僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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 — 最 新 記 事 —

【機動戦士ガンダムZZ】戯れ言――ルー・ルカについて【姉さん系ヒロイン】

【機動戦士ガンダムZZ】ルー・ルカについて【姉さん系ヒロイン】

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さあ、今日も戯れ言 記事 ゴト を始めますからね

 

この記事は2019年6月17日が初アップだ

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引用元――機動戦士ガンダム エクストリーム バーサス フルブースト】

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僕は宇宙世紀シリーズでZZが好きだったりする。

Zの方が評価が高いし、Zは新訳として劇場版三部作でのリメイク(という名目のリサイクル)された上に、その新訳のラストでカミーユ(の精神)がアレな事にならないものだから、ZZへと繋がらない=ZZは黒歴史みたいな扱いで、個人的にはちょっと悲しい。

 

ちなみに僕は『機動戦士ガンダムZZ』のDVDボックスを衝動買いしていた。

 

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第1話 プレリュードZZ

第1話 プレリュードZZ

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

衝動買いした後、1話から最終話まで1日8話ペースで一気観したものである。かなり昔の話なので、懐かしいと感じてしまった。失敗したとされている序盤のコミカル路線は、そんなに嫌いではないし、後半のシリアス路線は良かった。ぶっちゃけ、カミーユの陰気なキャラがあまり好きではないので、ジュドーの様な良い意味でのクソガキは、スカッとしており好ましい。ZZ、Z、Mk-Ⅱ、百式をまとめて『ガンダム・チーム』と呼んでいたのは少々寒かったし、ネェル・アーガマの艦長代理がビーチャになったのは、なんだか安っぽかったが、ヒロイン2名が現代の萌え路線の先駆けであり、アムロの女性遍歴やファを置き去りにフォウとの悲恋に走ったカミーユとは異なり、ジュドーとヒロイン達の関係は僕の記憶に楽しく刻まれている。

 

滑り台(負け)ヒロイン=エル・ビアンノ

メイン(勝ち)ヒロイン=ルー・ルカ

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このコントラストは割と鮮やかで、残酷でもあった。

ヒロインとしてルーは(主にグレミー関連で)物語をかき回したりもしていたので、エルとの絡みはもっと見たいと今でも思っている。名コンビになって欲しかった。

 

ZZも劇場版で作り直し希望だ

リファインされたZZヒロイン達を、是非とも見てみたいですね!

ルー・ルカのパーソナルデータ

生年月日:U.C.0071年9月17日
年齢:16歳(登場時)⇒17歳
血液型:O型
身長:176cm
体重:50kg
好物:クッキー
趣味:ジョギング
特技:メカ操縦全般

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設定だと銀髪であるが、イラストの色彩設計だと紫にしか見えない。

まあ、文字設定とキャラデザが一致していない事は、アニメやラノベにおいて珍しくないので、突っ込むのは野暮だろう。フルメタの千鳥かなめもイラストやアニメでは黒髪には見えないのと同じだ。

引用したキャラデザ(立ち絵カラー)であるが、右側が放映当時のオリジナルである。

左側のリファインされたデザインを見ると、この系統のキャラデザでZZをリメイクして欲しいと思う。コミカル路線とシリアス路線のバランスを取り直し、ストーリーも(不評だった部分を修正という)再構築した上で。声優さんの演技や演出も、やはり今とは時代の違いを感じてしまうし。

 

容姿端麗でスタイル抜群。身長が176センチとモデル並みである。

強気かつ小悪魔系といえる性格で、割とズバズバとモノを言う。今でこそ、こういった女性キャラは一種のテンプレートであるが、放映当時はヒロインとしては珍しかったかも。周囲から誤解を受ける事もしばしばあったが、それも彼女の魅力の一端だ。

パイロットとしてのルー・ルカ

アナザーも含めたガンダムのTVシリーズ(Z以降)のお約束の一つとして『主人公のMS乗り換え』がある。ロランは∀ガンダムのみ(世界観からして乗り換えとかないが)、バナージは最後までユニコーンだったし、三日月もバルバトスを貫いたので、必ずしも、というわけではないが。

そんでもって、SEEDシリーズでシンがインパルスからデスティニーに乗り換えた際、旧主人公機となったインパルスを、ヒロインのルナマリアが乗り継いだ。ルナマリアがインパルスのメインパイロットになった時、視聴者から「お約束的にヒロインが旧主役機を乗り継いだ」という声があった。しかしパイロットとして活躍したファ・ユイリィは、Zガンダムに乗り換えたカミーユからMk-Ⅱを受け継がず、メタスのままだった。他のTVシリーズでもパイロットなヒロインが、旧主人公機をお下がりしてもらったケースは、僕の記憶にはなかったりする。ワンオフではなく量産機だったV1や、レストア機であるストライク・ルージュは別として。

 

