【悲報】阪神タイガースが導入した投げ銭システムを巡りVオタとVアンチが喧嘩している件について【バーチャルYouTuber】
さあ、今日も戯れ言《
【引用――Engate:阪神タイガースのページより】
タイガースの投げ銭とは
実は6月末からすでに運用されている。
まずは概要から紹介だ。
MBSメディアホールディングス傘下のMGスポーツ(大阪市)が、スポーツ専門ギフティング(投げ銭)サービスのエンゲート(東京・渋谷)と提携し、タイガースのページを開設した。贈るポイントは、100ポイント150円(税込)から購入できる。1万800ポイントで1万3500円など、購入額に応じて割引になる。「ナイスプレー!」「(ジェット風船を)みんなで飛ばそう!」などのイラストも添えられる。
引用:AdverTimes.(アドタイ)
要するに投げ銭を専用に管理している企業はすでに存在しており、そこに阪神タイガースのページを立ち上げて事業提携したという事だ。では早速、見に行ってみようではないか。
Engateの阪神タイガーズページ
Engate:エンゲート | ファンの声援をアスリートに届けるコミュニティ
右上に【ログイン】と【新規登録】ボタンが設置されている。
トップメニューはタグ化されており4つ。【トップ】【イベント】【ランキング】【選手一覧】だ。これも簡単に紹介しよう。
「トップ」の内容
こんな感じでチャットが流れていく。
今のところは、コメントを返しているのは阪神タイガーズ運営チームであり、投げ銭してもらった選手が個別で返信する事はない模様。
様々なタイプのスタンプがあり、今後も増えていく予定である。
「イベント」の内容
2020年07月05日 13:15〜2020年07月05日 22:00
タイガースOB 井川 慶 氏ゲスト参戦!
井川慶直筆サインボールプレゼント!
5,000pt以上対象
7月5日(日)、スカパー!で vs.広島カープを見ながらの連動企画!【イベント期間】
2020年7月5日 13:15~7月5日 22:00【イベント内容】
ゲストにタイガースOBの井川慶氏を迎え、スカパー!を見ながらエンゲート内で裏トークライブを行います!
さらに連動イベントも開催!是非ともこの機会を逃さず、ギフティングでプレゼントをGETしてください!
※Engate内トークイベントでは試合はご覧いただけません。スカパー!でご覧ください。【特典内容】
5000ポイント以上ギフティング頂いた方から抽選で10名の方に!
★井川慶氏直筆サインボールをプレゼント!!【特典に関するご注意】
・イベントにはエントリーが必要です。お忘れなくお済ませください。
・特典付与はご登録いただいているご本人さまのみ有効となります。
・特典の対象者さまには、エンゲートにご登録いただいているメールアドレス宛に1週間以内にご連絡を差し上げます。
・当該会員様が特典を辞退された場合でも、ギフティングポイント順位の繰り上げはございません。ライブ配信時間になりましたら、上記の「トップページ」のタブをクリックし、
画面中央の再生ボタンをクリックしてお楽しみください!
至極、当たり前だが、プロ野球選手も球団も投げ銭仲介会社も、ボランティアではなくビジネスでやっているので、少しでも収益を増やそうと知恵を絞っている。
「ランキング」「選手一覧」は略
あえて、わざわざ当記事でキャプチャを貼ってまで紹介する程の内容ではない。
そのまんまである。
ちなみに選手は現在、128名まで登録されている。1名だけOBとして井川慶も。なぜ井川のみ? そりゃ人気あるし、引退してもまだまだ若いが。選考基準は謎だが、このOB枠もこれから増えていくかも。
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なぜか喧嘩をはじめる者たち
この記事を【漫画・アニメ等】【Vtuber関連】で取り扱った理由は、阪神タイガースが投げ銭システムを導入した件について、Vtuberのスパチャに対する投げ銭を巡る討論というか、口喧嘩が勃発してしまったからだ。
【悲報】「投げ銭」文化、スポーツ界に波及! Vtuberカオナシとか馬鹿にしてたお前ら死亡へ | やらおん!
【速報】「投げ銭」文化、スポーツ界に波及。カオナシとか馬鹿にしてたやつら、無事死亡:アニゲー速報
【朗報】『投げ銭』文化、スポーツ界に波及! カオナシとか馬鹿にしてたやつwwww : わんこーる速報!
