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【人手(人材)不足で退職トラブル】戯れ言――退職願の不受理について【辞めさせない悪質な慰留横行】

【人手不足で退職トラブル】戯れ言――退職願の不受理について【辞めさせない悪質な慰留横行】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

 

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前口上(省略可)

う~~ん、【漫画・アニメ等】の『一騎当千について』の執筆で、時間・気力ともにかなり消耗してしまった。合計で27巻分の読み直しに丸1日かかり、本文も9000字近くになってしまったからなぁ(苦笑

だけど【漫画・アニメ等】というカテゴリについては、トレンド的(一時的)なPVを目的とするのならば、現在進行形でアニメ化している作品をネタにすれば良いのだが、資産化(フロー記事ではなくストック記事)するのであれば、どうしてもロングランの有名作品に限られてしまう。ロングテールで検索ヒットしてくれるから。

まあ、苦労するだけあって、Google検索から読まれている記事は例外なく【漫画・アニメ等】の記事なので、このカテゴリについては頑張っていきたいとは思っている。

今後はこのカテゴリに力を入れていきたいし、故に更新頻度は落ちるかも。

というか、メイン・サブ両ブログ共、記事数が溜まるに従い、1記事当たりの製作時間が増えてきており、このサブブログですら連日更新が困難に。

ブログは継続するのが1番大変――。その通りだ。

 

真のブラック企業が迎える末路

じゃあ、本題といこうか。

人手不足や人材不足については以下の記事で述べている。

まずは雑破にでも流し読みして欲しい。

 

 

www.zare-kiji-tukai.com

 

 

実際、これから本格的な人口減社会を迎えるに当たり、従来の日本企業的なやり方では、とっくに限界に達しているのだ。

特に非正規雇用をはじめとした安い労働力に頼るビジネスモデルである。

 

安い給与+会社に従順+有能(可能ならば即戦力)。

 

高度成長期や終身雇用が当てになった頃はともかく、今はそんな『会社にとってのみ都合の良い』人材など実に稀少である。

そもそも有能な人間は、今の日本企業に従順な筈がない(従順な時点で有能とはいえなくなる)し、SNSが発達した今、安い給与、やり甲斐詐欺に引っかかる人間は、いわゆる情報弱者のみだろう。カラ求人や求人詐欺もかなり世間にバレ始めている。

 

その結果――

コンビニのバイト求人ですら大衆を騙せなくなり、外国人頼りという有様だ。

 

その外国人労働者にせよ、これから他国に持っていかれるだろう。技能研修なんちゃらは、すでにSNSでその劣悪さが海外の有能な人材には知れわ、いや、バレており、頼みの外国人労働者すら減っていくのは避けられない未来だ。

優秀な外国人はすでに日本など見向きもしていない。

事、労働条件や労働環境においては、日本という国は先進国ではないのだ。

犯罪上等、移民として日本を乗っ取る、スパイ、といった『訳あり人材』しか外国からは来なくなるだろう。

 

そういった時代にあって、ブラック企業ほど人材不足に陥ってしまう。

人手不足でない頃は、ブラック企業であっても「辞めたければ辞めろ、お前の代わりはいくらでもいる」で何とかなっていたのだ。

それが何時しか「辞めたければ辞めろ、お前の代わりはいないが、残りの者に何とかさせるから」に変化していく。

そして人手不足、人材不足が本格的に顕在化した今はこうなった。

 

退職なんてダメだ認めん。辞めて良いわけないだろう。お前の代わりはいないし、残りの者ではどうにもならない

 

そう。退職希望者の引き留め現象である。それも違法かつ悪質な。

真のブラック企業はここまで追い込まれつつあるのだ――

 

