【さすおに】超朗報『魔法科高校の劣等生 来訪者編』アニメ化について【2期決定】
さあ、今日も戯れ言《
【引用元――魔法科高校の劣等生(原作:佐島勤/石田可奈、魔法科高校製作委員会 )より抜粋】
さすおに、とは
かつて『魔法科高校の劣等生』とは『小説家になろう』の代名詞であった。
黎明期、長らく総合ランキング1位を独占していたのだ。
今でいう『なろう系』――特に『〇〇太郎』と親しまれ愛称される作品群とは、一線を画すビッグタイトルだったのである。長男である『スマホ太郎』を筆頭に『孫太郎』『ありふれ太郎』『黙れドン太郎』『娘ハメ太郎』といったハイレベルな太郎系作品が燦然と(商業作品として)世に放たれている現在、『魔法科高校の劣等生』に「なろうテイスト」や「太郎系的なアレ」を見出す人は、今や少ないのではなかろうか?
歴史を振り返る。
約5年前だ。
いったい何作品「最終兵器」があるんだよ!?
っとツッコミを入れたくなるくらい幾度となく『なろうの最終兵器』というフレーズを目にしたが、1番最初にこのフレーズを冠せられたのは『魔法科高校の劣等生』と僕は記憶している。
イラストレーターが石田可奈という事もあり、「アニメ化ありき」で『小説家になろう』から電撃文庫にプラットフォームを移したのは、誰の目にも明らかであった。その宣伝の上手さもあり、書籍化は大成功という結果に。今でも電撃ブランドでトップクラスの売り上げを誇っている。電撃の看板作品の1つという地位を不動としているのだ。
ついに満を持してのアニメ化――
その時、この作品は『電撃の最終兵器』と命名された。
アニメ放映が終わったら、完全に黒歴史となり封印されたワードになるが。
放映終了どころか放映中にすらタブー化した『電撃の最終兵器』と入れ替わる様に、この『さすおに』という造語が、瞬く間にサブカルチャー界を席巻し、定着した。
よく『さす〇〇』という単語を目にしたり、耳にしたりするだろう。その語源となったのは、この『さすおに』である。また『お兄様』という単語は本来ならば固有名詞ではないのだが、『お兄様=司波達也』という固有名詞に昇華したのも快挙といえよう。
さすおにの検索結果
アニメ放映前はアンチが「さすおにwwwwwwww」と蔑称していたのに、アニメ放映によって「さすおに」はアニメファンの常識となり市民権を獲得、その後、アンチは「なにがさすおにだよ」と顔を真っ赤にして悔しがる結果に。
それ程までにファンに愛された作品であるが、劇場版のラストで「映像化は完結した」かのごとく描かれており、2期は絶望か――と皆がガッカリしていたのも記憶に新しい。
しかし、ようやく待望の2期製作が発表され、ファンは狂喜乱舞した。
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ヒロインより人気のお兄様
本作品の人気は主人公であるお兄様の人気に支えられている。
というか、ぶっちゃけメインヒロインが不人気だ。設定が色々と特殊な点を除いても、お兄様の外付けスピーカーくらいにしか(深雪ファン以外には)認識されていない。
そしてファンもヒロインはほぼ関心外で、お兄様を愛でている。
上の画像は有名な同人ゲームであるが、非常に的を射ている。
今年10月24日に終了(約5年保った)となるソシャゲ『魔法科高校の劣等生 LOST ZERO』では、こんな限定ガチャも。
アニメ第1期のラスト付近で披露されたクソダサスーツ(上の画像の真ん中)も、劇場版ではダースベイダーっぽくパワーアップされていた。
某ベイダー風クソダサスーツ
【引用元――魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(原作:佐島勤/石田可奈、劇場版魔法科高校製作委員会 )より抜粋】
レオのエリカの表情が全てを物語っている。
制作スタッフも笑いのツボを押さえていた。
2期の売りとPV
時系列としては劇場版の前に当たる。
アニメ1期最後の「横浜騒乱編」の次にくる「追憶編」を飛ばして、その後の「来訪者編」にスポットが当たる。まんま2期のサブタイトルだし。ここで「一年度の部」が終わる。それ以降――「ダブルセブン編」から始まる「二年度の部」から先を映像化するかどうかは、現時点では不明だ。
https://www.youtube.com/watch?v=J6pJS15UnHo
スタッフはアニメ1期のメンバーではなく、劇場版の面子となる。
売りはスバリ、劇場版にも登場している戦略級魔法師、リーナことアンジェリーナ=クドウ=シールズ。深雪にも劣らない美少女設定だ。
さあ――
二人の戦略級魔法師が出会うとき、
再び、アニメ界が動き出す