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【イジメが盛んな国、ニッポン】戯れ言――勝敗予想『井上尚弥VS亀田和毅』について【日本人なら亀田の相手を応援するってさ】

【イジメが盛んな国、ニッポン】戯れ言――勝敗予想『井上尚弥VS亀田和毅』について【日本人なら亀田の相手を応援するってさ】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

 

11月12日に迫ったWBC世界Sバンタム級暫定王座決定戦。

WBC同級2位、亀田和毅(27=協栄)の対戦相手となるWBC同級1位、アビゲイル・メディナ(30=スペイン)が来日した。

 

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※)写真は試合のポスター

headlines.yahoo.co.jp

 

上の記事へのコメント欄の中身がね。

一個人として亀田が嫌いだから、負ける姿を見たいので相手(メディナ)を応援するってのは、興行なんだからアリだと思う。

ただし、このコメント。

 

日本人はあなたを応援します!
  メディナ頑張れ! ]

 

この日本人という部分に、心底から吐き気を覚えた

 

イジメで中学生女子が亡くなった(自殺した)というニュースの後だけに、なおさら。

 

なにが日本人だよ。ふざけるなっての。

個人で堂々と亀田が嫌いではなく、他の日本人を巻き込むな。

そんでもって、日本人という単語をアンチの免罪符に使うな。

亀田を応援している日本人だって大勢いるし、その気持ちも考えられないのか。

繰り返すが、一ボクシングファンとして亀田アンチするのは、別にいい。

 

勝手に亀田アンチ=日本人、転じて、日本人ならば亀田を嫌って当然で、亀田を叩くことを他にも推奨する様な真似――

 

――これはバッシングではなくイジメの構図だ。

 

イジメは止めよう。

イジメによる死を防ごう。

そんな綺麗事など、無意味だと思い知る

 

日本人はあなたを応援します!
  メディナ頑張れ! ]

 

この超絶に糞なコメントを目にするだけで。

特に亀田ファンってわけでもないが、アンチ亀田は大嫌いだ。

ヤフコメとか見ても、一部の連中がクソ過ぎる。亀田以上にゴミだ。

 

胸クソ悪いイジメの話はここまで。

――で、タイトルにある様に、仮に井上尚弥と亀田和毅が『Sバンタム』で対戦したら、果たしてどちらが有利かを、ちょっと真剣に考えてみよう。

 

条件①:バンタム級とSバンタム級の差

 

井上自身、対戦相手がいるのならばバンタム級で防衛を重ねたいという旨の発言をしている。Sバンタムが上限かな、という台詞も。

減量も問題ないと云っているし。

しかしファンはベストがSバンタムと思い、フェザーまで期待している。

もしもWBSSで井上が優勝して、バンタムに相手がいなくなったら早期(2年以内)にSバンタムに上げるのだろうけど、その場合、身体作りは間に合うのだろうか?

個人的にはバンタムが適性だと思うし、パンチ力と踏み込みのスピードおよびスキルでカバーできているけれど、フィジカル的にはバンタムでも決して突出していない。

 

一方の和毅。

バンタムのボクサーではなかった。マクドネルと2連戦していた頃には、バンタムまで絞れる身体ではなく、減量苦がありありだった。正直いってマクドネルとのリマッチは回避するべきだったろう。Sバンタムが適性なのか、という問いには、ちょっと分からない。世界タイトルを獲っていない状態だから、この階級をスルーできない事情は瞭然だが、体付きをみる限り、Sバンタムにも長くは留まれないかもしれない(だからフィジカルトレーニングの着手は英断だっただろう)。パワーレスの解消と2階級制覇を達成できたら、無理せずにフェザーに上げるかも。マクドネルの時と同じ過ちは繰り返したくない筈だ。

 

長男、亀田興毅氏が言った通り、和毅がフェザーに上げる前に井上がSバンタムに上げる事が対戦の大前提だと思う。

 

条件②:井上はSバンタムに上げて更に強くなるか?

 

実のところ、井上はフィジカル・スペックとしてはアスリート基準では、それ程、恵まれていないとの事。特に筋力面(背筋や握力)は並らしい。

階級の壁を越えたパンチ力を誇っているとはいえ、バンタムからSバンタムへの階級アップは、相手の耐久力やフィジカルが相対的に上がるので、バンタム程にはハードパンチャーではなくなる可能性が高いだろう。 

 

スパーリングでは上のクラス相手の武勇伝に事欠かないし、メインのスパー相手はWBOフェザー級1位のセルバニアだ。

だが、スパーはスパー。

でかいグローブに、ヘッドギア+プロテクターだから、当然、まんま試合とイコールとは考えられない。加えて、スパー時の井上は減量前だ。

 

WBO世界Sバンタム級王者、ドグボエみたいに、筋肉の塊でフィジカルエリートならば、ポンポンと階級アップできるだろうが、井上の場合は早期でSバンタムに上げたらバンタムよりも神通力は落ちると、僕は予想する。

 

条件③:井上と和毅のフィジカル比較

 

アスリートとしての身体能力ならば、和毅が上だろう。

そもそもLフライまで落とせた井上と、バンタムに落とすのもキツかった和毅では、根本的に土台が異なっている。亀田興毅ほどではないが、フレームというか、背中周りが井上はバンタムとしては物足りなく思えた。ちょっと脇道に逸れるが、諸々の事情で当時、WBAバンタム正規しか空きがなかったとはいえ、Sフライを飛ばさずに3階級制覇してからバンタムに上げて4階級制覇をしていれば、興毅はもっといいキャリアを残せたし、明白な全盛期を示せたと思うので、いきなり適性ではないバンタムは色々と勿体なかった。舞台裏のトラブルさえなければ、もっと凄いボクサーになっていだだろうに。30前の若さでピークアウトして、最後は河野相手にすらアウトボックスできないまでに足が衰えていた。レフェリングによっては2回KO勝ちになっていたけど、河野相手に打ち合っている時点で、ね。個人的には山中の最後よりも衰えていたと思う。

 

パンチ力は『Sバンタムで比較しても』圧倒的に井上が上。

スピードは?

