【ジョジョ第5部】チョコラータ戦での無駄無駄ラッシュについて【原作とアニメを比較】
さあ、今日も戯れ言《
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
まずはCMだ。
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CMは終わりだ。本題に移ろう。
第31話にて、原作でも話題の7P半、実に127発にも及ぶジョルノというか、ゴールド・エクスペリエンスの「無駄無駄ラッシュ」が再現された。
原作へのリスペクトと、その高い再現性が話題を呼んだ。
YouTubeでも「原作絵」と「動画」を比較しているチャンネルがあるが、このブログではあえて静止画同士で比較してみたいと思う。
静止画と静止画で比較
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まずは、第31話限定となる「無駄無駄ラッシュ」専用の原画班をご覧あれ。
尊敬の念を込めて凝視して欲しい。
「無駄無駄ラッシュ」専用の原画班
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
なんと6名も専用に使われている。
これは前代未聞だろう。
では、サクッと進めていく。
無駄無駄ラッシュ、開始
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(漫画:荒木飛呂彦、集英社)より抜粋】
このシーンから「無駄無駄ラッシュ」は始まる。
アニメでは、どう表現されているかというと――
まずはアニメ版から
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
アニメならではの、動的なカッティングが見栄えする。
再現度も抜群だ。
ここから原作とアニメを交互に比較
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(漫画:荒木飛呂彦、集英社)より抜粋】
最初は背中を読者(視聴者)に見せての構図となる。
アニメでは――
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
最も長いラッシュが1ページ目だったが、似せるのに苦労している印象か。
原作絵を完全再現は、ちょっと無理だった模様。これでも充分だが。
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(漫画:荒木飛呂彦、集英社)より抜粋】
縦長の構図と横長の画面での帳尻合わせが最もキツそうなラッシュ。
これは、どう再現されたかというと――
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
上手く落とし込んだが、ジョルノが見切れるのは避けられなかった。
動いている状態だと、もっと良く見える。
ラッシュの中で1番迫力があったと個人的には思う。
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(漫画:荒木飛呂彦、集英社)より抜粋】
このシーンの再現は簡単だ。
というか、パワーCの筈なのに(汗
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
原作よりもハンサムに表現されていた。
そして、次は見開きでのラッシュをもってくる。
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(漫画:荒木飛呂彦、集英社)より抜粋】
ここも忠実に再現可能だろう。横長の構図だし。
で、実際にはこうだ。
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
漫画の見開き効果を甘く見ていた。
再現度は完璧だが、画面の大きさが不変というのは、ある意味ハンデだ。
見開き程の迫力を出すのを断念して、順番を変えたのだろう。
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(漫画:荒木飛呂彦、集英社)より抜粋】
視聴者に評判が高かったのが、この場面の再現性。
見事に構図まで完全に一致させた。
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
フィニッシュ一歩手前のラッシュに移る。
多彩かつ流れる様な構図に、荒木先生の才能を感じた。
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(漫画:荒木飛呂彦、集英社)より抜粋】
再現は難しそうだ。
果たしてアニメでは――
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
構図を反対にしている。ラッシュの向きが逆だ。
次のフィニッシュとの兼ね合いもあったのだろう。
そして豪快にフィニッシュ
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(漫画:荒木飛呂彦、集英社)より抜粋】
ここはアニメの真骨頂だ。
アニメの強みが最大限に活かされている。
【引用元――ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(原作:荒木飛呂彦、集英社/ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)より抜粋】
この再現度と迫力。まさにエクセレント!
荒木先生も納得だろう。
僕も満足だった。堪能だ。
それからジョルノ役の小野賢章さん、素晴らしい「無駄無駄」をありがとう御座いました。