僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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 — 最 新 記 事 —

【PFP1位のカネロが陥落】戯れ言――最強サウル・アルバレスがビボルに判定で屈する【WBA世界Lヘビー級戦】

【PFP1位のカネロが陥落】最強サウル・アルバレスがビボルに判定で屈する【WBA世界Lヘビー級戦】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

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冷静に考えると当然の結果か

オッズはカネロ有利だった。だがボクオタの多くは「流石に今回は無茶じゃね?」「ゴバレフ相手とは違い無謀」みたいな意見も多かった様に思う。身長173センチしかないカネロが筋肉の鎧を纏い79キロ超までビルドアップしたが、増量と階級アップにも限界があるという「当たり前の現実」を思い知らしめてくれただけだった気がする。減量なしのナチュラルウェイトで戦うのならば、まあ、強ければ何とかなるかもしれないが、増量で勝つのはフィクションの世界の出来事(ファンタジー)だろう。ゴバレフ戦の再現とはいかなかった。

 

5月7日(日本時間5月8日)

会場:米ラスベガス・T-モバイル・アリーナ

WBA世界Lヘビー級タイトルマッチ

判定3-0(115-113✕3)

 勝利 同級スーパー王者

    ディミトリー・ビボル(31=WBA所属)

    戦績:20勝(11KO)無敗

      VS

 敗北 Sミドル級4団体統一王者

    サウル・アルバレス(31=メキシコ)

    戦績:57勝(39KO)2敗2分

 ※)ビボルはV11に成功

相手がデカくて強過ぎた

ダゾーン配信のハイライト観た方が早い。

下の映像を観れば、誰だって分かる。

 


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カネロのフレームだとSミドル級が増量の限界だと、よく解る映像だと思う。

筋肉量はカネロの方があるのかもしれないが、骨格からくる「ナチュラル・パワー」に差があり過ぎて、ぶっちゃけ勝負になっていない。

カネロのフルパワーパンチよりもビボルの6~7割パンチの方が威力がある。

リーチ差もあるから、カネロはジャブの差し合いにもいけないし。プレスをかける前のブラインド目的で、ちょんちょん出すのが精一杯って感じだ。この感じでは仮にパワージャブを多用してもビボルのジャブに刺し負けていた可能性が極めて高い。

 

ガードの上を狙いビボルの腕の破壊を目指していたにしても、ビボルにダメージを与える、あるいは効果的にプレスをかけるにしても、カネロは十割のフルパワーでパンチを打つ必要があった。強弱をつけたコンビネーションを打とうにも、それでは自分よりもデカいビボルに効果的ではないという。明らかに階級上の相手だから「捨てパンチを除くと」ほぼ全てフルパワーで強振して打たなければ対抗できないのだ。

対して、ビボルはハーフパワーのパンチで充分にカネロに脅威を与えられる。

 

その上で、細かいパンチや牽制、フェイント、足捌き、ブロッキングを含めた総合的なスキルもビボルに分があった。カネロのボクシングスタイルは「相手の脅威となるパンチ&プレス」がある事が前提だからだ。

 

終始、ビボルには余裕があった。

左右のフック系のみならず、カネロの右アッパーならば「もらっても大丈夫だな」という安心があったのだろう。カネロに倒されたSミドル級の王者たちよりも明白にワンランク上の強さが、この無敗のLヘビー級チャンプにはあった。

 

内山高志が「ほぼノー減量」のナチュラルウェイトで戦えたのは、根本的なパワーが備わっていたからだ。カネロのそれはLヘビーでは通用しなかった。

 


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その内山だって増量してウェルター級は無理だったというか、無謀だろう。

今回のカネロはそんな感じに見受けられた。

 

ってか、ビボルって普通に強いよね。

Lヘビー級だと17戦全KO勝ちのアルツール・ベテルビエフが本命視されているけれど、ベテルビエフってもう37歳だし、ビボルにも勝機がある様な。

KOが代名詞のベテルビエフとは正反対で、充分なノックアウトパワーを備えているのにポイントアウトを前提として試合を組み立てているのがビボルだろう。

 

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ベテルビエフはWBO王者のジョー・スミス・ジュニアと6月18日に3団体統一戦を行う予定だが、18連続KOでWBA以外のベルトをコレクションできるのだろうか。

Lヘビー級戦線は、敗戦を喫したカネロが割り込める様相ではないと思う。再戦条項があるからビボルとダイレクトリマッチは可能だけれど。だが、何回やっても勝てるとは思えない試合内容だった。

 

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