僕は【戯れ記事《ゴト》遣い】

「戯れ言遣い」ならぬ「戯れ記事遣い」を名乗るブロガーです。 雑記系ですが、読んで損したと憤慨されても困ります。 だってコレは「戯れ言」だから――

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【随時データ更新】戯れ言――『球詠』新越谷の最強オーダーおよび各ポジション(キャラ)を考察・紹介してみる【最新第56話まで】

【随時データ更新】『球詠』新越谷の最強オーダーおよび各ポジション(キャラ)を考察・紹介してみる【最新第56話まで】

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さあ、戯れ言 記事 ゴト を始めようか――

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

ここまでの『球詠』のまとめ

レビューしているのは第50話からなので、一区切りついた第56話の時点で、おおまかなストーリーを振り返ってみる。

名称は便宜上で正式ではない。

①新越谷ナイン集結編

連載開始から新生・新越谷ナインが集結して、練習試合で初勝利をあげるまで。

人気が不振ならばここで打ち切りになる筈、という区切り。実際は人気が出て内容も好評だったので、アニメ化が内定してプロジェクトが動き始めた。TVアニメは放映開始時期から2~3年前に決定する事が多い。

長期連載を想定していないので、この連載最初期はエピソードとして区切りのあるプロットにはなっていないだろう。

②梁幽館高校戦編

TVアニメ放映の範囲まで。文字通りに夏大の天王山――3回戦(2戦目)である梁幽館との試合をメインに描かれ、その勝利を区切りとする。

人気や売り上げが落ちれば、ここで連載を完結としたに違いない。更に長期での連載が決定したので、追加キャラである光が登場している。

③夏の県大会(1年目)編

梁幽館戦以降の試合――準々決勝で柳大川越との再戦にて敗退するところまで。

戦力的に負けるべくして負けた。

ベスト8は快挙であったが、チーム力的に「その先」がなかったと後に明示される。

④新幹線コンビ編

光が登場・加入すると同時に、夏大の影響で希が深刻なスランプに陥る。希がスランプを克服し、希&光に強い絆が生まれるまで。時系列としては夏大後の合宿(練習試合)⇒新人戦⇒秋の県大会地区予選2試合、という箇所で区切られている。

希&光のエピソード(プロット)を大枠に、詠深のフォーム改造着手、稜の左打ち転向、旧友との再会による怜のトラウマの克服、と小エピソードも補完されている。

そして、ここからは――?

⑤秋の県大会編、⑥関東大会編、⑦春の全国大会編、と勝ち進んでいくのかは不明。

ただし、全国大会に届かずに敗退してしまうと、今度は春に新入生(新入部員)が入ってくる事となり、メンバーが更に増えてしまう。最低でも新入生2名は追加しないと、今度は2年目の秋以降、人数不足で試合に出られなくなってしまうし。

物語のグランドフィナーレは、芳乃が名門復活した新越谷野球部(部員50名くらい)に監督として戻ってくる、なんて想像しているので、新1年生もそれなりに入ってくると思う。芳乃が大学卒業して教職に就いた頃には、詠深はプロの世界で活躍しているだろう。他のプロ入りは、希、光、息吹、白菊あたりかな? 他の面子は大学野球⇒ノンプロという感じで。珠姫だけは高校で野球に区切りをつけて、詠深をサポートしているとかね。

希復活で打線は完成形に近いのか?

夏大のメンバーでは明らかに駒不足 

戦力的に1枚、強打者が足りていなかった。

トップバッターにチーム最高打者である希を据えると、人材的に怜を4番にもってくるしかなくなる。本来ならば、チーム最速の怜は1番打者が適正だ。

怜本人も自覚がある模様で、姫宮戦での第一打席で凡退した後、「すまん。1番に入ったのに」と口にしている。スタメン発表での理沙と交わした言葉からキャラ心情を推察するに、本心では「自分の足(スピード)を最大限に活かせるトップバッター」を打ちたがっているのは、ほぼ間違いないだろう。4番だと自慢の足を活かす機会が激減する。

チャンスで献身的なバッティング=中軸向きの性格ではないし、1番センターや1番ショートとかは、長距離砲以外のバッターにとってチームの顔、花形的な打順でもある。

 

そういった個々の希望はさて置き。

 

希を活かす打線ならば、希と怜は並べて使いたい。

パターンとしては、1番と2番。

3番と4番。そして4番と5番。

 

強力打線だったら、1番と2番に希と怜を(順番はどっちでも)並べてしまう。

(夏大の時点では)貧打に部類される新越谷打線だと、打力上位打者2名を1番2番にもってくると、3番以降が悲惨になってしまうので、この1番2番は現実的ではない。

 

希以外だと、息吹が1番に入っていたが、これはフォアボールでの出塁狙いでの打順。

夏の大一番だった梁幽館戦だと、相手投手(吉川和美)をよく知っている珠姫を例外的にトップバッターに据えた。結果は猛打賞で策は嵌る。

この時の梁幽館の新越谷打線の評価は「恐いのは怜と白菊のみ」だった。

 

梁幽館戦、5番に打順をあげる前の理沙はノーヒットに終わり、3番に抜擢された稜に至っては、最終打席で中田奈緒の速球を送りバントすらできない始末(内野安打1本)である。

2番の菫は全打席、犠打と四死球というご都合展開にするしかなかった。菫と息吹に対しては、吉川和美のキレと球威ならばド真ん中に直球とスライダーを放っていても、たぶん抑えられた。犠打、進塁打、四死球、パスボール、相手エラーは野球漫画で打力の低い打者に見せ場を作る方法「あるある」だが。

 

理沙は3番タイプではない(3番は1番2番の連打が出れば、犠打やケースバッティングが必要という、打率+長打力+小技が理想)ので、3番:理沙、4番:希、5番:怜もあまり機能しない様に思える。ぶっちゃけ、理沙は鈍足の部類だし。

 

夏大での3番に入ったのは、珠姫4試合、稜1試合で、共にOPS0.7未満の打力。

捕手は守備の負担(疲労)が大きいので、OPS0.8を超える打者でなければ、珠姫はトータルで考えると7番か8番に置くのが理想だ。お世辞にも強打者とはいえないデータ(打力)なのに「他のバッターよりマシ」という理由で3番は、理想の打線からは程遠い。

『おおきく振りかぶって』の田島ですら、阿部の負傷で途中からキャッチャーに入った試合で、打席に割くリソースが捕手の負担により激減した(意訳、と敗戦の弁で語っている。

 

要するに3番に適任な打者が欠けていた。

 

希1番、珠姫3番、怜4番で1点しか取れなかった、柳大川越2戦目の敗退(3対1)が、夏大メンバーでの得点力そのものだ。

例外的な主力バッターの途中追加

先発投手が1枚足りていない問題もあったが、そちらは理沙と息吹を成長させれば、埼玉3強相手以外では、どうにかなるかなって印象ではある。実際、理沙⇒息吹のリレーで姫宮クラスは抑えられるまでに成長した。

翔栄校戦では両者で合計8失点だったが。

 

まあ、そんな投手事情はともかく。

3番バッターがいないのならば、3番バッターを追加すればいいじゃん、という火の玉ストレート的な解決方法はド肝を抜かれた。普通はタブーだと思う。

 ※)光の打者モデル選手の柳田悠岐は、新越谷高校のチームモデルであるSBホークスにて不動の3番打者

アニメから球詠に嵌り、コミックスを大人買いし、フォワード本誌を買う様になったのだが、アニメ放映時は光がここまで強キャラとは思っていなかった。詠深が調整中という事もあり、完全に投打の主軸になっている。人気が出たからか、大ゴマ連発だし。

 

高校野球を舞台にした本格野球漫画で、連載が進んだ状態から新しい中軸打者(描画からすると、おそらくチームナンバー2の打力)を、追加するケースは記憶にない。

この件の衝撃で、アニメ放映当時とは違った意味で今では球詠に注目している。

 

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詠深が「あの球」で無双する? ⇒ いいえ、本当の姿は本格派ピッチャーでした。

最初の9人をレギュラー固定で10人目は野手としてはリザーバー(代打メイン)? ⇒ いいえ、追加の10人目は3番打者でチームの主力でした。

 

意表を突くのが好きだよね、プクイチ先生。

 

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上は、チームの打者全員を格下認定していた希が、姫宮戦の第3打席における光のスイングと打球速度、パワーを目にして見惚れているという象徴的なシーン。

たとえ味方であっても格下の打者がホームランを打つと、涙を浮かべて悔しがる負けず嫌いな性格の希が、こういった反応を示すのは劇中で初だ。

中学時代の光は謎のままだが、それなりの指導者から本格的な指導を受けている回想はあった。おそらくこの時点(希が見惚れた瞬間)で、光は怜と理沙の先輩コンビよりも「かつて自分がいたステージに近い選手」と認識したと推察できる。

本質は似ている二人。

そして打者としては真逆のタイプ。

希がないもの(柳田スイング、パワー)を光はもっており、光がないもの(圧倒的なバットコントロール、技術)を希はもっている。

二人は対等に近いのだろう。

希がスランプになったメタ的な理由

メタ的にいうと「希&光の新幹線コンビ」を精神的な意味でも結成させる為。

  • 名前は「のぞみ」「ひかり」
  • モデルが「中村晃」「柳田」
  • 希に新幹線Tシャツを着せる

夏休みに希が着ていた新幹線Tシャツがなければ、「のぞみ」「ひかり」に気が付く読者は激減だったと思う。中村晃とギータには皆が気が付いていたが。

これでもかと「希と光はセット」とアピールしていても、単純に二人を打順で並べて「新幹線コンビ」にしたところで、あまり心に響かない。どうしても二人を強固に結びつける大きなイベントが必須だった。

 

最後まで「新幹線コンビ」に気が付かなった読者にすれば、希の長期スランプはかなりのストレス展開ではなかったのだろうか?

