【レシピ】年越し蕎麦について【失敗談】
さあ、今日も戯れ言《
年越し蕎麦について語る
去年(2017年)の大晦日。
僕は年越し蕎麦(としこしそば)を食べ損ねた。
蕎麦汁に浸した天ぷらの盛り合わせだけを食す羽目になったのである。
年越し蕎麦(としこしそば)とは、大晦日(12月31日)に縁起を担いで食べる蕎麦で、歳末の日本の風物詩ともなっている、日本の文化であり風習。江戸時代には定着した日本の文化であり、ソバは他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べる。
引用:Wikipedia
理由は蕎麦だ。
普段の僕は蕎麦やうどん、きしめん等を自分で作る際、麺は茹で上げ済みのパックを使う。下(↓)のやつなど手軽でお気に入りだ。値段も手頃だし。
このシリーズ、是非きしめんも出して欲しいと思っている。
麺つゆも濃縮された市販品(鰹ダシより昆布つゆの方が好みだったりする)を水で薄めて大雑把に煮るだけ。麺を茹でるお湯もダイレクトの水道水だ。ミネラルウォーターは飲料水としか使わない。
出来上がりはこんな風(↓)となる。テンプラはスーパーの総菜(半額品)だ。
インスタントな家庭ソバ
ハッキリいって僕の安い舌には、これで充分である。
あまり美味しそうに見えないが、本当にそれなりの味だったりする。けれど不満はない。調理時間も5分程度で済むし、片付けも楽だ。
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去年の年越し蕎麦を振り返る
けれど当時、多忙極まりない年の瀬を過ごしていた僕は、馴染みのスーパーで『特売品の』生蕎麦を目にしてしまう。
何を勘違いした(多忙ゆえに判断力がなくなっていた)のか、僕は本格的な年越し蕎麦を食べようと思ってしまったのだ。作ってみよう、と。
例年はカップ蕎麦か出来合い品なのに。
メイン(主食)が蕎麦ではないので、どん兵衛のお世話になるのだ。
それに本格的な年越し蕎麦が食いたいのならば、出前を注文すればいい。
魔が差した僕は、生蕎麦を買ってしまう。
30日に割引された天ぷら盛り合わせを買って、さあ、準備は万端だ。
僕は普段通りの適当(杜撰)な作り方をした。
うん、蕎麦がね、その……
美味しくない、というか不味かった。
食感が腐ったゴムみたいで、とても食えたものではない。
失敗の原因
味わってから気が付く。
生蕎麦なんだから、相応の調理法でなければダメではないかと。
失敗した蕎麦は廃棄せざるを得なかった。
勿体ない気持ちと、冬場とはいえ大量の生ゴミを出してしまった後悔に、なんとも言えない年の瀬となる。その年越し蕎麦が原因かは定かではないが、その後、過労で倒れて退職(トンズラ)したり、その次の会社が見事な漆黒(ブラック企業)だったりと、新年は夏場のここまで散々であるが。
その後、『衛宮さんちの今日のごはん』の年越し蕎麦回(第一話、当時は『dアニメストア』ではなくテレビ放映)の録画を観た。
衛宮さんちの今日のごはん
これをもっと早く観ていればなぁ。
ちなみに登録してある『dアニメストア』にて視聴可能である。
これを参考に、再チャレンジ――という気にはならない。僕には生蕎麦など分不相応だと思い知った。前向きに学習したのだ。
今年の年越し蕎麦は、無理せずに出来合い品を買おうと思う。
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