僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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【2019年】戯れ言――年始のボクシング世界戦について【パッキャオVSブローナー他】

【2019年】戯れ言――年始のボクシング世界戦について【パッキャオVSブローナー他】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

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①パッキャオVSブローナー結果

帰ってきた英雄――マニー・パッキャオ(40、フィリピン)

2019年におけるボクシング界の幕開けを飾る試合を、日本時間1月20日(現地時間19日)に行った。

会場はアメリカのラスベガス、MGMグランドガーデンアリーナだ。

元6階級王者であるパッキャオは、WBA世界ウェルター級正規王者として、世界タイトルホルダーに返り咲き、この試合は初防衛戦となる。

 

事実上の8階級制覇とも紹介される事も多く、その戦績は――

70戦61勝(39KO)7敗2分

獲得した世界タイトルは――

①WBC世界フライ級王座

②IBF世界Sバンタム級王座

③(リングマガジン認定世界フェザー級王座)

④WBC世界Sフェザー級王座

⑤WBC世界ライト級王座

⑥(リングマガジン認定世界Sライト級王座)

⑦WBO世界ウェルター級王座

 WBC世界ウェルター級ダイヤモンド王座

⑧WBC世界Sウェルター級王座

 ――これで事実上の世界8階級制覇

 WBO世界ウェルター級王座

 WBO世界ウェルター級王座

 WBA世界ウェルター級王座

 

2017年7月、伏兵ジェフ・ホーンに敗れてパッキャオは事実上終わったかに思われたが、2018年7月、実に約9年ぶりとなるKO勝利にてルーカス・マティセーからWBA世界ウェルター級タイトルを奪取して、復活を強く印象付けた。

 

対する挑戦者、エイドリアン・ブローナー(29、アメリカ)

こちらも元4階級制覇のトップボクサーだ。

戦績は39戦33勝(24KO)4敗1分1NC

獲得した世界タイトルは――

WBO世界Sフェザー級王座(剥奪された)

WBC世界ライト級王座(剥奪された)

WBA世界ウェルター級王座

WBA世界Sライト級S王座(剥奪された)

 

陥落よりも剥奪の方が多いという(汗

しかも私生活においてもトラブルメーカーで《ザ・トラブル》と揶揄されているくらいだ。要するにヒールというか、演じるまでもなく素で悪役である。

そんなブローナーはボクサーとしてのキャリアも陰りを見せており、トップ戦線に再浮上する為にも、このパッキャオ戦を落とすわけにはいかない。

 

試合結果は――

WBA世界ウェルター級タイトルマッチ

判定3-0(117-111、116-112✕2)

勝利――王者 マニー・パッキャオ

  VS

敗北――6位 エイドリアン・ブローナー

 

大方の予想通りに、パッキャオの完勝であった。

手数とアグレッシブさでブローナーを寄せつけず。

狙ったKOは逃したが、判定は文句なしにパッキャオだ。サイズ的フレーム的にもSフェザー上がりのブローナーは恐くなかっただろう。

どう考えても判定では勝てないのに、最終ラウンド、余裕のフットワーク(しかもディフェンシブ)をみせていたブローナーには苦笑が洩れた。

 

現在の対立王者は――

WBAスーパーがキース・サーマン

WBCがショーン・ポーター

IBFがエロール・スペンス・ジュニア

WBOがテレンス・クロフォード

 

う~~ん、WBCのポーター以外には勝ち目ゼロっぽい。特にスペンスJrとクロフォードは強過ぎである。

大金を稼ごうと思ったら、やはりパッキャオ本人が望んでいる通りに、メイウェザーに復帰してもらっての再戦しかないだろう。

 

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②リナレス、またも1回TKO負け

帝拳ジムに所属し、日本のボクシングファンにはお馴染みのリナレス。

世界3階級制覇――は、デビュー時に期待された5階級制覇には及んでいないものの、なかなかのキャリアと評して良いだろう。親日家で日本語も上手い。優等生キャラでもあるので、アンチは極めて少ないと言える。

 

戦績は50戦45勝(28KO)5敗

WBC世界フェザー級王座(決定戦)

WBA世界Sフェザー級王座(決定戦)

WBC世界ライト級王座(決定戦)

WBA世界ライト級王座

WBC世界ライト級ダイヤモンド王座

(リングマガジン認定世界ライト級王座)

 

決定戦が多く、王者を破っての戴冠はWBA世界ライト級王座(と同時に賭けられたWBC世界ライト級ダイヤモンド王座)のみだ。

スピード感抜群なスタイリッシュなボクシングを身上としている反面、十代の頃にSバンタム級でスタートしているリナレスは、その打たれ脆さによって、度々KOでキャンバスに沈んでいた。

 

①2009年10月、サルガドに1回TKO負け

②2011年10月、デマルコに11回TKO負け

③2012年3月、トンプソンに2回TKO負け

④2018年5月、ロマチェンコに10回KO負け

⑤2019年1月、カノに1回TKO負け

 

②③と④⑤は、2戦連続でのKO負けとなっている。

ビッグマッチと形容してよい(あくまでリナレス視点だが)ロマチェンコ戦での敗北は、倒されて終わったとしても、評価が下がる様な内容ではなかった。

今回のカノ戦は4階級制覇に向けての調整試合――つまり噛ませ犬に近い相手だったのだが、Sライト級のパワーとリナレスの脆さが合致して、あっさりと1ラウンドに3度のダウンを奪われてのTKO負けとなる。

 

現役を続行するにしても、Sライトは無理だろうなと思った。

個人的には、これ以上のダメージを抱える前に引退して欲しい。

東洋レベルでは桁外れの怪物、超天才にみえていたが、海外に出ると決して超が付く一流ではなかったし、結果としてこれといったビッグネームには勝てなかったが、相応の結果は残したと思う。