 

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光が芳乃に2つのお願い(1つ目の「希を先発から外す」は芳乃の予定通りだった)をしなければ、「3番ピッチャー光」「9番ファースト詠深」だった。

希のスランプが深刻で、早急に改善する必要に迫られていたとはいえ「スタメン構成に口を出す」というのは、かなり意外に思った。自分は「菫がブレーキになっているから、打順を変えてみては?」という進言だと予想したし。

それから球詠の読者層の問題か、野球漫画ファン以外の読者からは「希をスタメンから外して自分(光)をスタメンで使って欲しい」という予想があった。いやいや、戦力的に、休養を除けばどう考えても希と光、両方とも上位打線で使うだろ、と。シートに工夫が要るが、それでも希と光、どちらか一方しか使わないなんてアホな選択肢を採る指揮官は、超ド級の間抜けだと思うよ?

希&光を核に打線は完成形が近い?

第56話より前の試合では、希が1番 光が3番(合宿前半は5番)がベースで「新幹線コンビ」を連結(打順を並べて)させていなかった。

 

希復活後の試合は、3番に光で4番に希と二人の打順を並べて、芳乃は起用する。

 

新越谷打線に欠けていたピース= 能力的に適した3番打者が埋まり、怜を1番に固定しても問題ない選手層になった。

下の組み合わせ(1~4番までに限定)が、最も効果的な打線だと思われる。

 

1: 怜

2:(希)

3: 光

4:(希)

※)2番 希はメジャー式の組み方

 

下位も含めて完全固定はしないだろうが、とりあえず打線のコンセプトは形になってきていると思う。最終的には作者であるプクイチ先生次第であるが、芳乃をポンコツ指揮官するつもりがなければ、トップをキャップで固定、「新幹線コンビ」を核、で打線の大枠は決定だろう。でなければ、希のスランプが無意味になるし。

5番~9番に関しては、オーソドックスな並び(捕手を下位打線に等)にするか、(主に選手層が厚い強豪校に許される)8番9番にトップ(上位打線)へ繋ぐ強打者を置くという2パターンがある。

バランス型(パワーレスが欠点)の菫を8番、理沙を9番という下位重視の配置も面白いといえば、面白いだろう。ただし「光が8番で希が9番」は流石にあり得ない(無意味)というか、打線の核、コンセプトとはそういう意味だから。

第56話の雑感

特に捻りがなかった新幹線コンビの対決

光が投げて、希が打つ。

ただし打数制限なし。

普通に5打席対決とか思っていたから、この部分が予想できなかった。そりゃ、試合での登板を(芳乃に説明して)回避するわけである。

スランプの元凶である夏大敗退の幻影を振り払い、復活の打棒が火を噴いたのが3割ヒットゾーンにいき18アウトを取った後。要するに、ほぼ1試合分も光は投げている事になる。

希復活の為とはいえ、冷静に考えるとこの対決、光はどんどん消耗していき、希は光の球に慣れていくから、左対左を考慮しても、試合での打者何巡目どころではなく打数を重ねる度に希が有利になっていく。そこを指摘するのは無粋というものだが。

 

この号のきららフォワードの表紙は『球詠』で、希メインで後ろに大きく光。プクイチ先生は希に対する思い入れが強いのだな、と感じた。ぶっちゃけ、光は希のために用意した「翼くんに対する岬くん」みたいなキャラだし。

つーか、光の芳乃への2つのお願いって「試合後の挑発のために希をスタメンから外す(芳乃は最初からその予定だった)」「試合後に勝負でエンドレス投球するので、登板NG(⇒芳乃は先発を理沙に変更)」だった。お願いがなければ、本来、姫宮戦は3番ピッチャー光だったのね。姫宮に対して超舐めプだったとは。

もしも姫宮戦が負けだったのならば、芳乃と光の敗退行為に他ならないのだが(滝汗

理沙と息吹への信頼もあったのだろうが、本業スターター2名を温存して格下に負けたら愚かの極みである。

 

それから怜と理沙は「実力格上の希」に対して遠慮しているというモノローグがあった。対して光は物怖じせずに「全国にいくのに必要な人」と、真っ向から対峙した。

投手としても「全国出場がゴール」ではなく「全国で抑える」事を視野に入れている。

姫宮戦での光の打撃に、希は見惚れていた。

練習試合の段階では、2年生トリオは全員ほぼ同格と解釈していたが、描画されている情報を拾うと、光の立ち位置は希寄りで、怜&理紗コンビよりもワンランク上の選手っぽい。少なくとも、希はそう判断しているだろう。

新・基本オーダーの明示はなし

2戦の地区予選⇒県大会本戦⇒各県の準優勝(必要なのは4~5勝)以上が揃っての関東大会⇒4強以上で春の全国出場権、という流れは現実準拠だ。

 

打順でハッキリしているのは――

●怜はトップバッターのままでいく模様

●希は「4番に入った」と明言されてた

●希のタイムリーで光が生還(=3番打者)

 

1番:センター怜

2番:セカンド菫

3番:ファースト光

4番:レフト希

5番:サード理沙

6番:?(ライト白菊)

7番:?(キャッチャー珠姫)

8番:ショート稜

9番:ピッチャー詠深

リリーフの為の待機:息吹

 

1:怜、2:光、3:理沙、4:希でも辻褄は合う。けれども足が遅い理沙は4番か5番で使いたいタイプだ。というか、3番タイプって新越谷では希と光だけである。

 

姫宮戦でのスタメン発表で「あれ、ファーストが光先輩で、レフトが息吹って事は」という台詞を覚えているだろうか? ついでに「1番センターキャプテン」で怜本人が驚き、「3番ファースト光先輩」で誰も驚かず、「4番ピッチャー理沙先輩」で理沙本人が驚いていた。

つまり「3番ファースト光」の時はレフトに希が入り、先発が詠深というのが通常になっているのだ。

え~~と、野球を知らない人の為に背番号3の希がどうしてファーストではなくレフトに回るのかを説明すると、ファーストが最も楽な守備位置だからに他ならない。姫宮戦でも「投手:理沙⇒息吹」「ファースト:光⇒詠深」「サード:詠深⇒理沙」「レフト:息吹⇒光」と、ややこしくシート変更しているのは、これが理由だ。サードしかできない詠深にレフトは任せられないからである。

センターライン(捕手、二遊間コンビ、中堅)の4名が守備の要だ。残りのポジションは肩が強い方がレフトではなくライトをやる。同じく内野でも、肩が良い方がファーストではなくサードをやる。で、左利きの新幹線コンビは内野はファーストしかできないのだ。

 

守備(捕球)に不安が残るが、強肩で打順を6番まで上げている白菊をスタメンに使うのは、理にかなっている。投手兼任で体力がない息吹を休ませるのも。

最終ページの1ページ前の1コマ目。

投手の詠深がのんびりマウンドに向かっている。センター(外野)の怜は駆け足だ。ライト(で後輩)の白菊は、怜よりも先に駆け出している必要がある。攻撃が5番の理沙で終わっているので打席に立っていないし。仮に息吹がレフトなら、すでにベンチから姿を消して走っていなければいけない。居場所が怜の後ろはあり得ない。

タイムリーヒットの希が2塁から戻ってくるのを生還した光が待っていたが、これは光がファーストだからである。光がレフトに入っているのならば、早く守備位置に着くために駆け足で外野にいくべきだ。

 

打順とポジションを明示しない時のプクイチ先生は、ベンチ等の描画で別解釈可能なフェイクを、意図して織り交ぜているかもしれない。

練習試合でのベンチ描画で、フェイクではなく自然ならば3番が珠姫、5番が光と思われるコマがあったが、得点シーンから考えると光が3番でないと不自然だった。何よりも「特別な理由」なしで、打者としての実力が光>珠姫なのに、3番に珠姫、5番に光というオーダーは根本的に意味不明である。

この第56話のコマだって、最終回の守備だから「守備固め」というか「守備練習」の為に、7回のみ息吹が「お役御免になった」理沙に替わってサード、も可能だし。

 

光登場時はブランクおよび遠慮により「実力を発揮できていない」状態(珠姫談)で、話数を重ねる度に(希を除く)1年生組と光の実力差は開いている印象だ。最初のシート打撃で光が外野オーバーをかっ飛ばすシーンにて「凄いです、試合で見たいです」と稜が絶賛していたから、登場初期から稜達とは実力差はあったのだが。

