僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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【PFP1位の4階級制覇王者】戯れ言――最強サウル・“カネロ”・アルバレスが11回TKOでプラントを撃破【世界Sミドル級4団体統一戦】

【PFP1位の4階級制覇王者】最強サウル・“カネロ”・アルバレスが11回TKOでプラントを撃破【世界Sミドル級4団体統一戦】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

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【勝利を喜ぶサウル・アルバレス (AP)】

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カネロ、主要4団体を統一する偉業

優位予想を裏切らない、盤石の試合運びであった。メキシコの誇り、ボクシング界の主役はこの試合でも主役のままで、彼がスーパースターである事の証明がまた一つ増えた。主要4団体の統一王者は、すなわち『比類なき』王者。しかもカネロは、WBA王座⇒WBC王座⇒WBO王座⇒IBF王座と順番に4つのタイトルを獲得して見せたのである。ドラマチックだなぁと感服するしかない。

 

11月6日(日本時間11月7日)

会場:米ラスベガス・MGMグランド

主要4団体世界Sミドル級王座統一戦

TKO11回1分5秒

 勝利 3団体統一王者

    サウル・アルバレス(31=メキシコ)

    戦績:57勝(39KO)1敗2分

      VS

 敗北 IBF王者

    カレブ・プラント(29=アメリカ)

    戦績:21勝(12KO)1敗

 ※)カネロは史上7人目の主要4団体統一

カネロというスーパースター

世界戦の成績をピックアップしてみよう。

ノンタイトルでも有名どころと対戦しているが。

 

①WBC世界SW級王座決定戦(判定勝利)

②同王座防衛1(KO勝利)

③同王座防衛2(KO勝利)

④同王座防衛3(KO勝利)VSシントロン

⑤同王座防衛4(判定勝利)VSモズリー

⑥同王座防衛5(KO勝利)

⑦WBA・WBC世界SW王座統一戦(判定勝利)

⑧同統一王座陥落(判定負け)VSメイウェザー

⑨WBC世界M級王座挑戦(判定勝利)VSコット

⑩同王座防衛1(KO勝利)VSカーン

⑪WBO世界SW級王座挑戦(KO勝利)

⑫WBC・WBA・IBF世界M級王座統一戦(引き分け)

 VSゴロフキン

⑬WBC・WBA世界M級王座統一戦(判定勝ち)

 VSゴロフキン

⑭WBA世界SM級王座挑戦(KO勝利)

⑮WBC・WBA・IBF世界M級王座統一戦(判定勝ち)

 VSジェイコブス

⑯WBO世界Lヘビー級王座挑戦(KO勝利)

 VSゴバレフ

⑰WBA・WBC世界SM級王座統一戦(KO勝利)

 VSスミス

⑱同SM統一王座防衛(KO勝利)

⑲WBA・WBC・WBO世界SM級王座統一戦(KO勝利)

 VSサンダース

⑳主要4団体SM級王座統一戦(KO勝利)

 VSプラント

20戦18勝(12KO)1敗1分

 

【主要4団体統一を果たした選手】
バーナード・ホプキンス(米国・ミドル級)
ジャーメイン・テイラー(米国・ミドル級)
テレンス・クロフォード(米国・スーパーライト級)
オレクサンドル・ウシク(ウクライナ・クルーザー級)
テオフィモ・ロペス(米国・ライト級)
ジョシュ・テイラー(英国・スーパーライト級)
サウル・アルバレス(メキシコ・スーパーミドル級)

 

井上尚弥が世界戦16勝14KO無敗と、数字上では見劣りしないどころか上回っている印象すらあるが、やはりSウェルターからLヘビーという階級だと、対戦相手のネームバリューが華やかになるなぁ。

カネロは34戦(33勝25KO1分)までアンダードッグ相手に入念にプロキャリアを積んでいるのも大きい。世界戦にゴーサインが出た後は、本当に貪欲に金になる相手を求めて戦っている印象だ。特にメイウェザーに敗北を喫してからのキャリアが凄いのなんのって。

メイウェザーに負けたのが44戦目、2013年9月14日である。

唯一の敗戦から8年後――ここまでのスーパースターおよびスーパーボクサーになるとは、2013年当時には多くの人が想像していなかったのではないだろうか。

 

◆合わせて読みたい◆

カレブ・プラント

この試合までの戦績は21戦全勝12KOだ。

世界戦は4戦4勝2KO無敗。

IBF世界Sミドル級王座を3度防衛中。

 

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スピードがある。

バランスと足も良い上に、KO率の印象よりもパンチも強い。過去、この階級で戦った相手の中で最速の男かも。っても対戦相手の質が。

しかも9戦目までで9勝8KO無敗である。

10戦目以降に限定すると――

なんと12勝4KO無敗というレコード。14戦目から5連続での判定決着だ。濃厚なキャリアを築き上げてきたカネロ相手では、やはり厳しかったと言わざるを得ない。

試合内容を振り返る

L字ガードを上手く機能させていたプラントは、序盤だけはそれなりに戦っている様に見えた。よくジャブが伸びていたし、カネロの強打をブロックできていた。

でも、それはカネロ陣営には想定内。

ファイトプラン通りに過ぎず、6ラウンド辺りからペースアップしたカネロが、プレスと強打で主導権をガッチリと握り、以降、試合のペースを譲らなかった。

 

カネロは総パンチ数361発の内、53発もの強打をプラントのボディに叩き込んでいる。反面、ジャブは110発で15しか当たっていない。身長とリーチ差を考えれば、ジャブは本当に捨てパンチとして使用している。

パワーショットが251発で、102がヒット(53発がボディ)――上下にほぼ均等に当てていた。打ち分けが凄い。

 

対するプラントは総パンチ数が441発の内、ジャブが232発を占めていた。

そのジャブが42発しか当たっていない。

パワーショットは209発で59ヒット。

これではジャブでポイントを取る事は可能でも、ダメージは与えられないだろう。

 

 
 
 
 
 
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プラントは決してイージーな相手ではなかったが、難敵を難敵のままブレーンが用意したファイトプランを遂行して倒し切ったのは、現代最高峰ボクサーの名にふさわしい。カネロの強みは作戦遂行能力とそれを可能にするキャリアとスキルである。

 

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今後については「今はゆっくりと休みたい」と、カネロは名言を避けた。

2018年9月からハイペースで試合を消化したので、まずは心身の休養が最優先である。

 

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