ルー・ルカ:ジュドーからZガンダムを乗り継ぐ

ルナマリア・ホーク:シンからインパルスを乗り継ぐ

 

まあ、Zはカミーユ⇒ジュドー⇒ルーと三段階だが。とにかく主人公の相棒的なヒロインとして、それ程にルーは強烈な印象だったのは間違いない。ルナマリアがシンの相棒かと問われれば、相棒はレイ・ザ・バレルであり、ルナマリアはパイロット属性がオマケにくっ付いていた幼馴染系恋人ってイメージかもしれないけど。

 

それからルー・ルカはZZにも搭乗している。イレギュラー的にZZに登場して、乗りこなせなかったビーチャとは異なり、ジュドーがあえて「小回りが利くから」とZに乗った時に、ジュドーの代わりにZZのパイロットを務めた。主役機を駆ったヒロインはシリーズを通してルーのみだ。また、エルは「あたしだってZに乗っていたら」という旨のセリフを言っており、この点からもメインヒロインはルーであると、明白に示されているといえよう。専用パイロットスーツの基調からしても、ルーはZのパイロットという事を強く意識されていたと思う。

 

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ヒロインとしてのルー・ルカ

全般的に暗いイメージだったZガンダム(放映当時は不評だった)との対比からか、ZZの前半はコミカルなだけではなく、華やかという印象を押し出している。

特に、女性キャラ。

その、なんだ、キャラ・スーンはともかくとして。

妹キャラの王道ともいえるリィナ、成長した姿(クローンの1人、マリーダ)がユニコーンで描かれたプル(とプルツー)、ハマーン様、そしてエル、エマリーさんも。ジュドーとの関わり合いからしてもバリエーションに富んでいる。僕の個人的な学説であるが、リィナは『To LOVEる -とらぶる-』の美柑のアーキタイプかもしれない。矢吹先生に質問したら、3パーセント前後の確率で「その通り!」という回答が返ってくるだろう。

 

主人公であるジュドーがシスコンだったので、ルーとの関係は色恋的に表現される事は皆無に近かった。ただし、ジュドーの幼馴染であるエルは明白に彼への好意を示しており、そのエルと張り合うカタチで間接的にジュドーとの関係性の変化を暗示していた。

ジュドーはエルをどう思っていたのだろうか?

エルの自分への気持ちを察していながら、彼はビーチャがエルに気があるのを知っており、それ故にエルのアプローチをはぐらかしていた。そして最後は、エルはビーチャを受け入れて、2人は恋人同士になる。

仮に、だ。ジュドーの前にルー・ルカが現れなかったら、彼はビーチャに悪いと思いつつ、エルの想いを受け止めて彼女を恋人にしたのか。この記事を書きながら、そんな事を考えてしまった。

 

ルーがヒロインである、と明示したのは、エルがビーチャを受け入れる決意をした際、ルーに「ジュドーを譲る」というポーズで強がったシーンだ。

 

エルに対してジュドーは罪な男だったし、そしてルーもグレミー・トトに片想いされるが全く相手にしなかった。シスコンなジュドーに対して、グレミーは真性のマザコンであり、その点にルーはドン引きもした。

最終局面においてグレミーのクイン・マンサを撃墜したのはジュドーではなくルーであり、最後の最後に「私のこと、好きだっていうの、忘れないよ……」と、涙を流しながら手向けの台詞を残す。まさにヒロインといえよう。本来ならば、ZZ事実上のラスボス機であったクイン・マンサを討つのはジュドーであるべきだったかもしれないが、ジュドーにはハマーン様のキュベレイを倒すという役割があったからね。

 

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ジュドーと結ばれて欲しいと思う

ZZのラストで、ルーはジュドーと共に木星圏へと旅立つ。

OVA『GUNDAM EVOLVE../10』ではZZ(の後継機)で出撃したジュドーと遠距離通信を交わしている。漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』ではジュドーと共に地球圏に帰還している模様。

だが、他作品において破局したというか、「ルーに逃げられた」的な、誰が得するんだそんな情報といった風の諸説もあったりする。それだと身を引いたエルと散っていったグレミーが浮かばれないので、頼むから止めてくれないかな、そういうのは。

 

個人的には、公式にジュドーと結ばれて幸せになったというエピソードを提供して貰いたいと希望している。

◆合わせて読みたい◆

www.animewokill.com

 

 

オマケでハマーン様を紹介です

ルー・ルカを上回るヒロイン力

皆が知っているハマーン様のイメージは下だと思う。

通称、邪悪なミンキーモモ。

僕もそうだった。

 

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だが、某ねこ娘と同じで、ハマーン様も時代と共に変化するのだ。

こういったハマーン様も存在している。しかと見よ。

 

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左はともかく、右は――素晴らしいっ!!

ハマーン様らしさは失われているけどね(苦笑

 

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