 

練習試合とは違う。

打撃好調で体力モリモリの白菊を引っ込めて、ライトに光でファーストが希という先発だとすると、芳乃がホームラン級のアホ指揮官になってしまう。前日にフル回転させた息吹を無駄に酷使して、かつ前日に疲れ切っている光を外野って、何を考えているんだ、となる。

前日に球数を投げている理沙と光は、基本的に連投NGだ。

もしも(フォーム調整中の)詠深が乱調で初回からストライクが入らない事態になったりすると、レフトから息吹をスクランブルさせなければならなくなる。アクシデントも含めて、先発が絶対に完投できる保証もない。まともな指揮官なら、無駄にスクランブルさせるリスクを排除して、息吹をリリーフとして待機させておく。詠深がKOされそうになっても、待機させておけば(戦況を見ながら)充分に肩を作る時間を稼げるからだ。

 

グラブとミットの違いであるが、プロではない高校野球で使い分けてはいないと思う。プロ予備軍でもない高校の部活で、1つ数万円の代物を複数持てるとは考えにくい。家が狭い(だから家で素振りできない=居残り練習する)と言っていた希だと、ファーストミットで外野に入るしかないだろう。

ただし、外野の守備範囲が明らかに光>希の場合は、光を外野で起用する。外野の守備範囲は投手の負担(ヒットゾーン)に大きく影響するので。

息吹は投手用のグラブを持っているが、川口家は裕福な部類に入る家庭だろうし。家が金持ちの白菊も複数のグラブを所持していても不思議ではない。

 

基本オーダーが4番:希になるのかは不明。

 

3番:光は確定だろうから、コンビとして希にはその前後を打たせると思う。理沙は4番降格したままなのか。キャップは適正のトップバッターに固定するべきだし。

やはりメジャー式の「2番打者最強打線」にシフトしていくと予想はしているが。

とにかく長かった「希スランプ編=新幹線コンビの絆誕生編」は一区切りついた。

次号から秋の県大会本戦が幕を開ける。

 

余談だが、希のツーベースで光のみ生還という事は、光と希の連続タイムリー(光は状況から二塁打か三塁打が決定的、出塁+盗塁は考えにくい)というケースを除いて、2番の菫は打てていないという結果になる。上位打線のアウト要員として菫が便利キャラなのは分かるが、もうちょっと菫の打撃にスポットを当てた方が、という気にもなる。犠打、進塁打、エンドラン、四死球とまともに打たせてもらっていない。まともな打席は描画されている範囲では、ほぼ凡退ばかりだし。

第55話の雑感

2番・菫は合格点か?

54話の雑感の最後の方にて「芳乃から菫へのスクイズのサインは出るのか?」と書いたが、答えは以下のツイートを貼っておこう。

 

ショートゴロで1打点。最低限の仕事は果たしたといった感じ。

2線級校の急造左腕を相手にしての打者二巡目で、このバッティングはちょっと。2打席共にヒットを打てそうな打撃内容ではない。打ち上げない様にで精一杯な雰囲気だ。不調ではなく好調でこれなのだから、打力が根本的に足りていないのか。

続く4回の表のチャンスでも、セカンドに転がしての進塁打(別に三振でもOKな場面)。下位の稜が出塁⇒トップの怜という流れが機能している反面、菫2番だとせっかくの流れが打力不足で(強攻強打で続けないゆえに)途切れてしまう印象だ。

 

9番・詠深のハンデ戦で快勝

3回表、菫の内野ゴロで逆転。2対1。

続く3番の光先輩がきっちり犠牲フライを打って3対1と突き放す。二巡目になって、しっかりと美月の球を捉えていた。中軸打者のお手本的バッティング。この辺の描画からしても、菫と光では打者としての格が明白に違う。

ツーアウトでランナーなし。4番の理沙がシングルで出塁。5番の珠姫がフォアボール。一二塁と再びのチャンス。6番に打順が上がっている白菊が、セカンド強襲のタイムリー内野安打。野手正面への打球だったが打球が速く、強かった。ポテンシャルはピカ一であるが、技術面でも初心者から次のステージに進んでいる。

 

4対1と3点リード。

 

7番の息吹がファーストゴロに倒れて、4点で攻撃終了。打てる打者(怜、光、理沙、白菊)と打てない打者(菫、息吹)が、二巡目の打席内容で明示されている。珠姫は元々からして可もなく不可もなくといった打力。

 

4回表。4対1のまま。

稜が死球で出塁。セーフティバントでの内野安打に続き2出塁目。貢献している。

打力的に上位(適正的には1番打者)に置くのは厳しいけれど、上位に回す下位としては優良な打者になってきた。

9番のアウト製造機は、まあ、ご愛敬。送りバンドなしで普段通りの三振に終わる。

しかしチーム2番目の足を活かして、稜が盗塁に成功。いい仕事をしているなぁ。詠深はディレイドスイング(捕手の送球を邪魔する、遅れたタイミングでの意図した空振り)ではなかったので、盗塁アシストという三振ではないだろう。

怜は四球(カウントが悪くなったので敬遠気味)を選んで一二塁。

前述した通りに菫が進塁打。

芳乃からのサインなのか、信頼されて任されても進塁打が精一杯だったのか、どちらにせよ菫が目指す「結果を出す打者」には程遠い結果だ。リードしているし、思い切って長打狙いでも許容範囲なケースだが、ゲッツー避けて転がすのを選択した。

ツーアウト二三塁。

格下相手だからこれでOKだけど、埼玉3強クラスを相手にすると(夏大とは違い、研究されているし)菫がブレーキになるなぁ。繋ぎしか出来ていない。いくら2番とはいっても、ここでタイムリーを狙えないのはベンチとしても辛いだろう。

光がライト前にタイムリーヒット。打球が速すぎて、ツーアウトかつ快足の怜であったが、二塁からホームには還ってこれず。今日の光は2打点目。これで最低限という自己評価だから、練習試合から通算してかなり打っている模様。

5対1。

理沙がレフトフライで4回表は終了。相手の好守備に阻まれた。

 

5回裏に1点を返されたが、6回7回と1点ずつを追加して7対2。

最終の7回裏の時点で、ピッチャーは息吹に交代していた。おそらく6回の頭からだろう、展開的に。理沙が本職のサード、光がレフト、ハンディキャップがファーストにシートをチェンジしている。

5回は珠姫、白菊、息吹という打順で無得点。出てもワンヒットかな。6回は8番か9番からのスタートで、怜がヒット。そして光が3打点目か、怜からスタートして理沙が打点をあげているかのパターン。7回表は打順からして白菊が打って、7番以降で上手くランナーを還したと推察できる。

 

7対2で完勝した。

 

エースが登板どころか、アウト製造機の野手スタメンというハンデ戦だったが、格下相手に披露する盤石の勝ちゲームだったと言えよう。

ゲームMVPは勝利投手の理沙かな。

優秀選手は稜、怜、光の3名を選ぶ。姫宮からは小陽を選出しても良いだろう。

怜と光は実力通りの仕事をトップバッターおよび3番打者として十全にこなした感じだが、稜は現時点での実力以上の仕事をしてみせた。怜が引退した後はトップを打てるまでに成長している感じだ。

 

姫宮が新越谷を苦しめて、土壇場での「代打、希!」をやると思っていたのだが、理沙⇒息吹の継投で普通に2失点に抑えてしまうとは予想外だった。菫の代わりに希が「中村晃的な最強2番」に入っていれば、楽にコールド勝ちできていた試合なのだが、この試合で「のぞみ&ひかり」の新幹線コンビ(2番・希、3番・光)を結成すると思っていたから、希出番なしは本当に意外だったなぁ。

 

希の今後は?

この試合を見ても、2番・菫は強豪校相手だと限界がある。

夏大で影のMVP的な成績を残しているけれど、(練習試合も含めて)力不足でのゴロ凡退が多い。現状だとチャンスでタイムリーを期待できない打力だ。というか、プクイチ先生は意図して菫の凡退シーンを描いていると思われる。

光との勝負がどうなるかは不明だ。しかし控え投手の理沙と息吹とは違い、先発完投型の光は、疲労抑制の為に全試合スタメンで出すわけにはいかない。贅沢を言えば、先発する試合だけ3番ピッチャーをやり、他の試合は代打の切り札で良いだろう。

 

格下相手(光が休養)

1番 怜(希)

2番 菫

3番 希(怜)

4番 理沙

 

強豪相手のベストオーダー

1番 怜

2番 希

3番 光

4番 理沙

 

で、使い分けるべきだと思う。

理沙が休養ならば、1番・怜、2番・菫、3番・光、4番・希にする。モデルの中村晃と同じく1番~7番までマルチに打てるチーム最高打者が中村希なのだから。

それに白菊は遠くないうちに5番に上げても良いのかな、というイメージだ。ガールズで全国出場経験があるという理由で珠姫に上位を打たせているが、本来は守備型の選手だし、元チームメイトだった吉川和美から3安打した以外は、大して打っていない。

