【審査前に販売実績3件が必要】本家Amazonアソシエイトに挑戦【アカウント作成から180日以内】
A8.netで提携できず
基本的にASPは一本化して収益をまとめたい――という意向+一回審査に通ってしまえば、登録してある全サイトに広告が貼れるという便利さから、Amazonの広告リンクも「A8.net」で行えればなぁ、と思っていた。楽天アフィリエイトにせよ、Amazonアソシエイトにせよ、ASPを介せば利率は落ちるとは分かっていたが、それ以上に一括管理できるという魅力が上だったのだ。
巷でよく推薦されている「もしもアフィリエイト」は僕には合わなかった。1度は合格したのだが、現在はサイト自体を登録していない。その理由は過去記事にて。
ちなみ「A8.net」の状況は以下である。
月間のクリック数が112で発生件数が4
PVは月間11000程度とまだまだ低い。PVに関しては、ここ最近「家庭料理レシピ」企画を始めたので、その影響(多くの新規記事が戦力外)で下降傾向にあるのだ。この企画の記事がPVを呼び込むのは相当に先の話だろう。
上の画像は2020年4月27日時点のデータ(翌日は6クリック)であるが、これが月間の自己ベストであったりする。今のところ発生⇒承認率は100パーセントだ。とはいえ、発生率が悪いのは一目瞭然である。この発生4件は全て「楽天アフィリエイト」――やはり楽天のみでは分が悪いか。
販売ブランド力の差。
Amazonのリンクを貼りたい。
そう強く思い再び「A8.net」にAmazonとの提携を申し込んだ。
3月15日に提携を再申請。
再申請なので否認のメールは来ない。5日以内に合格メールが来なければ、望みは薄く、半月経過で確実に絶望、そして1月経過で「強制的に審査申し込み解除」となる。
半月(2週間)音沙汰なしだったので、今回もダメかと諦めた――のであるが、4月15日を過ぎても審査申し込み状態が続いているのだ(4月29日の朝に解除)。
本音を隠さずにいえば「不誠実だな」という感想しか出てこない。
このまま宙ぶらりんでも時間の無駄なので、落ちてもいいから「本家Amazonアソシエイトに挑戦してみよう」と決断した。
この時は、本家Amazonアソシエイトの審査方法が(今年の3月頃に)変わっていた事を知らなかったのだ。
アカウントを作成
僕はAmazonのアカウントを2つ所持している。
1つ目はKDP(電子書籍個人出版)関係のアカウントで、これは本名ではない。
もう1つは登録名義は本名だ。
Amazonアソシエイトには購入履歴のあるアカウントが好ましいとの噂があるというか、物販レビューをやる場合にAmazonから購入する必要が出てくるので、Amazonプライムに加入済かつ購入履歴のある本名でのAmazonアカウントを、今回の申請用アカウントにした。
審査申し込み直後にメール返信が
手続きを行ったのは4月28日の14時頃。
5日くらいは審査期間があると思っていたので、かなり意外というか驚いた。
ホーム画面を確認しても、普通に広告リンクが作成できるっぽい。頭の中に「?」マークが乱舞する。何かの手違いだろうか?
訝しみつつメールの文面をよく読む。
Amazaonアソシエイト申し込み完了メール
Amazon アソシエイト・プログラムへようこそ!
