【半額弁当】鰻(ウナギ)について【土用丑の日】
さあ、今日も戯れ言《
土用丑の日
まさに酷暑――ここ数日、洒落になっていない暑さだ。
アスファルトの上だと日光の照り返しもあるので、実に40℃を超えている。
読者の方々も、熱中症には注意して欲しいと思う。
人並以上に暑さに弱い僕には、この温度はたまったものではない。
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これでは食欲を維持するのも大変である。
ダイエットになるどころか、痩せてやつれてしまうだろう。通常で175センチ76キロの僕であるが、今は73キロくらいに落ちている。激痩せといえよう。
夏バテ防止に鰻を食せ
食欲減衰のこんな時。
スタミナフードとして日本人が思い浮かべるのは――鰻だ。
スーパーや弁当屋で『土用丑の日』をしきりにアピールしているのが目に付く。
※)ちなみに、土用丑の日とは――
土用の間のうち十二支が丑の日である。
夏の土用の丑の日のことを言うことが多い。夏の土用には丑の日が年に1日か2日(平均1.57日)あり、2日ある場合はそれぞれ一の丑・二の丑という。厳密には土用は四季の毎季それぞれに1回ずつあり、土用の丑の日は年に平均6.09日ある。
平気法では土用の定義が異なる(ただし丑の定義は同じ)ため土用の丑の日が異なる年もある。天保暦以来普及している定気法での土用の方が一般的といえる。
しかし鰻は高い。高価だ。
鰻屋の定食どころか、鰻の弁当だって安くないのだ。
国産は勿論、中国産も。
ぶっちゃけ僕の安い舌だと、高級店と国産と中国産の区別は付かないが。
そんな僕にとって鰻は『高嶺(高値)の花』である。
だが、つい買ってしまう時だってあるのだ。
貧乏人だと笑ってくれ
中国産だって美味しいですかね
スーパーの半額品
そう。スーパーの半額品だ。
しかも国産である! 中国産と味の違いは判らないが。
お値段1380円が半額で、690円となっている。
約700円の弁当って、冷静に考えると全く安くないのであるが、これを目にした時の僕は、『690円も得をする!』と、嬉々として買い物籠に放り込んでしまった。
500円の弁当が半額でも250円しか浮かないが、元値が1380円となれば、半額になった時の威力は凄まじい。
いわばドラゴンボールの界王拳みたいなものだ。
690円という高価な弁当を買った見返りとして、僕は690円も得をした。
この得は、買い物上手による儲けとも形容できよう。素晴らしい。
この浮いた690円をどう活用するか……
その結果は――
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鰻丼(弁当)をWで購入
ならば、これで合計1380円の節約――なワケない。
そして自宅アパートに帰ってから己を客観視して、愕然となる。
自分はなんて馬鹿な買い物をしてしまったのかと。
ちなみに鰻は栄養価満点で夏バテ解消に効果的な反面、非常に高コレステロールだ。
◆合わせて読みたい◆
血中コレステロール値が高めの僕は、卵、鰻、筋子といった食品には注意しなければならないのだ。ゆえに頑張って野菜ジュースからリコピンを摂取している。
まあ、買ってしまった物は仕方がない。
なにしろ残り2個だったので、つい、調子に乗ってしまった。
思い直せば、廃棄品になるよりはマシであろう。
なにしろ日本鰻(ニホンウナギ)は絶滅危惧種である。
消費者のみならず、生産者の方々もその事を肝に銘じて、乱獲を自粛し、廃棄品を少しでも減らす努力をして欲しいものだ。
――鰻はとても美味しかった。