8番に固定してリードに専念させたい選手だ。

第54話の雑感

姫宮のスタメンラインナップ

タポック@ザッ区民@tapokku325146という方が解読したので引用。

姫宮高校スタメン(モデル選手)
1番 遊 金子(金子圭輔(元ホークス)
2番 三 原(原拓也)
3番 一 後藤(後藤駿太)
4番 投 吉田(吉田修司(元ホークス)×吉田正尚)
5番 中 呂花(ラロッカ)
6番 左 下山(下山信二)
7番 右 菊地原(菊地原毅)
8番 捕 日高(日高剛)
9番 二 塩崎(塩崎真)

 

オリックスベースのチームの模様。

ちなみに1番 ショート 金子小陽(背番号6)と4番 ピッチャー 吉田美月(背番号8)が元新越谷である。小陽と美月が元ホークス⇒オリックス選手をモデルとしているのは、実に芸が細かい。感心する。吉田豊彦という説も。転校した為にガールズ出身の実力があっても1年間、対外試合に出場できないでいた。この秋からようやく出場解禁になっている。

キャプテンは小陽だ。

怜と同じくトップバッターである。そして花形であるショートストップを務めている。注目なのは4番ピッチャーの美月だ。背番号は8で理沙先輩と同じく(おそらく)急造ピッチャー(エースは別?)。完璧に小陽&美月と怜&理沙は対比になっている。

参考までに新越谷の方は――

 

新越谷高校スタメン(モデル選手)
1番 中 怜(岡田幸文(元ロッテ)
2番 二 菫(藤田一也(楽天)
3番 一 光(柳田悠岐×川原弘之)
4番 投 理沙(藤原満(元南海ホークス)
5番 捕 珠姫(山崎勝己(元オリックス)
6番 右 白菊(大村直之)
7番 左 息吹(川口憲史(元楽天)
8番 遊 稜(川崎宗則)
9番 三 詠深(武田翔太)

控え 希(中村晃)

 

ソフトバンクホークスがベースと考えると詠深、希、光、稜、理沙、白菊の5名がポジション的に重要になっていくのであろうか?

序盤の攻防は互角

先行は新越谷。

トップの怜はショート(小陽)の好守備に阻まれてアウト。菫はサードゴロ、光は打ち上げてライトフライ(セカンドフライ?)に倒れて三者凡退に終わる。姫宮ナインは希がベンチにいる事を「飛車落ち」と例えていた。

 

裏になって姫宮の攻撃。

トップの小陽が右中間を破るスリーベースヒット。かなり足がある選手だ。2番がゴロで返して姫宮が1点先制。

 

2回の攻防は共に無得点。

 

3回の表、新越谷は8番の稜から。

つまり4~6番の内の誰かが出塁していた。稜はセーフティバントで内野安打。ラストの詠深にはバントのサインが出ていたが、フォアボールで出塁。ノーアウト一二塁の好機。芳乃の怜への指示は強攻。2番がやや打力に乏しい菫なので正しい判断だろう。

トップに返って怜はレフト線へのタイムリー。

これで1対1の同点。

レフトは追い付いて捕球したのだが、怜は快足を飛ばしてスタンディングでのツーベースに。(流し打ちを想定していたシフト⇒引っ張って逆を突いたとはいえ)通常ならばシングルの当たりだがチーム1の俊足を見せつける。これぞリードオフガール、そして打点マニア。選手の特徴的にやはりトップバッターが最適だ。8番(か9番)稜から1番の怜は打線として良く機能しそう。

 

ノーアウト二三塁のチャンス。

次の打者は2番の菫だが果たして――

 

美月がエースかどうかは不明だが序盤の攻防は互角と評せるだろう。格下である姫宮と互角は、目標が全国なのであまり喜ばしい展開(流れ)ではないが。

次の菫に対して、芳乃はスクイズのサインを出すのかどうかが55話の注目点だ。

ぶっちゃけ、2番が希ならばこのまま一気に畳みかけて大量得点の流れである。菫で強攻して満額回答を得られるのか、それとも地力的に「2番が希に変わる」展開になるのか。

希のモデルが中村晃(最強2番が代名詞)でなければ、そこまで深読みしないのであるが、モデル選手へのリスペクトを考えれば、新越谷が強豪校と真っ向から戦うのには菫2番(モデル選手が楽天の藤田)は限界な展開になっていくと予想する。

希が2番にならないのならば、中村晃的にもう6番しか打順が空いていないし。

第53話の雑感

新人戦(東地区)は慣らし運転

3試合目(東地区の準々決勝)で敗退。

秋の県大会シード権を獲得すればOKなトーンメントで、南地区は「シード校が決まれば打ち切り」という程度だ。東地区ベスト8でシード権をゲットできたので「順調な滑り出し」と芳乃は評価。投手起用については、連投などの無理をする必要はない大会だった。

 

青柳校戦:先発は詠深(6対3)勝利

越谷一戦:先発は光(3対1)勝利

翔栄校戦:先発は息吹、リリーフは理沙

     息吹5失点(3対8)敗退

 

息吹が「翔栄で詠深が先発していれば勝てたんじゃないの?」と芳乃に言った事から、初戦が詠深、2戦目が光と判断できる。逆ならば翔栄での詠深登板はあり得ない。

 

秋大会初戦は暫定オーダー

相手が強豪ではない姫宮高校という事もあり、先発は理沙先輩に。詠深は新フォームの調整で不安定な状態が続いているので、ローテは光を中心に組むだろう。

 

1番:怜(中)=確定

2番:菫(二)=希復活後は?

3番:光(一)=確定

4番:理沙(投)=確定

5番:珠姫(捕)=暫定

6番:白菊(右)=流動

7番:息吹(左)=確定

8番:稜(遊)=流動

9番:詠深(三)=本来はベンチ

希:復活後はどの打順?(2番が最有力)

好調な面子:白菊、菫、理沙

 

チーム最高打者である希はスランプが長引き、ついにスタメンを外れる事態に。

希が復活(姫宮戦で代打に入ると予想)後、どの打順に入るのかが注目である。2番:中村晃(希)、3番:柳田(光)という線が最も高いと考える。復活イベントで両者の絆ができて「のぞみ&ひかり」の新幹線ペアを結成だと思うし。菫も「最近の芳乃バントのサインを出さないのよね」と稜に言っていた。昔の日本式の繋ぎの2番ではなく、メジャー式(近年のNPBも)に2番打者最強オーダーにするのでは? 元ネタ(モデル)の中村晃が1番から7番までマルチに打てるとはいっても、近年はエンゼルスのトラウトに代表される様に、最強2番がメインになっているので。

 

では、各打者についてコメントを。

1番の怜は「4番から解放されたので」この打順が最適だと思う。理沙に「4番ピッチャーおめでとう」と怜が言った時、理沙に「そっちこそ」と返されている。怜本人も中軸より「1番か2番の方が向いている」と自己分析しているのだろう。梁幽館戦で5番に回った時、芳乃に「怜の打力だと4番以外ならば、本来1番か2番」と謝られていたし。発表時にみせた表情からして今回が初1番で、50話の怜は1番ではなかった模様。50話の打順は1番・希、2番・菫、3番・光が正解だった。

今まで「不動の2番」である菫は、希復活後の打順次第か。菫2番に愛着ある読者も多そうだが、格上相手に2番打者が菫だと、トップが出塁しても梁幽館戦みたいに「打撃を棄てて」犠打、エンドラン、進塁打、四死球を狙うしかなくなる。

3番の光は最初に「柳田スイング」を披露した時点からこの打順(3番)ベースだと予想していた。小技もできるのでスペック的には2番も可能だろうが、柳田が打者モデルで2番はなかった。練習試合を含めて秋で最もOPSと打点が高いのは彼女かも。

4P理沙先輩、念願叶っておめでとう。長打力に夏大でチーム最多打点。その迫力ある打棒は4番に相応しい。

5番のタマちゃんは暫定っぽい。中心打者の1人である希が抜けている打順だから。理想としては捕手というポジションの負担を軽減する為に、彼女は下位に置いておきたい。

6番まで打順を上げてきた白菊はこのまま6番に定着か、あるいは5番に抜擢はあるのか。ポテンシャル的には中軸を期待したいけれど、果たして。

7~9の打順は無理に固定する必要はないと思っている。詠深が先発しない試合は、基本的にポジションがダブらないので、オーダー全固定でもいいけれど。

第52話の雑感

夜明林工との練習試合の結果が示されていた。夏合宿前半の残り練習試合(最終日のダブルヘッダー)はオーダーどころか勝敗すら描かれなかった。

その後は4日間のお盆休み(日常シーン)を挟み、第53話から夏合宿後半および新人戦に突入する流れだ。

 

詠深のホームランについて

某掲示板やSNSで「ヨミが長距離砲として打撃開眼した」と誤解した書き込みが割と目に付いていた。エゴサくらいはしているだろうし、プクイチ先生は「あの事故ムランはギャグシーンですよ」と、念入りに誤解に対して火消しを行った。

そもそも学校グラウンドだから柵越えしたに過ぎず「普通の球場ならば単なるセンターフライ」と、本当はHRですらなかったという。

 

守備の課題は残っていた

息吹がクッションボールの処理をミスっていた。終盤は「守備にもキレがなく」とモノローグでも明示されていたし、2試合目だとまだ体力と集中力が維持できない。

 

夜明林工には5対4で勝利

5回の表に2点を追加して、5対0

そこから2点1点1点と追い上げられたが、辛くも逃げ切った。息吹と理沙がリリーフしたのかどうかは不明。おそらく詠深が完投したと思われる。

勝つには勝ったが、詠深のまぐれ本塁打による得点を抜けば実質的には2対4となるので、手放しで喜べる結果とは言えないだろう。公式戦で、仮に普通の球場ならば間違いなく負けていた。夜明林工は控え選手の出場が多かったし。

 

光は5番ではなく3番?

