【羽田国際空港】はねだ日本橋について【飲食エリア】
さあ、今日も戯れ言《
ブラック企業から退職(脱出)した
つい先日の事だ。
ようやく件のブラック企業からのエスケープに成功した僕であるが、それを数少ない知人に伝えたところ「だったら時間あるよな? だったら盆休みに海外に行くから久しぶりに会おう」との運びになった。お互い、めったに帰省しない者同士だからだ。
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ぶっちゃけると、特に親しい人物とはいえない(連絡は基本的に向こうからメールのみ)のであるが、特に断る理由もなかったので、僕は誘いに乗る。
羽田空港は京急線一本で行けるので、迷うリスクも面倒もなかった。
それに国際空港に行くなど何年ぶりだろうか?
まあ、ブログのネタになる――という動機も大きかったりする。
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むろん、その知人(若い女性ではなく同世代の男性)には、ブログについては黙っている。僕とは違い、割とエリートなサラリーマンで稼いでいる人なので、ネットビジネスには興味が薄いだろうし。
先方が僕になど見送りを要求してきたのは、同じ独り身の上に、まあ、その、なんだ、僕と同様に友人関係が非常に残念なのだろう。
羽田空港に行く
そんな経緯で、僕は彼を見送った。
彼の行き先はシンガポール。いい旅を。
京急線の出口で落ち合い、そのまま3Fで別れた。
彼との会話はあまり弾まなかった――というか、彼が一方的に喋っていただけだった。
そんな久しぶりの再会を無難に終えた後、僕は空港内にブログのネタを求める。
空港内を散策
ちなみに下調べ等は一切していない。
ライブ感を楽しみたいというか、長居するつもりもなかったから。
適当感満載の飲食店レポートになるだろう(だから飯を奢ってくれるという申し出を断った)、と思っていたのだが、珍しいモノが目に付く。
はねだ日本橋である。
「はねだ日本橋」は、旅への架け橋としての象徴。吉野産の総檜造りで、幅・長さとも当時の日本橋のおよそ半分のサイズで復元されています。かつて旅の起点であった「日本橋」は、江戸の中心にある橋として当時の人々に愛された橋でした。現代の空の旅の出発点として是非お渡りいただき、これまでとはひと味違った旅の始まりを感じてください。壁面の「江戸図屏風」は国立歴史民俗博物館所蔵のレプリカ。江戸の名所を取り上げ、その賑わいの様子を陶板壁画に表現しています。
な、なんだコレ!?
そしてこの4Fは【江戸小路】という名称だ。
なんと空港(国際線ターミナル)内に、日本橋のレプリカ(サイズ半分の江戸時代バージョン)があるではないか。
あまりの珍妙さに驚いたが、とりあえず撮影した。
はねだ日本橋
う~~ん、どう見てもシュールである。
立て札に近づいて、さらに撮影。
思ったのは、雨風に晒されないから管理は楽なんだろうな、という事。
割と人通りが多く、好評の模様である。
正直いって僕には理解不能のセンスだ。
御利益ではなく、記念が目的なんだろう。
繰り返すが、とてもシュールな光景だ。
身も蓋もない話、僕は日本橋レプリカにすぐ飽きたので、当初の予定通り飲食エリアを散策する事に。
せっかくブラック企業から脱出できたのだ。身心を休める為にも一人でゆっくりと贅沢な昼食でも味わいたいではないか。
ここから先が落とし穴だった
お値段が、その
昼食の為に飲食店を物色
やはり、基本的にどの店も高いな……
完全に空港仕様(料金上乗せ)である。
当座のお金には困らないが、現在『無職』の僕は、急にケチな心境になってしまう。自分でも呆れるばかりの心変わりだった。
待てよ。5Fなら、もっと安い店があるかもしれない。
というか、やはり奢って貰うべきだった。後悔先に立たずの典型だ。
5FにPRONTOを発見する。
迷う。
PRONTOで昼飯を食うべきか。
ただ、基本的に僕はパスタは外食せずに、冷凍食品で済ませている。
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こうなったら、ダイエットだと思い昼飯を抜こう。
そんなケチな決断を下しつつ、4Fに戻り、全店舗を見ようと思った。たぶん、これから何年も此処には来ないだろうから、見納めだ。
知人には悪かったが『出迎えまでは流石に出来ない』――と告げてある。何故ならば、見送りは別れて即解散だが、出迎えは合流してからどうするか、なのだ。
な、なんと吉野屋を発見!!
空港内なので値段は少し高めな気がするが、それでも充分に許容範囲だ。
僕は吉野屋で牛丼(並)を食べ、京急線で真っ直ぐ帰宅した。
やはり慣れた味が1番である。
出不精な僕の割りには、充実した冒険(外出)だったといえよう。