退職希望者への慰留が発生する事情

育成ノウハウが脆弱で、その会社にとって戦力な人材は『自力で仕事を覚えて、独自のアレンジを加えていき個人的に成長した』からに他ならない。

そうして成長・完成した仕事も、新たな育成ノウハウや教育プログラムとして、会社にシステマティックに組み込まれない(そういう会社は改革や変化を嫌う)ので、結果、その人材の仕事は、その人のみの領分という属人的なタスクになってしまう。ブラック企業は人の入れ替わりが激しいので、そうして『その人しかできない仕事』が社内に積み重なっていく。

 

そしてブラック企業の従業員は基本的にホワイト企業よりも低レベルであるが故に、その人のみの仕事はその人のみに任せっきりになる。自分には無理(面倒だし、安い給料で負担増は嫌)ですと。

会社側もブラックらしく、その人のみの仕事はその人をコキ使えばいい、と『仕事の共有化』という新しい仕事を面倒がるのだ。仮に共有化を目指すにしても、その負担を押しつけるのは、その人当人のみという素晴らしいブラックぶりだ。

同僚、会社側ともに『その人がいなくなる』状態を全く想定しない。指摘されても『考えない様にしている』とかいう類の返事が来るだろう。

想定するのは、仕事ができるその人をさらに都合よくコキ使う事のみ。

 

従って『属人的タスクを抱え込んだ』有能な人材がブラック企業からトンズラ(退職)しようとすると、会社側は慌てて対応を取ろうとする。

それも『その人のみの仕事を共有化する』のではなく、もっと単純に『その人を辞めさせない様にする』という現状維持を目指す方向で。

 

単純労働メインの純粋な人手(マンパワー)不足ならば、補充人員を都合すれば、まあ、何とかなる。新人も1ヶ月程度で最低限の戦力にはなるし。

その手の職場や会社は人員補充までの一定期間の引き留めはするが、人員補充の目処が立てば割と素直に解放してくれる。それだって本来はダメなのだが。

会社側だって辞めたいと公言する人間をいつまでも雇っておきたくないのが本音だ。

 

しかし『属人的タスクを抱え込んだ』有能な人材の場合はそうはいかない。

勝手(会社に都合良く自主的)に、替えが利かない戦力になるまで自力で育ってくれた貴重な従業員は、重度な人手不足時代の今、簡単に補充などできない。即戦力など夢のまた夢、補充できてもその人のレベルにまで育つ時間も相応に掛かるし、同レベルまで自力で育ってくれる保証はないし、そもそも育成ノウハウがないときている。最低限の説明と杜撰なマニュアルと「分からない事があった聞いてくれ」という投げやりな対応のみ。新人が分からない事や新人がミスしやすい事を先回りしてフォロー&レクチャー、というスキルすらない低レベル企業なのだ。ゆえにブラック企業は職場単位でさらにブラック化していく。

 

要は、その人が去ってしまえば、同等以上の人材を補充できる確率が極めて低い。

辞めたいと公言しようが喚こうが、素直に手放せない状況だ。

なにしろ他の従業員ではその人の代わりができないのだ。なんとかやらせても質が大幅に低下する(その人が台頭する前の水準に逆戻り)のは避けられないだろう。

 

だから引き留める。必死になって引き留めるのだ。

たとえ悪質かつ違法であっても。

 

引き留めの脅しは嘘だ、騙されるな

まず筆頭として挙げられるのが、シフト制のバイトなどでも多くみられる『休むのならば、自分で代わりの要員を都合しろ』という文言だ。

代わりの人員を用意(都合)するのは、雇用側や管理側の責任であり、従業員には関係のない話である。

 

とはいっても、シフト制の場合は代務者に迷惑をかける事になるので、その職場で仕事を続けるつもりならば、余程の緊急や急病でない限り、自分で代務者の手配は下準備しておく方が望ましい。でなければ、職場に居場所がなくなっていく。法的な責任云々ではなく、誰だってシフトに迷惑をかける人間と仲良くしたくないだろう。

 