○○さん、Amazonアソシエイト・プログラムへお申し込み頂きありがとうございます。
Amazon.co.jpサイトへのリンクをあなたのWebサイトやソーシャルアカウントに掲載開始できます。アソシエイトパートナーはアカウントを維持するために、アカウント作成から180日以内に少なくとも3つの適格販売が必要です。3つの適格販売が発生した段階で、当社のチームはアカウントに紐づいているWebサイトまたはソーシャルアカウントをレビューし、Amazonのコンプライアンスに準拠していることを確認します。
え~~と、つまり「アカウントを維持するために、アカウント作成から180日以内に少なくとも3つの適格販売が必要」という文章が曲者か。
逆に言えば――アカウント作成から180日以内に少なくとも3件の適格販売がなければ、アカウントは維持できない、という事に他ならない。
そして「3つの適格販売が発生した段階で、当社のチームはアカウントに紐づいているWebサイトまたはソーシャルアカウントをレビューし、Amazonのコンプライアンスに準拠していることを確認」とある。分かり易く書き直せば「3件の販売が確定した時点で、正式にサイトを目視にて審査する」という意味だろう。
180日以内に3件契約という壁
これについては特に難しいとは感じない。
18日で3件ならば厳しいが。
約半年もの間、たったの3件すら成約できないサイト(ブログ)に、Amazonアソシエイトは無意味・無用である。僕の場合は楽天アフィリエイトで月1件くらいは発生しているので、Amazonブランドを考慮すると180日で3件はクリアできる――と踏んだ(ただし「どの商品が売れたのか」が分からないのが痛い)。
ただし楽天アフィリエイトが発生しているのは、このサブブログがほとんどなので、メインブログの方は今回、申請していない。おそらく今のメインブログだと180日で3件契約できるか、かなり怪しげだ。メインブログのAmazonアソシエイトへの挑戦は、最低月1で楽天アフィリエイトが発生する様になってからにする。
この程度のハードルさえクリアできないのならば、Amazonアソシエイトはスッパリと諦めた方が賢明なのは間違いない。
Amazonの広告リンクは魅力的だが、売り上げが出ない飾りならばブログの読者にとっても邪魔なだけである。それに「Amazonアソシエイトに通らなかった」という結果にしても、「売れるかどうか分からない段階での門前払い」とは違って、売れないというブログの実力(現実)が数字で出ているので、不満も出ないし。
また「アカウントを維持できなければ」後に剥がさなければならないとはいえ、 1度でもAmazonアソシエイトのホーム画面を操作して広告リンクを貼るという経験を味わえた。最終的に不合格になるにしても、その経験だけでもAmazonに感謝である。
規格変更になった理由を推察
ズバリ、審査合格がゴールになっているブロガーが多いから、だと思う。
Googleアドセンスでも同じように感じている。「より少ない記事数」で合格する事が凄い、みたいに喧伝されているツイートが散見できるからだ。
アドセンスにせよAmazonアソシエイトにせよ「ポリシー違反」という側面からの減点評価になっている印象がある。それ故に、瑕疵が顕在化しにくいであろう、少ない記事数での申請⇒合格が望ましいと考えているブロガーが存在するのだ。
まあ、加点評価ではない以上、確かに減点評価なのだろうけれど。
特にGoogleアドセンスはAIによる審査なので、(人間が審査する)Amazonアソシエイトよりも加点を意識しないのは道理だ。
けれども少ない記事数=「ボロが出ない」状態でライセンスを取得したとして、果たしてその少ない記事数のブログを計画的に運営して、ちゃんと収益を生み出せるサイトにまで育成できるのだろうか? ぶっちゃけ、かなりの割合で脱落者が出ていると想像する。
ぞれからアカウント取得の目的が、収益でない場合もあったりする。
アフィリエイト目的ではなく「単に広告リンクの画像」を著作権を気にせずに使いたいから、なんて「広告主泣かせ」の理由もあるのだ。例えば書籍を紹介する際の表紙画像とか。引用の範囲内(むろん批判的な内容は権利者に不利益なのでNG)ならば、そんな事は気にしなくて問題ないのだが。
前途した「A8.net」での審査もだ。
おそらくAmazon側から「A8.net側の審査は精度が悪く、売り上げという結果に繋がっていない」と判断されてしまったのではないか。だから3月からストップが掛かっているのかも(Amazonに申請した翌日早朝に解除になったが)。そもそも「申請が多いから新規を優先する」という方法だと、運営期間の若いブログばかりがAmazonと提携する事となりがちだ。そうなるとAmazon提携先に運営期間を重ねて記事が多いブログは少なくなるので、Amazonアソシエイトで売り上げを出す割合(確率)も減っていく。これはAmazon側からすれば「記事数を増やして運営ノウハウを追加した再申請組を優先した方が、結果として収益が出るのでは?」と首を捻るだろう。
