平という価値をないがしろにし、将来のための献血教育を促進するどころか足をひっぱり、一時的に献血を増やしたとしても血液の質を落とす方向性のあるマイルドな売血であり、献血未経験者・献血ができない人へのからかいまでやらかしたこのキャンペーンは、やってはいけないことをコトコト煮詰めてできた安易で無神経で身勝手などうしようもない失敗の見本であり、ポスター撤去・キャンペーン中止すらかえって献血の価値につけられた傷を深くするという、クソの中のウンコとでもいうべき犯罪的な愚行です。
徹底的に批判しなきゃいかんです。こんなの通すなんて、赤十字は脳が煮崩れてるんと違うか?

 

徹底的に批判しなきゃいかんです。

存分にすればいい。

ただし日赤は「相手にしない」と声明した。

シンプルにそれだけだ。

こんなの通すなんて、赤十字は脳が煮崩れてるんと違うか?

僕は貴方の方が「脳が煮崩れしている」と思った。

批判したんだ。批判を受ける覚悟はあるよね?

チャプター13

 そしてお願いがある。
僕自身はフェミに近い立場なので、自分の立場に近いフェミニストやあのポスターを不快と思う人達にお願いする。
ポスター撤去、キャンペーン中止は、フェミニズムの党派的な勝利ではあっても、あのポスターによって献血に持ち込まれた対立を固定してしまうものであり、それは献血の理念の敗北である。つまりは利他性の敗北である。僕はあなたたちが正しいと確信しているが、だからこそ撤去は求めないでほしい。献血において、すべての人の気持が尊重されなければならず、僕たちはオタクの気持ちを尊重しなければならない。いったん与えられたものを取り上げようとしないでほしい。
しかし、不快なものは不快だと、失敗は失敗であると声をあげることはなんの問題もない。献血事業を大切に思うのなら、厳しく赤十字を批判すべきだ。こんな愚かなことは、二度とやらせてはダメだ。

反フェミの人たちがどうすべきかについては、まあ自分たちで考えてくれ。献血はオタクを排除してはならないが、オタクだけのものであってもならないことだけは理解しておいてくれ。

 

僕自身はフェミに近い立場

これが最大の失敗なんだよな。

可能な限り公平な立場をアピールして論じなければ説得力がなくなってしまうケースなのに、「オタク側とフェミ側において自分は後者に近い」と明かしてしまっている。

賛同を得たければ、偽装してでもオタク側に立って主張しなければいけなかった。

ま、それが理解できていれば、こんな稚拙な記事にはなっていないが。

ポスター撤去、キャンペーン中止は、フェミニズムの党派的な勝利

勝利とか敗北とか煽られると、日赤も献血現場も本当に迷惑だろうなぁ(苦笑

僕はあなたたちが正しいと確信している

世間の大半と医療現場からは白い目で見られているけど。

献血はオタクを排除してはならないが、オタクだけのものであってもならないことだけは理解しておいてくれ。

献血がオタクだけのもの――なんて主張、どこでも聞かないのだが。

というか「オタクを排除」とか危険思想すぎてアレである。

不快なものは不快だと、失敗は失敗であると声をあげることはなんの問題もない。

不快なものは不快、と、失敗は失敗、は全くイコールで繋がらない。不快に思った者のみが「失敗だ!」と感情論で喚いているだけ――と世間の大半は結論づけている。

厳しく赤十字を批判すべきだ。こんな愚かなことは、二度とやらせてはダメだ。

批判は勝手にどうぞ。

やる、やらないを決めるのは日本赤十字である。

じゃあ、もう1度――

来年の2月、『宇崎ちゃん』コラボ企画の第2弾、実施されます。お楽しみに。

 

 最後にすべての献血できるひと、献血に興味をもったひとへ
行ける人は献血行こうな! 特に年末は貢献度がでかいぞ。気分いいぞ。

 

特に、今回のキャンペーンで「宇崎ちゃんグッズ」をゲットした人、来年2月のコラボ第2弾グッズも是非、献血会場に足を運んでゲットしてください。

じゃあ、最後に宇崎ちゃん、どうぞ

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引用元――宇崎ちゃんは遊びたい!(漫画:丈、KADOKAWA/富士見書房)より抜粋】

 

そうそう。一部で「献血ルーム入り口から宇崎ちゃんポスターが撤去された」というデマが流布したけれど、単に次のキャンペーンである『冴えない彼女(ヒロイン)の育て方(著:丸戸史明/イラスト:深崎暮人、KADOKAWA 富士見書房/富士見ファンタジア文庫)』と入れ替えただけである。単なる掲示期限切れだ。

今回の件で、1番の被害者だなと思うのは作者の丈先生である。

宣伝効果としては抜群だったが、それは結果論であり、心ない誹謗中傷に晒されて本当に気の毒だと思う。どうか気に病むことなく、創作活動に打ち込んで欲しいと願う。

本屋でコミックス3巻しかなかったので、現在は3巻しか手元にないけれど、今回の騒ぎで増刷されそうだし、1巻と2巻も目にしたら購入する予定だ。

 

追記:休日なので探せばあった。

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大人げない記事だという自覚はある。

弱い者イジメだと、批判を受ける覚悟も。

けれど、やはり献血事業や医療現場および命の重さを思えば、こういった「自分のお気持ち>他人の救える命」という思想は、ちょっと見逃せなかった。救える命に対して、オタクとかフェミとか、本当に些細な事。それが分かっていない時点で、まあ、偽善にすらなっていないと思った。

 

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