ただし退職するのならば、シフトだの予定だの引き継ぎだの気にするな。

前途した通り、そういうのは会社側および管理側の責任だ。

遠慮なく職場を破綻させるといい。それは貴方の責任ではないのだ。そんな職場にしかできなかった会社側の責任である。

どうせ去って縁を切る『貴方にとって不義理だった』会社に、貴方を犠牲にしてまで不必要な義理を果たす意味などないだろう。

 

次に『貴方が抜けた事による損害は云々』『その損害を請求する』とかも、一切耳を貸さない事。そういった脅しもハッタリだ。

その損害に責任を持つのは、やっぱり会社側および管理側である。

これは法律で決まっている。

安心しろ。裁判になど絶対にならない。確実に会社側が敗訴するからだ。寡聞にして、その手の訴えが本当に行われたケースは皆無だ。仮に損害賠償として給与から引かれていたのならば、労基に駆け込めばOK。そんな事もまずあり得ないが。何しろ物証(明細書)として残ってしまうので。

ただし備品を横領したり、背任したり、意図的に会社に損害(損失)を与えた場合はその限りでは無いので、あまり都合良く拡大解釈しない様に。

 

『資格修得の費用、今まで掛かった教育費等の返還』も同じだ。

これが1番悪質な引き留め用の嘘かもしれない。

こういった社員への出資は会社側の先行投資であり、リスクを背負うのも会社側であり、退職する者がわざわざ身銭で返済する必要はない。騙されるな。そんな巫山戯た事を言われたら、労基に相談すると言い返してやれば相手も黙るだろう。

 

『引き継ぎ』に関しては、可能な範囲でいい。

有休消化(貴方の権利)を犠牲にしてまでやる必要はない。そういったマネジメント(スケジュール調整)も上司の仕事であり責任なのだから。

 

まとめると、基本的に会社側および管理側は『貴方に最低限の法律知識がない』と判断すると、就労規則などを楯に、無茶な脅しを掛けてくる可能性が出る。

いいか、騙されるな。労働基準法が絶対で、退職希望者にとっては就労規則など守ってやる必要などないのだ。

 

法律では退職の意思を示したら、2週間で退職できる。

それは労働者の権利だ。

就業規則に定められている猶予期間の場合、世間体を考えて1ヶ月くらいは我慢してもいいだろう。だが、数ヶ月とか半年とかは馬鹿正直に付き合う義理はない。

 

退職願を受け取ってくれない場合

脅して無理(法律的な知恵がある)と判断された場合、のらりくらりと退職願の受理を引き延ばされる事もあったりする。

このケースは、所属部門の責任者(部長か課長クラス)で、退職の意思が堰き止められており、会社の上層部や人事部は把握していない事が多い。職場が回らなくなる以上に、戦力となっている従業員が退職してしまうと、会社の査定がガッツリと下がるからだ。

 

僕の例をあげると。

最初の会社で退職願を出した時には、以後、届は研究所長の机の中でずっと眠っていた。

転職先の事情も含めて年度末(猶予は約3ヶ月)まで、と断りを入れて手渡した。僕は立つ鳥跡を濁さずの精神で、引き継ぎ作業も含めて連日遅くまで残業して頑張ったのだ。気持ちよく職場を去る為に。

会社の一大イベントも無事終わり、僕も担当のブースを成功させた。

そして晴れやかに「じゃあ、後半月で退職になりましたが、有休消化できますか?」と研究所長に確認したら「仕事すごく頑張っているから、辞めるの止めたかと思っていた」とか言ってくれた。恐ろしい事に、来年度の僕用の予算も決定しているので、辞められたら困ると泣きつかれる始末。なんてこった。

 

で、人事部および会社の技術本部のトップも巻き込んでの大騒動になった。

懐かしい。給料倍にするとか引き留めは凄かったが、こっちも引けなかったしなぁ。

 