場面は5回表の追加点になるが、希が単打、菫が四球かエラー、光がセンター超えの2点タイムリーツーベース(2死満塁だと走者一掃の3点適時打)を放っている。51話では1回表のベンチの様子から珠姫が3番だと推察したが、それを例外的に(フェイクとして)除けば、光が3番の方が自然な状況になっている。

菫が出塁した後で、珠姫と理沙が続けて凡退でもまだツーアウトで辻褄は合うが、それはそれで中軸としては(本来の3番は怜であるとしても)問題だ。

第50話で怜が1番ならば最も辻褄が合っていたので、それを考えれば3番が珠姫、4番が光、5番が理沙というオーダーも考えられる。チームは各自のOPSを把握しており、現時点では理沙が4番に最も適したデータなのだが、光が理沙以上のOPS(長打力はほぼ互角と推察)ならば、(理沙が3番で)光が4番に入っていても不思議ではない。

 

白菊の覚醒は?

大村邸で、白菊が使っているトレーニングバットが(パワーのある)詠深ですら扱えない重さと判明。小柄で打者としては完全に底が見えている感じの珠姫よりも、可能ならば白菊を6番に据えたいポテンシャルである。クリーンナップを担う現2年生トリオが引退した時を想定すれば、(条件として)打率が2割5分くらいまで上昇してくれれば、5番起用もありだろう。どの道、来年の秋からは白菊が4番なのだし。

第51話のオーダーを振り返る

ダブルヘッダーで行われた練習試合。

第1試合は熊谷実業戦(2度目)

第2試合は夜明林工戦

光が先発の第1試合

1番:希(一)

2番:菫(二)

3番:怜(中)

4番:理沙(三)

5番:光(投)

6番:珠姫(捕)

7番:白菊(右)

8番:息吹(左)

9番:稜(遊)

 

この第51話から理沙が4番に昇格し、キャプテンの怜は3番に下がった。

先発が光ならば、極めてオーソドックスな顔並びといえよう。6番~9番の面子は、現時点では明らかに上位打線に見劣りしているし。

試合は光が完投勝利(4対1)

詠深が先発の第2試合

1番:希(一)

2番:菫(二)

3番:珠姫(捕)

4番:理沙(三)

5番:光(中)

6番:白菊(右)

7番:息吹(左)

8番:稜(遊)

9番:詠深(投)

 

なんとキャプテンの怜がセンターから外れて、センターに光が入っている。

これは芳乃の意図で、連戦での体力と他のメンバーに経験を積ませる目的があってのオーダーだ。光を外野スタメンとしても活用する為のテストと思われる発言を怜がしており、怜が入る場合は3番(中)で怜、5番(外野)で光となる模様。やはり珠姫は6番が基本オーダーだろう。まだ白菊には6番は荷が重い。

出塁能力を考えたら、息吹をスタメンに残したいと思うが、果たして?

いや、投手兼任の負担を思えば息吹をベンチで温存すべきか。

どちらにせよ、現時点で先発投手として光をベンチで温存するという余裕は、今の新越谷打線にはないとハッキリしている。

 

余談になるが、詠深のホームランはギャグ描写だと思う。相手投手、日高の失投(チェンジアップの抜け球)をスタンド(グラウンドのフェンス)インしただけだし。打者としての評価が上がる打撃内容ではない。

第50話での稜の打順は?

ネットというか、某掲示板の作品スレで話題になっていたので、考察してみた。

1年目の夏大後(ベスト8敗退)に行われている夏合宿中での練習試合――熊谷実業戦(初日目)においての打順(オーダー)である。明示がなかった為に、稜の打順は何番なのかと意見が分かれた。

2番説。

3番説。

9番説。

この三パターンがメインだ。

 

ぶっちゃけ、夏の埼玉県大会において稜の打撃成績は振るわなかった。特別オーダーであった梁幽館高校との三回戦(2試合目)こそ、例外的に3番を任されたが、基本オーダーとしては5番から6番に降格されている。クリンナップ失格だ。

そんな中での9番疑惑――

 

流石に9番はないんじゃないか、という感じで2番か3番だろうと推察する読者もいたが、9番説が濃厚だ、とシビアに判断する読者も。

 

結論から述べよう。

第50話での稜の打順は――ズバリ、残酷だが9番バッターです。

 

実は9番から3番までは描かれている状況から断定可能だ。

まず試合の状況を確認しよう。

 

ワンアウトでランナーなし。

これは1塁コーチャー、3塁コーチャー、ベンチの人数(顔ぶれ)、ネクストバッターサークル、打者の数をカウントすれば分かる。ランナーは0だ。

 

詠深は最終回のみの登板。

息吹が3イニング、理沙が3イニング、クローザーとして詠深は7回のみの登板である。そんでもって光が加入したので打撃がポンコツの詠深を野手として使う意味はない。スタメン落ちで打席には立っていないのだ。2番手ピッチャーである光は、この試合は投手としてではなく純粋に打者としてスタメン出場している。

つまり攻撃時の1塁コーチャーは詠深で固定されていると考えて問題ないはず。

 

ヘルメットを手にベンチでタッチしていた菫。

ランナーなしだから送りバント成功ではない。

そのケース(ワンアウト、ランナー2塁)ならば、2番が菫、3番が稜、4番が希という打順も考えられる。だがランナーなしの時点で3番が稜という説は消えるのだ。

では、どうして菫はヘルメットを持っていたのだ? 答えは1つ。自分の打順(2番)が近づいてきたから、3塁コーチャーを光と交代してベンチに戻ってきたのだ。

 

3塁コーチャーの順番は?

人数的に専属で置けないのならば、当然ながらローテーションになる。

そのローテーションだが、ピッチャーとキャッチャー(そしてランナー)を除いて打順の通りに担当してトコロテン方式にするだろう。無意味にランダムにはしない筈。

つまり――

 

三塁コーチャー ⇒ ベンチ帰還 ⇒ ネクストサークル ⇒ 打席

 

こういった並びになる。

よって9番から3番が判明するのだ。

 

9番:稜 ⇒ 1番:希 ⇒ 2番:菫 ⇒ 3番:光

 

4番から8番も推察しておく。

下のラインナップで当たっていると思う。違うとすれば、6番が白菊、7番が息吹、8番まで珠姫を下げて負担を減らす、かな。

守備位置の疑問としては、理沙が投げている時のサードは誰が担当したのか。左利きコンビ(名前からして新幹線コンビともいえる)はファーストとレフトが基本になるので、息吹がサードに入ったのだろうか? あるいは白菊か。初心者の2名に二遊間は無理だし、キャップをセンターからは外せない。

 

対熊実戦:練習試合オーダー

1番:希(一)

2番:菫(二)

3番:光(左)

4番:怜(中)

5番:理沙(三/投)

6番:珠姫(捕)

7番:白菊(右)

8番:息吹(投/三)

9番:稜(遊)

抑え:詠深(代打要員ではない)

 

1番がチーム最高・最優秀打者。2番は不動。3番は上級生のスラッガー。4番は強打者のキャプテン。5番は覚醒しつつある上級生のスラッガー(夏大後半の内容的にはチーム最強打者)。左⇒右⇒左⇒右、と交互になるし、上位打線はこの顔ぶれで問題ないと思われる。

 

追記)実は意表を突いて場面は「1回表の攻撃時」であり、1番が怜(三塁打⇒菫で得点)、2番が菫(犠打か進塁打で打点)、3番が稜、4番が希――という意見もあった。

辻褄はこちらの方が合う。

でも、梁幽館戦で3番があった稜はともかく、キャップの初1番を明示なしでもってくるというのは、ちょっと卑怯かなぁと。ただし、これが正解ならば秋大以降の基本オーダーは1番が怜になるかも。

1回表時の三塁コーチャー担当となると、光は下位打線だったのだろう。

再追記)53話で怜が初1番に指名されている(1番センターでのスタメン発表で驚いていた)事から、この説は明白に否定された。

 

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チームとしての戦力分析

ピッチャー 

4名が投手だ。

実力と経験から分類すると以下になる。

 

先発:詠深(エース)

   光(2番手)

サブ:理沙(本業は野手)

   息吹(本業は野手)

クローザー:詠深

 

埼玉県大会成績

  投球回数 自責点 奪三振 防御率 WHIP
詠深 15回2/3 16 2.23 0.89
息吹 07回0/3 1.00 1.43
理沙 10回1/3 4.07 1.74

