僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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【WBOスーパーフライ級V4】戯れ言――井岡一翔が代役挑戦者を判定で下す【福永亮次は奮闘も完敗】

【WBOスーパーフライ級V4】井岡一翔が代役挑戦者を判定で下す【福永亮次は奮闘も完敗】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

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KO防衛を期待していたのだが

新型コロナ禍の中、変異株「オミクロン株」によって待望の統一戦が流れてしまった井岡にとっては、モチベーション維持が難しい試合であっただろう。挑戦者は明らかな格下で「勝って当然」な相手だ。しかもタイトルホルダーの状況的に世界挑戦が困難な福永にとっては、降ってわいた千載一遇のチャンスでモチベーションは最高潮である。しかし井岡は「10度目の大晦日」という区切りに対し、気合を入れ直した模様。5回~9回のTKO防衛を期待していたが、それは叶わず、けれど完璧な内容でV4を果たして2022年の統一戦へ繋げて見せた。

 

12月31日

会場:大田区総合体育館

WBO世界Sフライ級タイトルマッチ

判定3-0(118-110、116-112、115-113)

 勝利 同級王者

    井岡一翔(32=志成)

    戦績:28勝(15KO)2敗

      VS

 敗北 同級6位

    福永亮次(35=角海老宝石)

    戦績:15勝(14KO)5敗

 ※)井岡はV4

 

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井岡のこれまで

Sフライ級に上げてから、明らかなアンダードッグ相手はこの試合が初である。ロドリゲスJrも、なんだかんだでキャリアと実力がある難敵だったし。

ロマゴンとの試合を回避したイメージからか「強敵との対戦を避ける」なんてレッテルを貼るアンチも多いが、井岡のキャリアは実に濃厚といえよう。

世界戦は19勝10KO2敗

次で世界戦20勝の大台に乗る。

JBCの杜撰さに振り回されもした

亀田家に対して「ありもしない罪をでっち上げ」て裁判で敗訴――から、中身は何も進歩していなかったし、自浄作用もなかったのだろう。タトゥー云々は興味ないが、薬物疑惑問題に関しての井岡は、純粋な被害者で本当に気の毒であった。

ググれば判るが、JBCには呆れるばかりだ。

井岡の名誉の為、重ねて記載しておくが「井岡一翔は潔白」である。

この件で彼および彼の家族を誹謗中傷するような輩がボクシングファンにいるのかと思うと、その民度の低さに悲しくもなった。

まあ、試合外の話題はここまでにしよう。

 

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試合内容を振り返る

ちょっと話題が逸れるけれど、RIZINは面白かった。特にシバターが。朝倉兄弟だが、未来が勝つのは予想外だった。でも海VS井上の決勝ならば海の負けを予想していたけれど、扇久保博正に完敗するとは。

ってか、海は3年連続で大晦日に「やっちまった」を繰り返している。

しかも全部リマッチでリベンジされるという。

2019年:ケイプ(判定勝ち⇒KO負け)

2020年:堀口(KO勝ち⇒KO負け)

2021年:扇久保(KO勝ち⇒判定負け)

これって引き出しが足りないから再戦で攻略されやすいファイターって事なのか。

 

――で、話題を戻す。

 

第1ラウンドはいつも通りの様子見。

2~4回は福永もよく抵抗していた。でも、やはり近距離でのコンビネーションとポジショニングで井岡が巧いという印象かな。左ボディ打ちも良く入っていた。

ペースを握る為か、サウスポーの福永に対して距離を潰しての打ち合いに持ち込む。

福永の右のタイミングを見切ったのか、左フックを被せる場面も。

4ラウンドは左フックのトリプルも披露した。

 

中盤から井岡が堅実に試合を支配する。

6ラウンドに福永の左が炸裂。しかしパンチが浅いのか井岡にダメージは伺えない。「もっと打ってこい」とパフォーマンスまで見せた。

 

7ラウンドからは個人的にはワンサイドかな。

この回に福永は鼻から出血。

福永も執念でパンチを叩き込んでいた。9回には井岡が福永の左でロープまで飛ばされるシーンがあったが、井岡のリカバリーが巧みで福永の攻勢というよりは精一杯の反撃といった感じ。

左回りオンリーでパターンも限られていたので、井岡は癖を掴みやすかっただろう。

 

井岡らしさ――ノーモーションに近い右ショート。

様々な角度・タイミングで繰り出される左フックおよび左ボディ。派手さは皆無だが、コツコツと嫌な感じで相手を削っていく。

そして福永のパンチは芯に貰わない防御技術。

 

10ラウンドから福永は完全に逆転KOを意識した特攻スタイルに。

前に出る福永は、そこそこ左を命中させていたがダメージングブローには至らず。気迫は凄いものがあったけれど。

距離を支配し続ける井岡のガードが機能。

手数では上回る挑戦者に対しディフェンスしつつ、しっかりと打ち返しており「まるで隙が無い」ボクシングだった。明らかにKO狙いを自重し、アクシデント(怪我、故障)を避けた試合運びだ。詰めた後にパンチをまとめていけば、ダウンを奪ったりストップ勝ちを呼び込めたもしれない。

最終回まで余力・余裕を残しての完勝だ。

 

2ポイント差は意外だったが、覆せない2ポイント差だったと言えよう。

他は4ポイント差、8ポイント差だったが、個人的には8ポイント差を支持する。

 

ただ、2020年の大晦日で快勝した田中恒成が再起戦で石田相手にクロスファイトだったので、田中を一蹴した時よりも井岡の評価は下がっていると思う。ぶっちゃけ、Sフライでの田中は「現時点では」大したボクサーではなかったと、思いっきり露呈してしまったので。

福永は引退が濃厚か

試合後のコメントを引用。

 「うまかった。パンチが全部逃がされている感じ。自分のボクシングをさせてもらえなかった」

 「特に顔面は当たっても(井岡は)顔色ひとつ変えない。自分でも(自分のパンチに)疑問を持った」

 「35歳でこれ以上はないかなとも思う。ゆっくり休んで温泉でも行って、うまいもの食って、うまい酒飲んで。一回休んで考えます」

 

対して、井岡は――

 「本当に効いたパンチはなかったし、自分の中で1ラウンドからペースが乱れる展開でもなかった。どういう状況になってもできる自信があったので焦る気持ちは全くなかった。だから顔色一つ変えずにやってたんじゃないかと思います」

 「リスクを負いたくなかったし、ケガしたくなかった。『倒しに行く』という会場の雰囲気を真に受けなくてもいいかなと(笑い)。ここまでやってきたからこそ、僕の自由にできると思う。今まで応援してきてくれた人は、これも『井岡一翔』の一つのスタイルだと理解してくれるはず。盛り上げるために打ち合って、(体を)痛めたり、ダウンしたりとかはしたくなかった」

 

〆としては「2人の素晴らしいファイターに祝福を」だ。

 

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