僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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【ロードバイク】戯れ言――はやめブラストギアについて【アニメ化希望】

【ロードバイク】はやめブラストギアについて【アニメ化希望】

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さあ、今日も戯れ言 記事 ゴト を始めますからね

 

この記事は2018年7月3日が初アップだ

ロードバイク

はやめブラストギア

ヤングキングコミックス刊で、作者は竹山祐右。既刊は4巻まで。

※)全8巻で完結

 

はやめブラストギア表紙

 

ぶっちゃけ、マイナー作品だ。

しかも割と異色系。

 

作者がツイッターで「書店での売り上げより、イベントで自分売りした方が儲かった(自虐のギャグかもしれないが)」とか、呟くくらいに。マイナー漫画好きには、かなりの高評価なので、ググれば漫画系ブログによる熱いレビュー記事が見つかる。この記事も、そんなレビュー達に続きたいという所存だ。

 

完結済みですから、安心して購入を

昨今のロードバイク事情

巷でロードバイクが市民権を得て久しい。

 

今では、車道にサイクリストを見かけない日曜日はないだろう。

そして作画力と3DCGをはじめとしたアニメ映像技術の進歩に比例するかの様に、2次元美少女も日陰の存在ではなくなっていた。

 

従って、この2つが融合した結果、美少女ロードバイク作品が登場する。

アニメ化を果たした作品としては、『ろんぐらいだぁす!(著:三宅大志)』や『南鎌倉高校女子自転車部(著:松本規之)』等がある。『ろんぐら』は出場するレースの関係で、女の子達が女子大生であるので、正確には少女とは言えないかもしれないが。

 

 

このアニメ化2作品に共通しているのは、最初はド素人だった主人公がロードバイクや仲間に出会い、ロングライドやレース等を通じて成長していくという、ある種のテンプレートに沿っている事だ。このジャンルの作品は、普通の自転車には乗っていても、ロードバイク未経験の主人公が大半であろう。物語の導入としては、最もスムーズにロードバイクの世界を説明できるし、読者や視聴者に共感を呼びやすい。

 

傑作なので、とにかくお勧めしたいぞ

この作品独特の魅力を語る

しかし、はやめは違う

一味も二味もだ。

 

前途した美少女系主人公たちとは異なり、物語開始当初からかなりの強キャラだ。メンタル面でも、変化はあっても成長という色合いではないだろう。

伸び代はあっても、キャラとしてはほぼ完成されている。

 

前途したテンプレ展開だと、はやめは主人公の導き手や憧れ、ライバル的な立ち位置にせざるを得ないが、この『はやめブラストギア』という異色の快作は、彼女こそが主人公でなければならない展開だ。

裏ロード界のデストライドでバトル

失踪している元プロ(ドーピングで追放、もちろん濡れ衣)の父親をバックボーンとしたストーリーの本筋はシリアスであるが、その闘争手段として描かれる『裏ロード界のデストライド』がブッ飛んでいるのだ。

 

《デストライド》とは、《デス・ストライド・レース》を縮めた作中造語で、決闘じみた非合法ロードレースである。非合法とはいっても、警察沙汰とは無縁であるが。遺恨も残らない。素直に実力主義だったりする。

 

で、この《デストライド》で負けた方は、勝者にロードバイクのパーツを奪われてしまうのだ。そして勝者は敗者に走れなくなったロードバイクを入れる「屈辱の輪行袋(ルーザーズバッグ)」を渡すのである。気のせいか、特注品であるチームロゴ入りのオリジナル輪行袋もそれなりに値段が張ると思うのだが。それを売るのではなく、わざわざ敗者にプレゼントなので、意外に高コストな裏レースだ。みんな趣味でやっているし。

 

この《デストライド》の設定と、話の本筋が実に上手くマッチしている。

 

はやめは父親への手掛かりを得る為、数々の強敵と《デストライド》を繰り広げ、オーメストブランドというロードバイクのパーツを集めていく。

とまあ、ここまでの記載では、なんだか重たそうな話に感じるだろうが、必要以上に重たく感じさせないギミックが、ちゃんと仕込んである。

繰り出される必殺技

それが妨害オーケーという裏レースのルールであり、そのルールだからこそ映える必殺技の数々だ。

 

必殺技で妨害するのに、最後の最後はスポーツマンシップ的に真っ向勝負する「王道」は外していない。バトル系の要素が強いのだが、ちゃんとレースしているのだ。

 

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そう。

美少女ロードバイク系は、ロードバイクやレースに対しては、非常に正統派的に描かれている事が多いが、『はやめブラストギア』は荒唐無稽の連続である。

 

チームを組んでいるのはいいが、峠等を自分達の縄張りにしているわ、チームのリーダーを王(キング)と呼んでいるわ、王同士でのレース(バトル)が注目されるわ、専用サイトでレース結果の速報が流れたりと、やりたい放題である。

 

王という呼称にしても、チームを持たないはやめが《白虎王》として知れ渡り、勝手に《金獅子王》を名乗る(裏ロード界で知られている描画は皆無)美女がいたり、勝手に縄張りを主張して《翼竜王》を名乗る2人チームの双子の高校生がいたりと、割とその場のノリっぽい。縄張りを持つチームの頭である事よりも、王を倒せば王を自称できるシステム――に、いつの間にかなっていた。

 

そもそも王の本業が高校生、大学生、OL、インストラクター、土方の兄ちゃん、サラリーマンだったりと、普通に一般人が大半だ。

特に《忍者王》なんて大手企業の正社員である。仲間の下忍は契約社員の様だ。

 

深く考えたら負け、である。

その場の勢いを楽しむのが作法であろう。

 

通常の美少女ロードバイク系だと、チームの仲間を中心とした様々な人情ドラマが用意されているが、この漫画に出てくるチームは、実にアッサリとしている。

人間関係的なストレスは皆無だ。

 

そして各チーム、ノリだけは抜群である。

 

2クール24話でアニメは最後までいけると思う

アニメ化を希望

そんなこんなで、色々とブッ飛んでいる作品だ。

主人公だけが必殺技(基本的に妨害の手段であるし)を持たず、対戦相手が必殺技を使ってくるが、特にお勧めなのが、《達磨王》の《戦闘体型》と《翼竜王》の《バハムートサイクロン》である。

 

某ゆで理論を彷彿とさせ、「そんなワケあるか!」と思わずツッコミを入れたくなってくる。

そんな必殺技が存在する裏レースなので、さぞかしアニメ映えするだろう。

 

というか、この作品のアニメを見てみたい。

 

実際には、売り上げ的に打ち切りとの戦いかもしれないが。

そんなマイナー作品を僕は買い支えている。

 

皆さんも僕と共に売り上げに貢献して頂ければ、幸いだ。

 

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