※)詠深は2試合で完投

  理沙と息吹は梁幽館、柳大川越という強豪校相手では登板せず

 

夏大の成績をみても、理沙と息吹は「エースの酷使を避ける為に用意」した控え投手という枠組みを超えた数字にはなっていない。本業が野手の急造ピッチャーだ。基本的には、理沙と息吹は本業ピッチャー2名の負担を減らす役割での登板になるだろう。

彼女達が先発するにしても、イニングイーターや完投を期待されるスターターというよりは「いけるところまでいく」というオープナーだ。基本は打者一巡から二巡目、3回~4回を目安に交代する事を前提としている。

追記)秋の県大会初戦、姫宮高校戦にて理沙⇒息吹のリレーで2失点に抑えた(7対2での勝利)。夏大よりも両名共に投手としてレベルアップしているのは間違いない。

 

第50話にて、練習試合ダブルヘッダーの先発は、1戦目(熊谷実業2度目)が光、2戦目(夜明林工高)が詠深。参謀の芳乃からは完投司令が出ているので、右と左の先発2本柱というオーソドックスな布陣がベースになると予想される。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

 

埼玉県内にて屈指の好投手という評価を1年目の夏大で得た詠深に、チーム内での評価もまずまずな光。反面、控え投手2名は経験不足もあり少々頼りないが、先発2名が実力通りに仕事をすれば、やや駒不足ながらも投手力としては高いチームという評価になるだろう。

 

ちなみに1年目の夏大だが、仮に準決勝まで勝ち進めても詠深を2試合連続で先発はさせられないし、もしも無理に2試合連続で先発させれば、決勝で投手として使えなくなるので、すなわち決勝戦を捨てるのと同義になってしまうのだ。

どの道、夏大時点の投手事情では選手層的にベスト8かベスト4が限界だった。

キャッチャー

珠姫のみで控えなし。

捕手としての経験、実力ともに全国レベルの好プレーヤーだ。

だが、代わりがいないので仮に珠姫が怪我や病気で脱落すると、その時点でチームごとアウトになってしまう。来年度、新1年生から有望な捕手が入り、控え捕手として機能するまで、危ない橋を渡る事を強いられる。

内野

ファーストの定位置は左利きの希。

同じく左利きの光が、サブで入るかも。

1年目の夏大は詠深もサブで入っていた。

 

セカンド&ショートの二遊間コンビは、菫と稜。

内野の要だ。

この両名は替えがきかないが、対外的な評価はお世辞にも高くない。特に、派手なプレーを好む稜はイージーミスもある。ハッキリとレベルアップが必要な2人だ。光が加入して先発メンバーをローテーションで休養させる様になっても、この二遊間(と捕手)は守備の関係で常にスタメンしている。

 

サードの定位置は理沙。

サブで「投げない時の」詠深が入る事も。ただし光が加入したので、これからは「投げない時は」ベンチに回る機会が増えるだろう。

外野

センターはキャプテンの怜が定位置。

彼女の守備は全国レベルで評価が高い。

サブで光も入れる事が第51話で判明。とはいっても、センターは怜以外では不安だ。

 

レフトは定位置が息吹。

サブで希と光の左利きコンビか。

 

ライトは定位置が白菊。

初心者なので、ほぼ白菊で固定。

守備力はぶっちゃけ低い。ただし身体能力は高いので肩は強いはず。ライトが弱肩だとシングルが2塁打に、2塁打が3塁打になってしまったりする。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

 

 

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打線

埼玉県大会成績(一年目の夏)

  打率 出塁率 長打率 OPS その他
.563 .588 .813 1.401 1HR 5打点
.364 .563 .455 1.017 四死球5
珠姫 .286 .375 .286 0.661 猛打賞1
.333 .294 .533 0.827 6打点
理沙 .500 .563 .786 1.348 1HR 8打点
.267 .294 .333 0.627  
白菊 .154 .200 .385 0.585 1HR
息吹 .143 .571 .143 0.714 IsoD 4.29
詠深 .100 .250 .100 0.350  

※)赤字が優秀青字が問題

 

貢献度を加味した打撃総合評価

①希(ただし準々決勝は戦犯の1人)

 OPS:1.401

②菫(影のチームMVP)

 OPS:1.017

③理沙(チーム最多打点)

 OPS:1.348

―――OPS1.0(Sランク)の壁―――

―――OPS0.9(Aランク)の壁―――

④怜(まんべんなく活躍)

 OPS:0.827

 ※)ここまでが数字的に優良な打者

―――OPS0.8(Bランク)の壁―――

⑤息吹(1番打者としても機能)

―――OPS0.7(Cランク)の壁―――

⑥珠姫(梁幽館戦で猛打賞)

⑦稜(活躍した場面もあった)

―――OPS0.6(Dランク)以下―――

⑧白菊(数字より内容は良かった)

―――OPS0.5(Eランク)以下―――

―――OPS0.4(ゴミ)以下―――

⑨詠深(打撃では貢献0)

 

1年目の夏大5試合における通算成績から判断すると、チーム打力は明白に課題。

続いてデータのみならず内容から評価。

 

希⇒極めて優秀な打者

  ネックはややパワーレス

  3番での起用がベストか

菫⇒総じて優秀だがこじんまり

  相手からしたら恐さがない

  2番に固定で良いだろう

珠姫⇒並バッター

   OPS:0.661の3番って(泣

   本来ならば8番に置きたい

怜⇒そこそこ強打者

  足があるので1番が適正?

理沙⇒夏大後半からは強打者に覚醒

   パワー的にも4番でOKか

   馬宮戦以降の理沙は文句なし

稜⇒残念賞

  夏大はチームブービーな打者

  現状、上位打線では使えない

白菊⇒見所はあったが全体的には✕

   飛距離と打球の質は良い

息吹⇒大活躍だったが打力は低い

   まともにヒットが打てない

詠深⇒論外(アウト製造機)

   野手としては使えない

 

走力:①怜 ②稜 ③息吹 ④希

長打力:①白菊 ②理沙 ③怜

    ※)光は理紗と同等か若干上?

 

秋の大会に臨むにあたり、稜、白菊、息吹は根本的なレベルアップが必須だ。菫も可能ならばパワー(スケール)アップしたい。ソフバンの柳田がバッターモデルの光は打者として強力だろうが、投手業との兼ね合いでフルには使えないだろう。

 

エース詠深が先発の試合は、9番の彼女が自動的にアウト1つを相手に献上しているに等しいのがちょっと厳しいか。詠深先発の試合、光は投手として休養(ベンチ)、代打の切り札として使用するのが望ましいが、この層が薄い貧弱打線では現時点だと光は中軸打者で起用せざるを得ないかも

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

 

負担が大きい捕手の珠姫が8番を打てるくらいの打線でなければ、全国レベルを相手にするのは苦しいと思う。

詠深たちが3年になる世代だと、現メンバーでは長距離砲が白菊のみとなる。彼女が4番を打てるまで成長できるのか。そして2年1年生以下に、強打者揃いである現2年生トリオの穴を埋められる打者が何名入ってくれるのかがチームとしての鍵だ。

まあ、現2年生トリオの卒業で連載終了するかもしれないが。

 

◆合わせて読みたい◆

アニメ版の特集は以下の記事から!

www.animewokill.com

 

 

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新越谷ナインの解説

背番号1:武田 詠深

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ポジションは投手(三塁手)

基本オーダーは9番

       ベンチ:光ver

 

主人公。

基本アホの子系なのに成績は優秀。

まだ1年生であるがチームの中では最も体躯に恵まれている。

上級生(2年)の怜と理沙に引けを取らない優れたフィジカル。

 

新生・新越谷としてのスタート直後の打順は、白菊と息吹が初心者なので2人より上の7番を打っていた。しかし春の練習試合での通算打率が.050しかなく、夏大からは9番で固定される事となる。なお、夏大の打率は5試合で.100に終わった。

練習試合の通算打率にちなんで「ゴブ(5分)リン」と読者には揶揄される事も。

打者としてはバッティングがダメなだけではなく、バントも苦手気味である。

 

投手としては傑出している。

中学時代に無名(公式戦未勝利)で終わったのは、彼女の変化球(通称、あの球)を捕球できないキャッチャーが原因であった。

高校入学を機に野球から離れる決意をしていたが、「あの球」を捕れる幼馴染の珠姫と再会した事により、再び野球に取り組む。その後、クラスメートの芳乃が参謀となりチームが出来上がっていく。希の目標に触発されて、全国を目指す様に。

 

スタミナが豊富で尻上がりに調子を上げていく。

柳大川越のキャプテン、大野 彩優美いわく「暴力的なピッチング」

奪三振能力も高い。加えてメンタルも強く、チームメイトに恵まれなかった中学時代の境遇もあり、野球を楽しんでプレーしている。大崩れしない信頼できる投手だ。

ピッチングスタイルとしては、物語開始から1年夏大の梁幽館戦の中盤までは「あの球」をウイニングショットに組み立てていく変化球投手。そして梁幽館戦の中盤以降は、通称「強直球(強ストレート)」に覚醒して、球速・球威による「真っ向からの」力勝負ができる本格派ピッチャーへとスタイルチェンジを果たしている。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