なんにせよ「収益を上げられない幽霊アカウントの多さ」が、Amazon的には無視できないレベルにきているのだろうな、と思う。
合格基準について考えてみる
単純な話、3件の成約を達成するスピードが最優先事項であろう。
- 1週間で3件到達
- 1ヵ月で3件到達
- 3ヵ月で3件到達
- 6ヵ月で3件到達
これ等の4つの条件のブログが同じ土俵で審査される筈がない。というか、同じ土俵で審査したらアホの極みである。どんなに高品質なサイトでも半年でギリギリ3件の成約というブログを合格させるかというと、かなり疑問符が付く。これから更にブログが育っていくという点を考慮しても、すでに半年運営しているし。
逆に、7日間という短期間で3件の成約を叩き出したブログだと、よほど目に余るポリシー違反がない限り、普通に合格させると思う。半年で3件しか成約できないブログを落としてもAmazonの不利益は少ないが、1週間で3件成約可能なブログを手放すのは、Amazonにとって無視できない損失だからだ。3件✕50週=年間150件(それが続く)なのだから。
それから成約を見るという事は、Googleアドセンスと同様にトラフィックの質も審査対象に入ると考えて間違いないだろう。
簡単にいえば、24時間のcookieが有効な内に別の品物で成約した場合の評価は低いだろうし、ランディングページ(販売用の記事)からダイレクトにリンク商品が購入された成約は高評価になる筈。
3件の売り上げを達成した時点で「審査を開始する」という文言ではなく「アカウント維持の可否を、コンプライアンス遵守しているのかどうかで確認する(意訳」と書いてある点からして、審査という程に厳しい目視チェックではないと推察する。
ぶっちゃけ、悪質なまとめサイトでもな限り、相応な品質かつ真っ当なサイトでなければ3件の成約は勝ち取れないし。
理由や経緯はどうあれ、担当者による「主観での提携審査」の結果が芳しくなくなったから、売り上げとトラフィックの質というデータによる「客観による提携審査」に移行してくれたのは、僕たちサイト運営者(ブロガー)にとっては僥倖だ。否認でも納得できる。
結果はここから先に追記
果たして何日で売り上げ3件を達成できたのか。
あるいは達成できずに「アカウント失効」という結果になったのか。
達成後のAmazon側の判定は――
後に(Amazonアソシエイトに挑戦しようと)続く人達の参考(データ)になればと、記載(報告)予定である。
ちなみに初日4月28日のレポート(29日の深夜更新)は――
見事に「0」が並んでいた。
実質的な初日である29日は――
5クリックだった。
このペースを維持できれば、180日で成約3はいけそうだ。
次は販売が確定したら追記予定。
5月5日に1件目の実績確定
3日に注文が入り、4日に発送済み。
レポート反映は注文が4日で確定が5日。1週間に1件、販売実績とれれば理想。
こんな感じ。
Googleアドセンスの広告単価が落ちまくりで、5月4日のクリック数15(PVは2ブログ合計で約1500)だったのに、100円すら遠かった。4日間でも250円に届かない。クリック数はそれなりのペースなのに。
それを考えたら、物販で狙った商品かAmazonや楽天で類似の高額品を買ってもらった方が安定した収益になりそう。
なお楽天のクリック数はこれ。
今月のクリック数は17
Amazonが15クリック(ただしAmazonはこのサブブログのみのリンク掲載)
割合的には半々といった感じだ。配分としては理想的ではある。
5月14日に4件確定でクリア
12日に2件目の注文、13日に5件の注文が入った模様で、13日に3件が発送済みになった計算だ。実質、半月でクリアできた。
最低でも1ヶ月は要すると思っていたから、予想よりも大幅に良い。
ここから「アカウンド継続が可能か否か」の審査に入るけれど、この結果で審査を通らなかったら苦笑いしかないかな。吉報を待ちたいと思います。
5月22日に審査不能でアカウント凍結
おぉ~~~い! なんてこった!
適格販売クリアから1週間以上も待たされた上に、こんなメールがやってきたよ。
お世話になっております。
Amazon アソシエイト・プログラムへの参加申請の審査が終了しました。誠に残念ながら、プログラム要件を満たしておりませんでした。そのため、一時的に承認されていたアカウントを閉鎖いたしました。
なぜですか?
お客様のサイト http://zare-kiji-tukai.com/ を閲覧できませんでした。以下の原因が考えられます。
- パスワードが必要
- サーバーの応答時間が長く、ブラウザがタイムアウトした
- 指定の URL が無効
- サイトのメンテナンス中または非公開状態どうすればいいですか?
本通知以前に発生した未払い紹介料は全て支払われます。プログラム要件が満たされましたら、またいつでも再申請をお待ちしております。Amazon アソシエイト・プログラムに関心をお寄せいただきありがとうございます。
なお現時点で販売7件が確定している。
あーあーあー、はてなブログを使っていると、時々ホントに頭抱えたくなるっての!