そして、過労でぶっ倒れてトンズラした会社に至っては、通算で7回、退職の意思を伝えていた。割と早い段階で逃げ出したくはあったのである。

最後の2回は退職願を上司に突き出した。

すると泣きそうな顔で「お願い、そういうのやめて」と、子供みたいに嫌々ってされて仕方なく引っ込めた。とにかく「君がいないと困る」と、情に訴えられていた。会社のレベルが低いと、嘘ではなく本当にこんな現象まで発生する。レベルの高い会社しか知らない人には冗談に思えるだろうが、笑えない事にコレ、本当の話。

その会社の場合は、過労から回復した後に、改めて本社人事部に行って退職手続きをした。記載した退職願も日付を遡る形で。人事部の方々には同情してもらえた。まあ、同情だけだったが。他の書類等は、順次、郵送されてきた。

 

どの会社でもそうなのだが、『残って欲しい人ほど潰しが利くから出て行って』『辞めて欲しい人ほど当てがないからしがみつく』のだ。

 

とにかく、退職願の受理から逃げられてしまった場合。

内容証明で郵送&社内メールで人事に報告する――のが1番だろう。

人事に直接訴えるという事は、所属の長の顔に泥を塗るに等しいが、退職願を受理してくれないのだから、遠慮なく泥を投げつけてあげよう。間違いなく上司と後に喧嘩になるが、こちらに非はないと堂々と言い返せ。

人事部は退職の引き留めなどしない。法律でアウトだと分かっているから、たとえ社長直々に引き留めろと命令されても、クールに退職手続きを進めてくれる。

 

人事部の仕事が杜撰――となると、かなり小規模な会社になるが、人事部がしっかりとした仕事をしてくれない時は、ハローワークに必要書類の確認と催促を頼めば良い。

繰り返すが、真っ当な人事部が退職の引き留めを行う事など、まず無い。

 

人事部すらブラックだった場合は、労基に駆け込むか、少々の費用は掛かるが『退職手続き代行サービス』に依頼する。これは最終手段に近いけれど。

 

最後に(無断欠勤だけはせぬ様に)

最後に教えるが、割と誤解されがちなのは、『自主都合退職』ではなく『会社都合の退職(クビ)』にさせる為に、会社側は従業員を追い詰めるという風説。

 

これはデマであり、実際は逆。

 

会社都合の退職だと余計な支出が増えるし、退職した人の再就職先で勘ぐられる事もある。会社にとって不都合だ。会社側は可能な限りホワイトを装いたいので、引き留めを断念したら『自主都合退職』で、たとえ表向きでも円満に退職して欲しいのである。

 

よほど小さな零細でもない限り、雇用保険の差額とか退職金云々は、会社側は気にしていないのもお忘れなく。というか、退職者数名に掛かる一時費用(全員分の給料を上げる(固定費)のに比べれば端金)で傾く経営状態なら、人手不足以上に倒産リスクを考えて逃げ出した方が良いだろう。

悪質な引き留め工作の理由は、人員不足&人材不足――これに尽きる。

 

無断欠勤でトンズラこけば、諦めて人事部主導で勝手に退職手続きを始めてくれるし、その場合でもクビではなく退職願を郵送してきて『自主都合にして返送しろ』と一筆添えてくるだろう。横領とかニュースになる犯罪行為をしなければ、懲戒免職(クビ)とか、そんな大げさな処理はとらない筈だ。というか、人聞きの話ではあるが、トンズラこいた前会社から『サインと捺印以外、自己都合も含めて全部記入済み(しかも手書きではなくワープロ記入)の退職願が送られてきた』という話も聞いている。退職理由はもちろん『一身上の都合』のみだ。人事は人事で色々と処理が大変なんだろうなぁ、とその時は思った。

 

前途した方法で対処すれば、無断欠勤なんて非常識な真似をしなくても普通に退職できるので、あまり無責任な行いはしないで欲しいと思う。

 

いくらブラック企業相手とはいえ、こちらもブラック企業と同レベルにまで墜ちる必要などないのだから――

 

 

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