 

通常の直球、ツーシーム、カットボールでカウントを整え、あわよくばツーシームで凡打に、「強直球(強ストレート)」か「あの球」で打ち取りにいく。対戦相手のレベルが上がっていくに従い、「あの球」を見せ球(布石)にする事も増えている。

『おおきく振りかぶって』の主人公、三橋 廉をオマージュしている部分も散見できる。性格は正反対であるけれど(笑

 

夏大で敗退した後は、「強直球(強ストレート)」の制球と、リリースポイントおよびステップ幅の修正というフォーム改造に着手しており、第50話の時点ではその影響で調子を崩している様子が伺える。

まだまだ未完成で、投手としての潜在能力は更に上の領域にあるのかもしれない。

 

球種は以下――

強直球(強ストレート)

詠深のウイニングショット。

彼女にとって最強のボール。

正統なフォーシーム・ファストボールであり、彼女が秘めていた「本来のストレート」でもあった。投球ではなく、中継時にみせた詠深の送球の速度・威力に気が付いた珠姫が、詠深のストレートを本来のレベルまで引き出していく。ネーミングはその珠姫から。

詠深が「本来のストレート」を投げられなかったのは、「あの球」を捕ってもらえなかった中学時代のトラウマが原因で、精神的なリミッターが無意識下に掛かっていたからと、珠姫は考えていた。実際は心理的なストッパー以上に、ステップ幅とリリースポイントが他の球種時と異なっており、それが球速と球威の物理的な差異を生み出していた。

梁幽館高校の戦術担当の参謀マネージャー、高橋友理は「変化球を先に覚えて、本当のストレートは未習得なのでは」と評したが、奇しくもそれは正解に近い。指導者に恵まれずに、独学(我流)で「あの球」をマスターした弊害(代償)として、詠深に最も適した投球フォームから遠ざかっていたのだろう。また、フォーシーム・ファストボールは正確なバックスピンを要求される「最も難易度の高い変化球」とも定義できる。

夏合宿の時点では制球が悪く、高めに外れる事が多い。ゆえに待球に弱い面もある。

純粋な球速としては、熊谷実業の久保田や柳大川越の朝倉に劣らないと推察される。伸びとキレは久保田よりも上だろう。

仲間内では「強直球(強ストレート)」と呼称されているが、対戦相手からは「あのストレート」「例の直球」と畏怖されている。速球派投手によくあるスタミナ切れによる球威の衰えどころか、彼女は回を追うごとに球速・球威を増していくので、バッターにとっては脅威そのものだ。

このストレートは、詠深の成長に追従して更に威力を増していく可能性も。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

あの球(ナックルスライダー)

ウイニングショットその2。

詠深にとって絆と想いが宿る球種。

幼少時におもちゃのカラーボールで投げていた「魔球(大きなカーブ系)」を、硬式でも再現しようと、詠深が独自に編み出した変化球。

再現(酷似)しているのはボールの軌道であり、当然ながら「魔球」と「あの球」では投げ方(特にボールの握り)は異なっている。打者の胸元から縦方向に大きく鋭い変化をみせ、低めにまで落ちる軌道。打者のレベルによっては、顔面付近のビーンボールから変化すると錯覚を起こさせる程だ。

フィクションなファンタジーボールではなく、リアルに実在する変化球で、その正体は「ナックルスライダー」である。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

 

仲間内では「あの球」呼びで一貫されているが、対戦相手(主に強豪校)には球種が「ナックルスライダー」だと看破されている。(強豪校ではない)馬宮高校の面子は「エグい高速カーブ」と見誤っていたが。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

 

県大会上位レベルには初見で対応される事も。

高校通算50本超えの中田奈緒を真っ向からの力勝負で捻じ伏せた「強ストレート」(注)とは違って、全国レベルでは決して突出した球ではない。

 注記)最終打席、中田は「あの球」にはタイミングが合っていたが、「強ストレート」に対しては「完全に振り遅れ+スピンに負けてボールの下を叩く」というファーストフライに倒れる。

このボールも低めに外れる事が多く、待球には弱かったりする。

物語開始当初は、この「あの球(ナックルスライダー)」で強敵を倒していく漫画だと思っていたら、強打者には割と通用しなく、良い意味で予想を裏切られて驚いた。

余談だが、春の練習試合で連敗街道を突っ走っている時、冗談で「魔球デスサイズ」と名付けられたネタがあり、それによりゲーム等で「あの球」を「デスサイズ」と表記していたりする。あくまで冗談であり、当然ながら作中での定着はしなかった。

ストレート

並の球だが、コントロールは良い。

女房役の珠姫は、詠深の「遅いストレート」を配球に使えると高く評価している。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

ツーシーム

何気に詠深が投げるボールで、最も頻度が高い球種だったりする。

コントロール、キレ、変化と珠姫が配球するのに使い勝手が良く、好みなのだろう。実際、このツーシームを中心にカウントを作る場面が多い。

フォーム改良に成功すれば「強ツーシーム」を投げられるのだろうか?

カットボール

詠深としては今ひとつだった変化球。

使用頻度は低いし、ツーシーム程は使えないと珠姫は評している。しかしリリースポイント修正のフォーム改造で使える球に進化した。

チェンジアップ

単に緩急を利用したスローボールではなく、本物のチェンジアップは減速しつつ手元で独特の沈み具合をみせる。詠深の場合は練習試合でパーム系の握りで投げようとしたが、バックフェンス直撃の暴投をしてしまった。

第50話の時点では、取り組んだばかりで完成には程遠い出来である。

 

球詠 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

球詠 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

 

背番号2:山崎 珠姫

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ポジションは捕手

基本オーダーは3番⇒?番(暫定5番)

 

詠深の幼馴染で、疎遠になっていたが高校で再会した。

第2主人公的な立ち位置か。

中学時代には強豪「美南ガールズ」で正捕手を務めており、全国出場の経験を持つ。しかし、最後の大会では強打の控え捕手にレギュラーを奪われてしまった。その件もあってか、高校では「本気の」野球から身を引こうと思っていた。けれども「あの球」を習得していた詠深との再会で、高校でもエンジョイではなくガチで野球をやる事に。

 

捕手としては「強気の」リードを含めて、文句の付けようがないスキル。

データ分析能力も優れている。

その反面、打者としては物足りない。1年目の夏大だが、梁幽館との試合は先発ピッチャーの吉川和美がガールズ時代のバッテリーだった事もあり、例外的に1番を打って猛打賞だったが、それ以降の打棒は振るわなかった。

3番打者としては失格のレベル。光が加入した事により3番から外れる。

夏大の打撃成績的に珠姫が上位打線を打っている様では、チーム打力としては厳しいといわざるを得ない状態だ。

背番号10:川口 芳乃

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マネージャー

実質的なチームの指揮官

 

川口姉妹の双子の妹。

重度の高校野球マニアにして、データ収集と解析を得意としている。野球知識も深い。幼少時から家の近所である新越谷野球部の大ファン。

その頭脳から成績も非常に優秀。

 

参謀役を自任しており、監督以上の発言力をチーム内にて発揮する事も。

采配やオーダーも基本的に彼女の意向で決定される。それもそのはずで、新生・新越谷硬式野球部は「芳乃が集めた芳乃のチーム」という側面があり、監督がチームの実権を委ねられるのは彼女が引退してからになるだろう。

背番号11:川原 光

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ポジションは投手(一塁手/外野手)

基本オーダーは3番

 

1年目の夏大終了後に加入した新戦力。

戦力的なテコ入れ要員ともいう。

「がんばるぞい」ポーズの使い手。

2年生であるが、去年入部を見送ったのは不祥事にも繋がる結果となった当時の上級生からの過剰な下級生シゴキを目撃して委縮してしまった故。その過去に対して、同じ2年の怜と理沙に引け目を感じている。

 

一部の読者からは「幼女先輩」と人気。

ロリで美少女かつ可憐な外見とは裏腹に、脱いだらガチムチなアスリート筋肉を纏っている。形容するのならば、パワー系ロリ。

貴重なサウスポーでもある。

通常ならば、新戦力は来年度まで補充できない。しかしレアケースとして投入された強キャラクターだ。決定的に足りなかった投手の台所事情を補い、かつ打線の破壊力不足をも一気にカバーできる存在。リザーバー型が多い追加キャラでは珍しい「中途参加なのにチームの主力」タイプである。

 

投手としては、コントロールがアバウトで球質が軽いという欠点を持つ。持ち球は「スピンが良質な直球」「スライダー」「チェンジアップ(おそらくサークルチェンジ)」の3つが判明。他にも持っているかも。珠姫いわく「駆け引きのし甲斐がある投手」

エース詠深と比較すると投手としての能力は格落ち感が否めない。

その反面、打者としては詠深より遥に上で、小技とパンチ力を兼ね備えている貴重な左打者だ。スイングのモデルがソフバンの柳田(ギータ)そのまんまである。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

 

第51話では野手としても5番に入っていたが、公式戦では投手優先で9番に戻る(練習試合初参加時は詠深と同じ打順を埋めていた)可能性もある。珠姫が8番、光が9番でも問題ないのならば、その時の新越谷打線は相当なものだろう。

名前的には「のぞみ」と「ひかり」で、希と新幹線コンビになっている。モデル選手的にも中村晃とギータだ。第56話にて二人の絆は強固に結ばれた模様である。

スタメン時の打順は3番が基本。

その56話では3番が光、4番が希で、二人は打線初コンビを組んで機能している。

夏合宿の練習試合~秋大予選戦まで、豪快なフルスイングからの強打を充分に発揮している。強烈な打球速度およびパワーは理紗、白菊と並んでチームでも屈指。

背番号3:中村 希

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ポジションは一塁手(左翼手)

基本オーダーは1番(4番)⇒?(2番?)