――っていうか、正直いって上に挙げたまとめ記事内にコメントしている者たちって、上で紹介している阪神タイガースのページを閲覧すらしてなさそう(苦笑
どんな投げ銭システムなのかを調べもせず、大半がスーパーチャットの投げ銭と同じだという感覚で言い合いをしている。いや、投げ銭の本質は同じなのだけれど。
投げ銭する者を「カオナシ」と煽る
『千と千尋の神隠し』に出てくるカオナシというキャラがいる。千尋に砂金で愛情をアピールしたが、その証として差し出した砂金を受け取って貰えなかったキャラだ。
スパチャでVtuberに投げ銭して好意を示そうとコメントを残すファンを、そのカオナシに喩えて陥れるという旨のツイートが流れたのが、このカオナシ煽りの発端である。
結果、こんなコラまで出回る始末。
いや、発端となったツイートを論破するのは非常に簡単というか、そんな的外れなツイートで、どうして「カオナシ」蔑称がここまで広がったのか。
例のツイート
金を差し出すことでしか自分の表現方法がないんだよ
好きな千に砂金差し出してたカオナシと同じ
千はそれを拒絶したけどVtuberは喜んで受け取るからな
だからVtuberオタクというカオナシは成長も挫折もせず一生そのままなんだよ
「金を差し出すことでしか自分の表現方法がない」⇒そりゃスパチャのシステム上、そうなっているからね。そもそも投げ銭コメ機能を表現方法としているのは極一部の例外で、大多数のファンは異なる。公式twitterに突撃する輩は、確かに問題だろう。
「千はそれを拒絶したけどVtuberは喜んで受け取る」⇒そもそも投げ銭を得るのがビジネスモデルだから。このツイートをした人は、無職とか引きこもりとか、社会で働いた経験がないと思われる。ビジネスどころかワークという実体験も薄そうだ。社会人でこれなら仕事は超絶に出来なさそう。
「Vtuberオタクというカオナシは成長も挫折もせず一生そのまま」⇒Vtuberのスパチャ(生配信)が人生の全てなわけない。人間的な成長とやらは正直わからない。今の団塊世代を見ていると「ほとんどの者は70歳を過ぎても幼稚で精神的成長や成熟とは無縁」と感じずにはいられないので。また、挫折はないに越したことはない。多少たりとも苦労して、かつ他人を慮ることができる精神的成長がある人生ならば、他人の人生に挫折や苦労が必須だなんて思えないだろうから。こんな低俗な呟きする時点で、そいつも人生において人間的に全く成長していないと断言する。たぶん70歳を過ぎても成長せずに件のツイートをしたままの幼稚な精神性だろう。
投資と投げ銭、ガチャは余剰資金で
基本、たとえ親兄弟であっても「自分に実害が及ばない範囲」でならば、金の使い方に口を出す様な真似はしない。それは最低限のモラルである。
この「カオナシ煽り」にしても、リアルでやっている人はいないだろう。かつて職場にAKBに嵌っており、握手券を目当てにダンボール一杯に同一CDを買い込み、あろうことか職場に持ち込んで配布(布教)しようとした新人がいた。私物を会社に持ち込むのは勘弁な、的な注意は上司から受けたが、彼に対して、流石に金の使い道に説教したバカはいなかったし。
まあ、それを言ったら社内でも切りがないのだが。
就寝3時間前から飲食は望ましくないから、夜の繁華街どころか会社の飲み会もナンセンスだ。アルコールやタバコも健康に悪いのでナンセンスだ。競馬、キャバクラ、麻雀、パチンコ等もナンセンスだ。と無駄を指摘すれば際限がなくなる。外食とか旅行だって同じだ。その境目はあくまで個人の主観にしか依らないし。
ただし生活費以外の出費は、余剰資金で行った方が健全であるとは思う。
生活費を削って費用を捻出したり借金したりしても、僕に「金を貸して」と云って来なければ、それすらも余計なお世話だと分かっているけれど。
しかし世の中には「説教厨」とか「指示厨」みたいな心の病気を抱えている者も一定数以上は存在しており、彼らに対してのスルースキルを身に着けるのも、かなり大変だったりする。
頭オカシイよね、要求されてもいないのに「勝手にアドバイスとか指示してくる」連中って。アドバイスなんて特に相談された者が返すものである。発達障害や毒親にみられる傾向なのだが、ぶっちゃけ僕の親は紛れもない毒親で、そういう言動が目立つ。
Vアンチはなぜカネナシと煽るのか
このVオタとVアンチの投げ銭に関わる対立は、そう、ソシャゲにおける課金兵と無課金厨の煽り合いにソックリである。
前途した通りに、普通の感覚をしていれば「他人の金の使い方なんて、本人が納得しているのなら別にどうでもいい」問題の筈だが、それを我慢できない者がネット上で声高に自分の主観を「さも、世間の正義だ」とアピールするのだ。
原因は3タイプだと思う。
タイプ1:視野が狭く頭が悪い
自分が理解できない事を許容できず、それを否定しなければ自我を保てない――というタイプ。自分が嫌悪感を抱くものに対して、自分から距離を置けずに「自分の世界から無くなってしまえ」と攻撃してしまう幼稚なタイプ。
他人がスパチャで投げ銭するのは、自分にとって不快感だ。自分が不快感を覚えるのが最も大事であり、スパチャの投げ銭を否定してやる、という思考回路である。
この手の思考をする者は、人間として精神的に成長しないので、触らない方が賢明だ。