下の記事を参照だ。
このブログは有料版の『はてなブログPro』に契約して、独自ドメインで運営しています。取得したドメインは『 dj-mope.com 』です。
はてなブログではURLに必ずサブドメイン(最初の『 www. 』など)を付けないといけない仕様なのですが、実はここに罠があります。
それは『 www. 』無しの、元々の『 dj-mope.com 』にアクセスしても、「このサイトにアクセスできません」というエラーが出て表示されないということです。
ちなみに、やっとこさ、はてなブログ側の機能改善により「サブドメイン無しでも運用可能」になった。SLL化の遅さといい、この辺はユーザーとして実に悲しくなってくる。
はてなブログでは2020年4月23日(木)以降、独自ドメイン設定の際に、ネイキッドドメイン(wwwなどのホスト名がつかないドメイン)でも運用できるようになりました。これまでは、www.example.comのように冒頭にサブドメインの設定が必要でしたが、今後はexample.comのような形でもご利用いただけます。
独自ドメインのAレコードは設定したが、はてな側から直でリダイレクトかからないので、はてなブログ側でのネイキッド化の再設定にどんな影響が出るのか不明(被リンクや内部リンクが切れる危険性が)。Amazonアソシエイトのサポートセンターにメールで状況は説明したが、できれば、このまま再審査して欲しいなぁ(滝汗
なんにしても、こういった時に「はてなブログではなくWordPressで始めていれば」と、思ってしまう。なんだかなぁ。あ~~あ。
問い合わせしても返事は同じ
サポートセンターに以下の文面で問い合わせた。
要は審査するアドレスが違っていますよ、と。
はてなブログを使っているので、独自ドメインは「 www. 」付きのサブドメインで運用しています。
(今年の4月下旬からルートドメインでも運用できる様に機能改善されました)他サービスの申請画面ですと、「https://www.zare-kiji-tukai.com/」と入力しても「 www. 」が表示されないケースもあるみたいです。サーチコンソールでは、SLL化前とSLL化後、サブドメインとルートドメインの4パターンを統一認識する設定にはしておりますが。
サイトマップ送信の不具合といい、セキュリティとサーバーが強い反面、はてなブログは機能的にエラーや不十分が多い印象です。はてなブログでもルートドメイン運用できる様になったので、独自ドメインのAレコードは設定しましたが、Googleアドセンスやリダイレクト設定の関係もあり、可能ならばサブドメインのままで審査して貰いたいです。
返答がコレ。
全く一緒。
駄目だこりゃ。
機械的にhttp://zare-kiji-tukai.com/を判定用ツールに突っ込んでいるだけ。それ以上は何もやってくれていない。
しかも返信しているのは日本人ではなく、明らかに問い合わせ内容を読んでいない様子である。単純にマニュアル対応&ツール(AI)判定のみ。
よって、リトライする事にした。
理由は単純で、人間の目視で詳細に審査していないと今回の件で判明したので、メインブログとツイッターのアカウントも一緒に申請したいから。精査していないのならば、運が良ければドサクサで3つ一度に審査通過できるかもしれない。
5月29日に復活&審査通過
新しいIDにて、以下の問い合わせを。
上のアドレス「 https://www.zare-kiji-tukai.com/ 」で登録してもアソシエイトホームへの登録アドレスは「 zare-kiji-tukai.com/ 」となってしまい「 www. 」が認識されません。「 www. 」付きのサブドメインは「はてなブログ」において独自ドメインを使う際の制限だったのですが、前回「 https://zare-kiji-tukai.com/ 」が判定ツールに読み込めず、3つの適格販売の後にアカウントを閉鎖されてしまいました。
ルートドメインは空なので、サイトが置いてあるサブドメインの方で審査して欲しい、と問い合わせても、理解して貰えなかった模様で、再び「 https://zare-kiji-tukai.com/ 」が読み込めなかったという回答が。
そちらの仕様上、サブドメインがダメならば、ドメインを預けている「お名前ドットコム」にクレカを登録して、月額100円でリダイレクト処理するしかないのですが、「 www. 」付きでの審査というか、そちらでの判定ツールへの読み込みは不可能なのでしょうか?
回答をお願い致します。
旧IDの再審査を依頼したのではなく、新IDで本審査に入る前にリダイレクト処理する必要があるか否かを確認したかった。また同じ鉄を踏んでアカウント閉鎖を食らったのでは、たまったものではないから。
次はキチンと審査します――という返事さえ貰えれば十分満足だった。
返信はこれ。
お世話になっております。
お客様のサイトの審査を完了し、以前に拒否された申請には復活の資格があると判断しました。本日、アカウントを再開するために必要な措置を講じました。
https://affiliate.amazon.co.jp/ でアソシエイト・セントラルのアカウントにもう一度ご自由にアクセスできます。
今後ともよろしくお願いいたします。
予想というか期待していなかったが、旧IDの復活&審査通過という結果に。
4月29日の申請開始から丸1ヶ月。
なんだかんだで、Amazonアソシエイトを継続できる事になり一安心だ。