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【ロードバイク】戯れ言――はやめブラストギアについて【アニメ化希望】

【ロードバイク】戯れ言――はやめブラストギアについて【アニメ化希望】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

 

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雑記に類するのは、いささか専門性が高過ぎるので、この記事から【漫画・アニメ等】というカテゴリーを追加しようと思う。

 

これ以上、カテゴリーは増やさない予定である。

※)階層下のサブカテゴリーは除く。

 

メインブログである『アニメを斬る!』とは方向性を変え、このカテゴリーにおいては普通に僕の主観を綴っていく。まあ、極めてオーソドックスだ。凡百だろうと、労力的にメインブログみたいに凝れないので、その辺は勘弁して欲しいと思う。

 

最初の話題は『はやめブラストギア』である。

ヤングキングコミックス刊で、作者は竹山祐右。既刊は4巻まで。

 

 

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マイナー作品だ。

作者がツイッターで「書店での売り上げより、イベントで自分売りした方が儲かった(自虐のギャグかもしれないが)」とか、呟くくらいに。

下手をすれば、まともな紹介レビューとて、この記事が五本の指に入るかも。

 

巷でロードバイクが市民権を得て久しい。

 

今では、車道にサイクリストを見かけない日曜日はないだろう。

 

そして、作画力と3DCGをはじめとした映像技術の進歩に比例するかの様に、2次元美少女も日陰の存在ではなくなっていた。

 

従って、この2つが融合した結果、美少女ロードバイク作品が登場する。

 

アニメ化を果たした作品としては、『ろんぐらいだぁす!(著:三宅大志)』や『南鎌倉高校女子自転車部(著:松本規之)』等がある。

 

ろんぐらは出場するレースの関係で、女の子達が女子大生であるので、正確には少女とは言えないかもしれないが。

 

このアニメ化2作品に共通しているのは、最初はド素人だった主人公がロードバイクや仲間に出会い、ロングライドやレース等を通じて成長していくという、ある種のテンプレートに沿っている事だ。

 

このジャンルの作品は、普通の自転車には乗っていても、ロードバイク未経験の主人公が大半であろう。物語の導入としては、最もスムーズにロードバイクの世界を説明できるし、読者や視聴者に共感を呼びやすい。

 

しかし、はやめは違う

 

物語開始当初から、かなりの強キャラだ。メンタル面でも、変化はあっても成長という色合いではないだろう。

伸び代はあっても、キャラとしてはほぼ完成されている。

 

前途したテンプレ展開だと、はやめは主人公の導き手や憧れ、ライバル的な立ち位置にせざるを得ないが、この『はやめブラストギア』という異色の快作は、彼女こそが主人公でなければならない展開だ。

 

失踪している元プロ(ドーピングで追放、もちろん濡れ衣)の父親をバックボーンとしたストーリーの本筋はシリアスであるが、その闘争手段として描かれる『裏ロード界のデストライド』がブッ飛んでいるのだ。

 

デストライドとは、デス・ストライドを縮めた作中造語で、決闘じみた非合法ロードレースである。非合法とはいっても、警察沙汰とは無縁であるが。遺恨も残らない。素直に実力主義だったりする。

 

で、このデストライドで負けた方は、勝者にロードバイクのパーツを奪われてしまうのだ。

 

このデストライドの設定と、話の本筋が実に上手くマッチしている。

 

はやめは父親への手掛かりを得る為、数々の強敵とデストライドし、オーメストブランドというロードバイクのパーツを集めていく。

 

とまあ、ここまでの記載では、なんだか重たそうな話に感じるだろうが、必要以上に重たく感じさせないギミックが、ちゃんと仕込んである。

 

それが妨害オーケーという裏レースのルールであり、そのルールだからこそ映える必殺技の数々だ。

必殺技で妨害するのに、最後の最後はスポーツマンシップ的に真っ向勝負する「王道」は外していない。

 

そう。

美少女ロードバイク系は、ロードバイクやレースに対しては、非常に正統派的に描かれている事が多いが、『はやめブラストギア』は荒唐無稽の連続である。

 

チームを組んでいるのはいいが、峠等を自分達の縄張りにしているわ、チームのリーダーを王(キング)と呼んでいるわ、王同士でのレース(バトル)が注目されるわ、専用サイトでレース結果の速報が流れたりと、やりたい放題である。

 

王という呼称にしても、チームを持たないはやめが『白虎王』として知れ渡り、勝手に『金獅子王』を名乗る(裏ロード界で知られている描画は皆無)美女がいたり、勝手に縄張りを主張して『翼竜王』を名乗る2人チームの双子の高校生がいたりと、割とその場のノリっぽい。

 

そもそも王の本業が高校生、大学生、OL、インストラクター、土方の兄ちゃん、サラリーマンだったりと、普通に一般人が大半だ。

特に『忍者王』なんて大手企業の正社員である。仲間の下忍は契約社員の様だ。

 

深く考えたら負け、である。

その場の勢いを楽しむのが作法であろう。

 

通常の美少女ロードバイク系だと、チームの仲間を中心とした様々な人情ドラマが用意されているが、この漫画に出てくるチームは、実にアッサリとしている。

人間関係的なストレスは皆無だ。

そして各チーム、ノリだけは抜群である。

 

そんなこんなで、色々とブッ飛んでいる作品だ。

 

主人公だけが必殺技(妨害の手段であるし)を持たず、対戦相手が必殺技を使ってくるが、特にお勧めなのが、『達磨王』の《戦闘体型》と『翼竜王』の《バハムートサイクロン》である。

 

某ゆで理論を彷彿とさせ、「そんなワケあるか!」と思わずツッコミを入れたくなってくる。

 

そんな必殺技が存在する裏レースなので、さぞかしアニメ映えするだろう。

 

というか、この作品のアニメを見てみたい。

 

実際には、売り上げ的に打ち切りとの戦いかもしれないが。

そんなマイナー作品を僕は買い支えている。

 

皆さんも僕と共に売り上げに貢献して頂ければ、幸いだ。

 

 

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