タイプ2:ガチな貧乏で嫉妬心
YouTuber(Vtuber含む)が稼いでいる事に嫉妬している層。自分は汗水たらして必死に働いているのに、スパチャの投げ銭で高収入を得ているVtuberが嫌い。Vtuberという存在自体が好きでないのに、さらには儲かっているだなんて我慢できない。
それと同じく、自分は貧乏で趣味に大金を使う余裕がないのに、高額な投げ銭ができたり、多額の課金ができる者が妬ましくて、否定しないと精神の均衡が危うくなる。
実際、高額な投げ銭ができたり、多額の課金ができる層は、その大半が裕福な者達だ。一部の「ガチ恋」と呼ばれる特殊な連中や学生を除けば、高収入なエリート層が投げ銭のメインなのは容易に想像ができる。税収と同じだ。庶民からの税収って税政の割合からすると実は大した額ではなくて、税政を支えているのはごく一部の高額農政者からの莫大な税収だったりする。
ここでデータを出す。
前途した阪神タイガースの投げ銭記事だ。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2018年12月に発表した調査結果では、ライブ配信の視聴者で、有料アイテムを購入したことがある人は、10歳代で13.7%、20歳代〜40歳代で7%程度。1回の配信で最も多くのアイテムを贈ったときの金額は、500円以下が36.8%、1000円以下が21.1%だった。1万円を超える人も10.5%いた。「配信内容に満足したから」(50.0%)、「配信者に喜んでもらいたいから」(34.2%)、「配信を盛り上げたいから」(31.6%)という理由で贈る人が多い。
引用:AdverTimes.(アドタイ)
金銭(経済)的に余裕がある者達が「配信内容に満足したから」「配信者に喜んでもらいたいから」「配信を盛り上げたいから」という理由(むろんサービスの継続の為という者もいる)で、Vtuberのスパチャで投げ銭しているのに、嫉妬を隠せない貧乏人は「カオナシ」と少数の異端を「さも全体、多数である」とミスリードして、煽り立てた。
貧すれば鈍す。
彼等も貧乏な経済状況や貧乏な心から抜け出せれば、他人の金の使い道になんて無粋な関心を示さなくなるだろう。
タイプ3:既得権益者の妨害工作
どんな業界だって、新興産業にお金が流れていれば、相応のリアクションはあると思う。アニメオタクからVオタに乗り換えた者、声優オタからVオタに乗り換えた者は確実にいるし、それが気に入らない者や既得権益を失った者達は、そりゃいい顔はしない。アンチ活動をしていた者を暴いたら、実はライバル業界ではなく同業者だとか仲間だった、なんてオチは良くあるオチだ。
ただし、このタイプ3については、あくまで推論というか憶測の域を出ていないけれど。
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阪神の投げ銭の現状は
あくまで現時点での話であるが、あまり芳しくない状況の模様。
ソースは以下の記事だ。
まずはそもそも「投げ銭」とは何かだが、ネット配信でそのコンテンツの内容が良かった時に称賛や共感、応援の意味で金銭を付与すること。要は、大道芸のチップのようなもので、この世界では一般的に行われている。有名なのは「SHOWROOM]で行われるライブ配信などで、月100万円を稼ぎ出すパフォーマーも珍しくない。
一般の個人でさえそれだけ稼ぐというにもかかわらず、球界でも熱狂的ファンの多さで知られる阪神ともあろうものが、投げ銭集めに苦労しているというのだ。7月5日までに集まった投げ銭のポイントのランキングを見ると、1位が阪神タイガースの球団にあてたもので57590ポイント、2位が梅野隆太郎で37530ポイント、3位が藤浪晋太郎で30050ポイントだ。100ポイントを150円で購入するので、ランキングトップのチームそのものですら86385円分のポイントしか集まっていないことになる。
引用:アサ芸Biz(猫間滋)
ザッと阪神の投げ銭ページに目を通した感想だが、やはり投げ銭された選手本人がリアクションを返さなければ、ファンも投げ銭する気持ちにはならないんだろうな、と。
そういった意味では、スパチャの投げ銭システムとVtuberという存在は、非常に相性が良いのだろう。おひねりに対して「お礼の反応」を示すバーチャル的なアニメキャラ。真っ当なファンからすれば、生身のアイドルや声優、既存のアニメキャラよりも継続的に投資する価値があると思う。
もちろん、どんなファンであれ対象に迷惑をかける「ガチ恋」は害悪だ。「ガチ恋」だけは止めよう、マジで。本当に迷惑行為だからね、色々な意味で。
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まとめ
仲良くしろ。相互理解しろ。互いに譲歩しろ。互いに誹謗中傷をやめろ。
とはいわない。
VオタとVアンチよ。
せいぜい「カオナシ」「カネナシ」と醜く滑稽に踊って、まともなファン達や世間一般の者達から「人間、こうはなりたくないなぁ」という反面教師になってくれ。つーか、どうして「カオナシ」が広まったんだ? 前途した通り、論破するのは簡単だし、全く的を射ていない喩なのに。やはりタイプ3の存在を勘ぐってしまうなぁ。