僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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【WBOスーパーフライ級V3】戯れ言――井岡一翔がロドリゲスを判定で下す【接戦かつ薄氷の勝利】

【WBOスーパーフライ級V3】井岡一翔がロドリゲスを判定で下す【接戦かつ薄氷の勝利】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

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無観客試合を制した王者

新型コロナ禍の中、前回のV2戦から丸々8ヵ月の試合間隔で3度目の防衛戦に臨んだ4階級覇者・井岡一翔。海外への進出が思うようにいかず、かつ選択試合を挟む日程的な余裕がなかったので、3試合連続の指名試合になってしまう。多くのファンには楽勝を目されていた反面、一部のマニアからは「意外と危険」と警鐘を鳴らされていた相手――WBO2位のロドリゲスJrに対して、どの様な勝ち方を披露するのか注目されていたが、大苦戦ともいえる接戦の末、王者がユナニマス・ディジョンで挑戦者を退けた。

 

9月1日

会場:大田区総合体育館

WBO世界Sフライ級タイトルマッチ

判定3-0(116-112×3)

 勝利 同級王者

    井岡一翔(32=志成)

    戦績:27勝(15KO)2敗

      VS

 敗北 同級2位

    フランシスコ・ロドリゲスJr(29=メキシコ)

    戦績:34勝(24KO)5敗1分

 ※)井岡はV3

 

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井岡のこれまで

井岡の記事もかなり蓄積されてきた。

彼が引退になったら寂しいので、出来る限り現役を続けて欲しいと願っている。と前置きした上で、最新の過去記事は下だ。順番に過去記事を辿れるので一読あれ。サイトマップからでも参照可能である。

◆合わせて読みたい◆

 

田中恒成との試合は、本当に出来が良かったし、噛み合っていた。

鮮烈なダウンシーンを演出し、鮮やかなレフェリーストップ。そこに至る過程へのアプローチはまさにマスタースキル。試合の技術レベルは2度の敗戦の方が上だったし、ベストバウトはニエテス戦だろうが、井岡一翔の代名詞となる名勝負は田中戦だろう。

クロスファイトだったが確実に井岡

アンチ井岡や、採点基準を分かっていないニワカが「インチキ判定、井岡の負け」と騒ぐ内容だったと思う。ジャッジ泣かせでもあった。アウェー(敵地)でこの試合内容だと、地元判定を食らって井岡の負けもあり得た、そんなギリギリ感。

しかしホームで、世界戦では比較的公平なジャッジが行われている日本なので、まあ、井岡に厳しく採点しても最悪でドロー防衛、2~4ポイント差で井岡の勝ち、が妥当だと個人的には受け止めた。

 

井岡の出来・調子は悪かった。

 

スピードやキレは、ぶっちゃけ井岡って毎度毎度こんなレベル(根本的にフィジカルはSフライ級だと貧弱)だが、大晦日の田中戦よりも反応速度が落ちている印象だ。ロドリゲスがやり難く、日本人(の中でもとりわけ素直なタイミングの)田中と、独特のタイミングおよびパンチが伸びるメキシカンの違いはあるのかもしれない。

この試合の出来だと、ロマゴンやエストラーダに勝つのはちょっと厳しいか。

 

ハッキリ言って凡戦なので、面白い試合が観たいという方には時間の無駄な試合だ。

言ってしまって悪いが、僕も2度は観ない。

 

www.youtube.com

 

しかし、ロドリゲスはこの5年間で15連勝(11KO)している上に、負けた相手が初敗戦以外はロマゴン、ニエテス、フェンテスと一線級にしか不覚を取っていない。KO負けはフライ級でのロマゴンだけだし。5敗目も井岡である。負け数は多くても立派なキャリアだ。元世界王者という肩書き以上にロマゴン、ニエテス、フェンテス、井岡という面子と拳を交えただけでも誇って良いボクシング人生である。

ザッと流れを書いておく

序盤は井岡らしく無理しないで様子見。

逆にロドリゲスは手数が豊富でアグレッシブ。

逆ワンツーが効果的なロドリゲスに対して、井岡もタイミングよく左ボディを放つ。

ポイントはロドリゲスだが、V1戦もこんな感じだったかな、と。井岡は落ち着いている。やり難そうだが、想定内だったのだろう。田中はくっそ速かった反面、バカ正直で井岡にしてみれば癖がなくてやり易い相手だった。

 

ちょいクリンチが多い印象だ。

 

4ラウンドは井岡のカウンターが冴えた。でも、ロドリゲスも負けていない。

中盤からボディショットの影響からか、普段通りの井岡ペースに。パンチは貰っているが、総合的には上下の打ち分けも加味して、井岡がやや有利だと思った。

このまま井岡が明白にポイントをピックアップしていきそう――という雰囲気を、ロドリゲスは9ラウンドに払拭する。息を吹き返し、再び互角の展開へ。

でも白熱の好ゲーム、ではないんだよこれが。

 

ジャブが上手く機能しない井岡は、本当に手を焼いている感じだが、それでもスキルは確実に王者に分があった。

後半から終盤も採点が難しい内容(クロスファイト)だったが、的確さとブロックの巧みさ、かつボディブローの見栄えでジャッジにアピールできたのは井岡だろう。アムナット戦とニエテス戦、シントロン戦といったキャリアが生きた試合だった。12ラウンドをフルに活用できるペースメイクの妙は、本当にベテランならではか。派手さはないけれど、職人芸みたいなボクシングである。

 

こういった試合をモノにできるのが井岡一翔の凄さ――だけれど、ぶっちゃけ凡戦だったYO!!

 

世界戦は20戦18勝10KO2敗

井上尚弥の16戦全勝14KOには流石に見劣りするものの、素晴らしい戦績だ。敗戦もKO負けではなく判定だし。しかも後の糧になっている敗戦である。

この試合を「井岡の完敗」と捉えるのは、悪い意味で昭和ボクシング感というか、曲者に対応できずにズルズルと負けてしまう昭和ボクサーなのだろう。評価は落ちるだろうが、苦戦してもスキルとキャリアで生き残れるのは、本当に強みだ。

次はアンカハスとの統一戦?

WBA・WBC王座はエストラーダが保持しており、かつWBA正規のジョシュア・フランコ(アメリカ)は統一戦線にはお呼びではない。で、エストラーダ、ロマゴン、シーサケットで試合(ベルト)を回している感がある現状、井岡が割り込める相手はIBFのヘルウィン・アンカハス(9度防衛中)のみである。

WBO・IBFの統一王者になれれば、井岡もエストラーダ、ロマゴン、シーサケットの相手候補に挙がる筈なので、是非とも念願の統一戦が実現して欲しい。

boxingnews.jp

 

期待した勝ちっぷりには程遠かったので、今回の記事はこの辺にて終了する。

熱意が足りない手抜き記事で済まない。

 

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