ハンドスピードは和毅が上。

フットワークはほぼ互角。

踏み込みのスピードは井上が上。

こんなところだと思う。

というか、井上のビッグパンチは踏み込みのスピードと鋭さに依るところが大きい。豪腕タイプとは違う。筋力は並でも、踏み込みのスピードを土台として、各部の連動と絶秒な体重移動で、脅威的なパンチが生み出されるのだ。

対して、和毅は踏み込みがやや甘く、上体のみでパンチを打っていた印象だが、果たしてフィジカルトレーニングで下半身を使う打ち方に改善できているのか。

 

条件④:井上と和毅のスキル比較

 

ほぼ互角とみる。

ただし、井上は恵まれたパンチングパワーに支えられた技術であり、パンチ力不足で長いラウンドを支配できる和毅では、スキルの質は異なるかもしれない。減量苦でパンチ力が半減していたLフライ級時代は、田口に判定までいっているし。

 

仮に、であるがSバンタムで思いの外、井上のパンチが脅威ではなくなり、逆にフィジカルトレーニングの成果で和毅のパンチが強く(別に強打者になる必要はない)なれば、純粋なスキル面では和毅が上になると思う。

井上の場合、父の真吾トレーナーによる指導がメインだが、和毅は経験と実績豊富な海外のエキスパート達に施しを受けているので、そういった面から考えても、スキルで和毅が明白に劣るとは考え難い。逆に言えば、弟の拓真と比較しても、それだけ井上の才能・資質が凄まじいという証左でもある。

 

条件⑤:井上と和毅の戦術(作戦)比較

 

明白に井上陣営が上だと思う。

というか、和毅は高スペックなスピードとスキル頼りで、戦術・作戦面はそんなに良くない印象を受ける。三兄弟の中で、この面は1番下ではなかろうか。

 

――以上を踏まえた上で勝敗予想を立てる。

 

ケース1

『割と早期の対決が実現し、井上のフィジカルが未完成な状態』

6-4で井上が有利。

前半KOなら井上。

判定までいったら、和毅が中差~小差で逆転。

6Rを超えたら、和毅も井上のパンチに慣れて、KO決着はなくなると思う。

もしも井上がSバンタムとして打たれ弱い方ならば、KO負けもありえる。

コンディション次第で井上の踏み込みスピードが十全でなければ(=パンチの威力が半減する)、和毅を捕まえるのは容易ではないだろう。

 

ケース2

『井上のフィジカルがSバンタムとして出来上がった状態』

8-2で井上が有利。

ラッキーパンチや故障もあるから絶対に井上が勝つとは言えないが。

中盤までに井上が圧倒して、文句なくKOすると思う。

それに、この時期だと和毅が減量苦になっている可能性が高い。マクドネル戦みたいに後半でガクンと失速するかも。

 

ケース3

『和毅の肉体改造が成功して、パワーレスを解消した状態』

5-5で互角。

当日のコンディションで、スピード勝ちした方に軍配かな。

そもそも井上だってナルバエス、マクドネル(半病人)、パヤノとしか戦っていない。今後はロドリゲスとテテも犠牲者リストに加わるだろうが、Sバンタムのボクサーとして評価すると、ぶっちゃけ全キャリアを通じて亀田和毅より強い相手とは試合していなかったりするのが実情だ。

バンタム時代の和毅だったら、マジで1回KOで一蹴されるだろうが、Sバンタムのボクサーとして対戦した場合、和毅の上積み如何ではほぼ互角になるかと。

 

つーか、ヤフコメのニワカって、階級差の壁を甘く考え過ぎだよね。

Sバンタムで約3年やっている和毅と、減量苦が限界を超えていてフェザーに上げる予定でバンタムだと脱水症状で半病人状態のマクドネルが『今、Sバンタムで』試合したら、和毅が楽に前半でマクドネルをKOできるって簡単な事すら分かっていない感じだ。無知(ニワカ)が過ぎる。

井上と和毅だって、今から半年以内に『フェザー級で』試合をしろって仮定ならば、和毅が圧倒的に有利だよ。ナチュラルから気持ちばかり落とした井上(ドネアのフェザーみたいな身体)と、フェザーでもバキバキに絞れた和毅の試合になるから。まあ、Sバンタム級で例えると、和毅だけグローブに鈍器を仕込んでいいみたいな試合を、井上陣営が了解する筈ないが。

 

冷酷に言えば、和毅だって次の試合で勝てる保証はない。

 

www.zare-kiji-tukai.com

 

井上がロドリゲスやテテ(流石にドネアには負けないだろう)に惨敗して、攻略法を晒すのと同時に、評価が急降下する可能性だってある。そもそもバンタムでまだ合計2ラウンドしか戦っていないし。

ボクサーの評価は、本当にたったの一試合で激変する事があるのだ。

古い話だと、ポプキンスに負けた(子供扱いされた)試合のみで価値が暴落したトリニダードとか。最近だと、ロサレス相手に引き出しのなさを露呈した比嘉とか。

逆に敗戦を経験に、そこから伸びていくボクサーだって沢山いる。戦績に負けがある=弱いではなく、その敗戦を経験にする事が大切である。

 

井上尚弥VS亀田和毅。

興味深いので、できれば実現して欲しいカードだ。

 

 

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