③高橋、KO敗で急遽の世界挑戦失敗

IBF世界Sバンタム級タイトルマッチ

(18日、アメリカMSGシアター)

TKO11回2分18秒

勝利――王者 TJ・ドヘニー(32、アイルランド)

    21勝(15KO)無敗=V1に成功

  VS

敗北――10位 高橋竜平(28、横浜光)

    16勝(6KO)4敗1分

 

2019年における日本人ボクサー最初の世界戦である。

全くの無名ボクサー、高橋が案の定ともいえる惨敗で散った。

IBFの地区タイトルでIBFランキングに滑り込んでいるだけの選手で、日本のボクオタにすら無名で、期待のホープでもなんでもない、そんなレベルだ。

 

試合内容からしても普通に記念挑戦でしかなかった。

年末の坂本真宏(六島)よりも酷い経緯での世界挑戦で、もう世界挑戦の機会は巡って来ないだろうと予想する。 

ドヘニー側から指名された一番の理由も「無茶なスケジュールでも、この選手ならば応じるだろう」という皮算用だろう。噛ませ犬の案稗にしたって、真っ当に世界挑戦を伺えるポジションのボクサーならば、今回みたいなケースは挑戦を回避する。スケジュール的には和氣慎吾も打診可能だった筈だが、和氣ならば「準備期間を設けての二度目挑戦」が可能だから、断ったと思う。

ダメ元なのは、本人および陣営だって充分に承知だった筈。

MSGのリングに立てるし、費用も全て王者側持ちだし、実質的にはあってないようなIBFのみの世界ランクだし、無敗でもないし、失うものなんて皆無だった。

そして予定調和通りの惨敗に終わる。

貴重な経験ができただろう。ここからボクサーとして成功すれば、この敗戦(失敗)があったからと語れる。再起する意向の様だが、先は厳しいと予想する。

 

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④和氣、KOで6年8ヶ月前の雪辱

Sバンタム級ノンタイル10回戦

(19日、後楽園ホール)

TKO6回2分20秒

勝利――WBC&IBF4位 和氣慎吾(FLARE山上)

    26勝(18KO)5敗2分

  VS

敗北――元日本同級2位 中嶋孝文(竹原&畑山)

    29勝(13KO)12敗1分

 

リベンジを期した再戦、というよりも世界戦の交渉が上手く運ばずに調整試合、それならば過去に負けた相手に声をかけてみよう、そんなノリだと思った。相手の中嶋選手は下り坂で現在ノーランクだ。雪辱戦という建前がなければ、本当に単なる噛ませ犬で、実際その通りの噛ませ犬に過ぎなかった。

2回にダウンを奪い、6回にも追加。そのまま左で中嶋を仕留めた。

 

さて、世界戦を視野に入れている和氣だが目処は立つのか。

バンテージに「WBC」のロゴ入りのを私用し、そしてアピールしているのだから、WBC正規のレイ・バルガス(メキシコ)か、WBC暫定の亀田和毅(協栄)へのアタックを目論んでいる筈だ。

◆合わせて読みたい◆

 

WBC正規のバルガス

2月に防衛戦を予定しており、WBCも認可した。その後にWBC暫定の和毅との団体内統一戦をWBCから指令されると思われる。WBA正規のローマンとの統一戦を交渉していた様だが、これは不発に終わった。

 

WBC暫定の亀田和毅

バルガスとのWBC統一戦を最も希望しているが、WBCがバルガスの選択戦を認めた為に、事実上のフリー状態。WBCに打診すれば暫定王座の防衛戦は組めると思われる。暫定王座なので防衛戦は可能でも、他団体との統一戦は不可能なので、陣営はとにかくバルガスと試合をしたい模様。

 

WBA正規のダニエル・ローマン(アメリカ)

どうやらバルガスとの統一戦からドヘニーとの統一戦に鞍替えした様子。その前に指名試合を消化する必要があるだろう。

 

IBFのドヘニー

噛ませ犬の高橋を退け、次戦は指名挑戦者との一戦か。それをクリアできれば、相思相愛と思われるローマンとの統一戦に駒を進めるだろう。

 

WBOのエマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)

同級最強王者と目されていたアイザック・ドグボエを破って戴冠したばかり。先行きは不透明だが、とりあえず次戦は選択挑戦者を相手の防衛戦だろう。

 

日程的にバルガスとローマン、そしてドヘニーは近い内(年内)での挑戦はほぼ不可能といって良いと考える。和毅かナバレッテに挑戦者に選んで貰う他ない状況だ。

しかも和毅に選んで貰うにしても、次の初防衛戦しかタイミング的にはない。バルガスが返上しない限り、WBCタイトルホルダーの両者は次々戦での激突が濃厚だからだ。

 

和氣を選ぶメリットが、今のところどの王者にもないので、和氣陣営は順番待ちに割り込もうと思ったら、相当な金を用意する必要があるだろう。

勝算の高い順から並べると――

 

ドヘニー>ローマン>バルガス=和毅>ナバレッテ

 

こんな風に予想する。

与し易いと思われるドヘニー&ローマンのスケジュールが埋まっているのは、和氣にとっては苦しい状況だ。

和毅とのWBC暫定戦は個人的には興味深いが、多くのボクオタが予想する通りに、明白にスピードとスキルで上回る和毅が、中差~大差で判定勝ちしそうだ。中嶋戦も「これでは世界戦は厳しい」という声が多かった。

 

和氣には世界王者になって欲しいので、どうにかしてドヘニーかローマンへの挑戦に漕ぎ着けてくれれば、と願っている。

 

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