【グラタン化】冷凍シチューのリサイクルについて【フュージョンか悪魔合体か】
さあ、今日も戯れ言《
ようやく涼しくなり、秋の色も濃くなってきたと感じられる最近だ。
エアコンをストップし、窓の網戸を開けておくと室温は24℃にまで下がってくれた。この24℃はエアコンで冷やした空気とは異なるので、実に快適な室温である。エアコンで24℃にまで下げると、健康に悪そうな人工的な寒さになるので。
昨夜は快適に安眠できた。
アルコールも摂取しなかったので、眠りも深かった。
そして昨日は、夏の残りを1つ、片付けた。
これ(↓)である。
う~~ん、料理レポとか外食レポ以前の問題であろう。
以前、作ったシチューの残りを冷凍していたのだが、食うのを忘れていた。
該当の記事は以下だ。
◆合わせて読みたい◆
約1ヶ月前となるので、冷凍していても流石に限界だろう。
まさしく『夏の忘れ物』である。苦笑いだ。
これを解凍して、固形ルーと牛乳を足せば、蘇生可能の筈である。
で、電子レンジの解凍機能の後で火に掛けた。
このままシチューへと戻すのはキツイな。そんな雰囲気である。
なんていうか、腹を壊しそうだ。味も劣化していないか?
そこで一工夫する事に。
理想は鶏肉を取り除いて、クリームコロッケを作る事(鶏肉はソテーに)なのだが、生憎とそこまでの手間というか、料理技術はなかったりする。
よって、しばし迷った挙げ句、これの出番となった。
総菜グラタン(冷凍保存)だ。
これ、結構好きなので、半額セールの時に買い溜めして冷凍してあった。
こちらは電子レンジで解凍⇒耐熱皿にイン⇒トースター、で問題ない。これはまだ充分に保つ筈である。
しかし今回のイレギュラーに際し、僕は思い付いたのだ。
起死回生のアイデアを。
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シチューと――フュージョンさせよう。
成功するか失敗するか、悪魔合体だ。
思い立ったら、もう止められない。試してみたいではないか!
電子レンジと耐熱皿で総菜グラタンを雑破に解凍する。3つ同時なので、もの凄くいい加減であった。実験感覚で、意味不明の熱意だけで動いていた。
とりあえず最低限は解けた。まあ、こんなモンであろう。
どうせプライパンで火にかけるので、細かい事は気にしない。
だが、結論から述べてしまうと、この時、僕は致命的なミスをしていたのだ。
ここですでに分かった人は、料理の才能とセンスがあると思う。
とにかくフュージョンさせよう。
フュージョンポーズはしなかった。
属性は同じ筈だが、メガテン風にいうとカオスっぽい。
しかしゲームとは違い、キャンセルできない状態だ。
大丈夫だ、と自分に言い聞かせる。
別にフュージョンさせてなくても冷凍シチューをそのままグラタンのルーにしたって、そんなに問題なかったのでは? という弱気な自問自答が湧いてくる。
とても良い香りなのだが、――い、い、色が(汗
黄色い。凄く黄色いではないか。 こ、こんな筈では……
そう。この時点で僕は失敗に気が付いていた。
トマトソースとかぼちゃを取り除くのを忘れていた――と。
ホワイトソースグラタンではなく、思い切り『かぼちゃグラタン』になっている。
味見して、美味いことには美味いのだが、食いたいのはコレじゃない。
しかし、この状態から生ゴミにするわけにもいかず、遺憾ながら続行だ。
嵩増ししたら量がとんでもない事になるし、仕方が無かった。
ここからの行程は極普通である。
焼いたらホワイトソースグラタンになるのでは――という淡い期待を抱きつつ、さあ、食べてみよう! レッツ、晩餐だ。
うん。
うん!
メッチャかぼちゃ! かぼちゃ風味!!
失敗したが、完食はした。
3皿目からは(飽きて)辛かった。好きなホワイトソースだったらなぁ。
決して不味くはなかったが、やはり「こんな筈では」と思いながら(後悔しつつ)食べていたので、正直、楽しい食事とは言い難かった。
この経験は次に生かしたい。