 

九州からやってきた安打製造機。

「勝負して!」

ややコミュ障(基本的に無口で口下手)な面もある。こと野球においては戦闘民族。ホームランを打った味方への祝福で、本気の蹴りを入れる女である。先輩に敬語を使うのも苦手な模様。けれども誰よりも野球に対して真剣で努力家だ。

芳乃ラブな人で打者の主役ともいえる。

 

チームではナンバーワンの打力を誇る。

クラッチ&スプレーヒッター。

俊足好打で打球方向を狙った位置へコントロールできる。高い打率に長打率。ただしパンチ力と飛距離は中距離打者以下で、二塁打で長打率を稼いている。 公式戦のホームランは梁幽館戦での1度のみだ。白菊のパワー(規格外の長打力と飛距離)に嫉妬して、一方的にライバル視している。

 

基本的に1番に入るが、4番を任されるケースもある。その場合は1番には息吹が入り、キャップが5番に下がる。

夏大が終わりスランプに陥る。主に(技術面よりも)精神面が原因だ。

強打者の光が加入して彼女が基本的に3番打者に。加えて、6番だった理紗が4番打者に昇格と、夏大の頃とは打線事情が大きく変わってしまった。そんな中、秋大初戦の姫宮との試合でスランプからスタメンを外れた際、希の定位置だった1番に怜が入って活躍。

第56話でスランプを克服。復活のスタメンでは4番に入り3番の光と初コンビを組む。

このまま4番に固定かどうかは不明だ。

背番号8:岡田 怜

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ポジションは中堅手

基本オーダーは4番⇒1番

 

キャプテン(主将)を務める。

ガールズ時代から名が知られており、全国レベルでも通用する中堅手。

その守備範囲を支える足はチーム1だ。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

 

面倒見の良い人柄からチームメイト(下級生)達に慕われており、彼女がキャプテンである事に関して不満は一切ない。その反面、キャプテンシーには欠ける面も散見でき、本人も1年目夏大敗退の時点で自覚を持つ。

打者としてもそれなりの力があり、夏大までのメンバーにおいては4番がメイン。ベンチから「打点マニア」と声を掛けられる程度にはチャンスに結果を出している。だが芳乃の評価では「怜の真骨頂は守備」だ。本来ならば中軸よりも1番を打たせたいタイプか。

親友の理沙が4番に昇格した事により、夏合宿の練習試合では3番に降りていた。しかし秋の県大会本番ではスランプの希に代わり最も適性のある1番に入る。

秋大初戦の姫宮戦にて、かつてのチームメイト・小陽と美月と再会。2人との試合および交流を経て、去年のトラウマとキャプテンシーの弱さは克服した模様。

背番号5:藤原 理沙

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ポジションは三塁手(投手)

基本オーダーは6番⇒5番⇒4番

 

チームの副キャプテン的な存在。

ファンの通称「重い人」

走力は「鈍足」と評されるレベルだ。

 

規格外な白菊を除けば、そのパワー(パンチ力)は光とチーム1、2を争う。

控え投手もこなしており、重い球質を利したパワーピッチングを身上としている。

打者としては夏大の馬宮戦まではチームに貢献できていなかった。基本オーダーも6番だった。しかし馬宮戦でのホームランから状況が変わり、熊谷実業戦および柳大川越戦で強打者として覚醒した感がある。5番に定着。自信を得て精神的に成長した。

 

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引用元――球詠(漫画:マウンテンプクイチ、芳文社)より抜粋】

 

春の合宿で、怜に「4番ピッチャーを務めた時、貴女を超える」と言っていたが、投手としてはともかく、打者としては怜を超えて4番に入っても不思議ではない位置まできた。

そして第51話にて、ついに念願であった4番の座をゲットしてみせる。

秋大予選初戦では4番ピッチャーを務め、見事に勝利投手に輝く。内容的に投手としての結果はさておいて、打線の大黒柱として定着した貫録をその打棒によって示した。

だが第56話では、スランプから復活した希に4番を譲り、再び5番を打っている。

背番号4:藤田 菫

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ポジションは二塁手

基本オーダーは2番

 

チームのおしゃれ番長。

不動の2番打者。

打席での小技も含めて、堅実なプレーを確実にこなしている。派手な活躍は皆無だが、チームの地盤を支えている。夏大では影のMVP的な数字を残した。無失策、犠打成功率100%、四球の数、出塁率に加えて、なにげに打率と長打率も悪くない。極めて上位打線向きの打者。このままスケールアップすれば最高の2番打者になれるだろう。

背番号7:川口 息吹

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ポジションは左翼手(投手)

基本オーダーは8番⇒7番:詠深ver

          8番:光ver

 

センス・オブ・ワンダー。

運動センスのみなら天才と形容できる。

芳乃の双子の姉。

野球においては、芳乃のリクエストで幼少時にプロ選手のフォームを物真似していた経験から、いわゆる「コピー能力」を発揮できる。ただしコピー(模倣)可能なのはフォームのみ。スピードとパワーはオリジナルには及ばない。

野球初心者というよりは、アスリートとしてスタートラインに立ったばかり。

コピー能力を発揮してもオリジナルに及ばないのは、単純にフィジカルが不足している為である。

 

1年目の夏大において、初心者とは思えない活躍を披露するが、土台ができていない故の未熟さも目立っていた。

フィジカルとキャリアが彼女の才能に合わされば、3年生になった頃にはチームを牽引できる中心的存在になるに違いない。

背番号9:大村 白菊

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ポジションは右翼手

基本オーダーは7番⇒6番

 

剣道のインターミドル王者。

強烈な打球速度と飛距離を誇る「ロマン砲」

神仏照覧。

実家が剣道道場を経営しており、その関係で白菊自身も剣道家である。白菊は剣道ではなく野球選手に憧れていた。母親に「剣道で全国一になれれば野球をして良い」との条件を突き付けられ、本当に全国制覇を果たしてしまう。

知的で和風お嬢様な外見や物腰とは裏腹に、どうやら「文武両道」とはいかない模様。

 

全国でも屈指のスポーツエリートだ。

しかし野球初心者である為、ライトの守備はおぼつかない。打撃もミート力に欠ける。

技量的には未熟そのものであり、息吹の様なセンスには恵まれていないが、そのスイングから弾き出される打球は規格外の一言。芯を食えばホームラン。掠った当たりでも角度がつけばフェンス際。本人いわく「ドン詰まり」でも痛烈なライナー。

 

白菊が初心者から脱した時には、堂々と中軸を任せられる打者に成長している筈だ。少なくとも3年生時は4番を打っているだろう。

1年目の秋大初戦においては、自己最高打順である6番を任され、相手のシートを真っ向から打ち破る痛烈なタイムリーヒットを放つ等、非凡な活躍をしてみせた。

背番号6:川﨑 稜

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ポジションは遊撃手

基本オーダーは5番⇒6番⇒8番:詠深ver

             9番:光ver

 

菫と同じ中学出身。

悪友と呼べる仲。

ボーイッシュで奔放だ。そしてイメージを裏切らずに学業は劣等生の部類か。

チームの花形ポジションであるショートを任されている。二遊間コンビを組む菫とは対照的に、派手なプレーを好む。その反面、丁寧さや正確さに欠ける場面も。

打撃に関しては、芳乃に「フリースインガー」と評されていた。だが、振り回すわりにパンチ力はない。夏大では打撃が振るわずに、クリンナップである5番から6番に降格されている。例外的に3番を任された梁幽館戦でも第1打席の内野安打以外は活躍できず、クリンナップ失格という芳乃の判断は妥当といえよう。

 

第50話では俊足を活かす為に左打ちにチャレンジ。強打者である光の加入もあり、第51話の練習試合では(詠深がベンチである為に)9番にまで打順を下げている。

左打ちに開眼して、足が武器であるトップバッターになれるか。あるいは彼女が3番を打てるまでに成長すれば、打線として面白くなるだろう。

秋大が始まり、上位に繋ぐ優良な下位打者として、その俊足も含めて(モデルのムネリンに恥じない)才能の片りんを見せ始めている。

監督:藤井 杏夏

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新任であるが野球部のOGで、新越谷高校が県内の強豪だった頃の世代。

高校教師としての担当は家庭科。

実質的にチームをまとめている芳乃がいる為、チーム方針をその芳乃と相談しつつ、大人でしか出来ない役割を担当している。ノッカーとして非常に出来る女。ただし現役時代の体力はすでにない模様。

 

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